世界一周を控えるみなさんへ
こんにちは。世界一周経験者のゆいかなです!
憧れの世界一周に旅立つ日までもう少し。みなさんの心には今、期待と不安が交互に押し寄せていることでしょう。
今回は、みなさんの安全管理に役立てられるよう、単独で世界一周した経験を持つ筆者が、旅中に命の危険を感じた3つの瞬間についてご紹介します。
“命の危険”といっても、テロやバスジャックに遭遇したわけではありません。
基礎的な危機管理をしたうえでも遭遇した、もう少し身近な命に関わる危険です。
筆者の体験を共有することで、世界一周に旅立つみなさんの安全管理に役立てば幸いです。
危険運転するバイクタクシーに乗車

移動手段として便利なバイクタクシー。
配車アプリで手配でき、手頃な価格で利用できるバイクタクシーは、世界一周する旅人の味方。
しかし、バイクタクシーに乗るときは、便利さと引き換えに安全面は低下していることを意識する必要があります!
基本的に、海外の運転は、日本と比べて荒いです。
筆者は、はじめてタイでバイクタクシーに乗った際、あまりの運転の荒さに命の危険を感じました。
渋滞のなか、車と車の間を縫うように、くねくねと運転。
信号が青になった瞬間、カーレースのように勢いよく発車。
車と違い、バイクは身体が剥き出しであるため、もし転倒したり、事故を起こしたりしようものなら大怪我必至。最悪の場合、命を落としかねません。
安全面を考えれば、多少値段は上がりますが、四方が壁で囲まれている車を手配すると安心ですよ。
ベッドバグに噛まれてアレルギー発症

ベッドバグ(トコジラミ・南京虫)は、ドミトリーのベッドなどで遭遇する、吸血性の害虫です。
ベッドバグに噛まれると、激しいかゆみを伴うのは有名ですが、人によっては、ただかゆいだけでなく、命に関わるほど危険な状態になります。
筆者は、世界一周中にベッドバグに噛まれたことにより、命の危険を感じる事態を経験しました。
筆者は、これまでに何度もベッドバグに噛まれましたが、とくに酷かったのはスペインでキリスト教の巡礼路「カミーノ・デ・サンティアゴ」を歩いていたとき。
カミーノ・デ・サンティアゴは、巡礼者が1本のルートを宿泊を伴いながら進み続ける特徴から、誰かがベッドバグを持ち運んでしまうと、巡礼路全体にベッドバグが蔓延してしまう危険があります。
実際、筆者がカミーノ・デ・サンティアゴを歩いたときも、ベッドバグがルート上に大量発生しており、筆者もルート上で4回噛まれるほど蔓延していました。
筆者は、虫アレルギーの体質で、ベッドバグに噛まれると、耐え難いかゆみはもちろん、腫れ、激痛、巨大な水疱、発熱といった、その他さまざまな症状まで出てきてしまいます。
アレルギー反応が収まる前に、またベッドバグに噛まれるというのを繰り返していたため、巡礼の終盤は、そろそろアナフィラキシーショックが起きてしまわないか心配でした。
実際、ベッドバグに噛まれる回数が増えるほどに強いアレルギー反応が出ている感覚がありました。
「次にベッドバグに噛まれたら、アナフィラキシーショックで死ぬかも」
このような恐怖を感じるほど、筆者にとってベッドバグは、命を危険にさらす存在でした。
虫アレルギーをお持ちの方は、ベッドバグでアナフィラキシーショックを引き起こしてしまう危険があります。
ベッドバグを甘く見ることなく、布団に入る前にベッドバグがいないか確認するなど、しっかり対策を取りましょう。
病院のない僻地で体調不良

海外での体調不良は避けたいものですが、僻地に行くときは、とくに注意が必要です。
受診可能な病院が全くない!という事態に陥る可能性があるからです。
実際、筆者はモロッコのサハラ砂漠で体調を崩した際、受診可能な病院が近くになく、自然治癒力で治すしかないという事態に陥りました。
連日の嘔吐と下痢で、水分が取れずに脱水気味。赤痢と思われる症状で、本来は受診すべきことを理解しつつ、仕方ないため、自分の自然治癒力を信じて休むしかありませんでした。
幸いにも、筆者の自然治癒力は強く、病気に打ち勝ちましたが「もし容態が悪くなっていたら」と考えると、命を落としていたかもしれないとぞっとしました。
病院さえあれば助かる命でも、僻地であれば、受診できないがために命を落としてしまう危険があります。
僻地に行くときは、万全な体調で行くようにするなど、体調管理により一層留意することをおすすめします。
身近に潜む危険を意識して、安全に旅をしよう

今回は、世界一周中に筆者が経験した、命の危険を感じた3つの瞬間についてご紹介しました。
筆者の経験が、これから世界一周に旅立つみなさまの安全管理に役立てば幸いです。
安全に楽しく旅をして、無事に日本に帰ってきてくださいね!
All photos by ゆいかな