世界中にある赤い奇跡を訪ねてみます。素材はいろいろです。赤い花、赤い岩、赤い屋根、赤い木々、赤い砂漠、いろんな素材が、いろんな景観で「赤い絶景」を創りだしてくれます。
赤は情熱の色、赤は魂の炎の色です。心に響くフラメンコの音色も真紅です。世界中の赤い絶景を求めて旅立ちます。
ナミブ砂漠(南アフリカ共和国)夜明けの赤い砂漠
photo by shutterstock
南アフリカ共和国、ナミビアに広がる世界でも稀な「赤い砂漠」です。見どころは夜明け前からほんの数時間です。
突き抜けるような青い空と赤い砂漠のコントラストに心身が包み込まれます。どこまでも続く赤い絶景は生涯忘れることのない奇跡の景観です。
アンテロープキャニオン(アメリカ)先住民の赤い魂を感じます
photo by shutterstock
アリゾナ州にある不思議な赤い渓谷です。アメリカ先住民「ナホバ族」の居留地内にあり、神の宿る渓谷と崇められています。
凛とした空気がこの赤い渓谷の神秘性を更に高めています。長い年月をかけて砂岩は浸食されます。自然界が織りなすロマンの結晶です。
ラルン・ガル・ゴンパ(チベット自治区)の数万の朱色の家屋
photo by shutterstock
photo by shutterstock
チベットの聖地、ラルン・ガル・ゴンパの建物は屋根、壁、階段など外装はすべて朱色に塗られています。街を行き交う数千人の僧侶の衣装も朱色です。
神に祝福された朱色の聖地に暮らす聖人の穏やかな笑顔が印象的です。女性の唇も、もちろん朱色に染められています。
ボリビア、レッドラグーンの雄大な赤が美しい
photo by shutterstock
雄大な景色の国ボリビアでフラミンゴの聖地と呼ばれるレッドラグーンです。湖と砂泥地がどこまでも続きます。足元の砂地はピンクがかった赤色の砂です。
海抜3500mに位置する首都ラパス郊外の不思議な湖に吹き渡る霊気溢れる風が心に残ります。