旅の目的は色々ありますよね。美味しいものをいっぱい食べたい!お買い物をしたい!遊びたい!その中でも多い理由が、普段見ることのできない風景を見たい!ですよね。
今回私が紹介したいのは、そんな風景の中でも、必ず見ることができるわけではなく、ある程度皆さんの運も必要な風景です。それは、水面が反射して上下逆さまに映っている風景です。水面が鏡面になっていて、天気が良くて風があまりなく、水が澄んでいる事が必要条件です。
簡単に見ることができないからこそ、現地で見ることができた時の感動は言葉にも表せないものとなるでしょう。それでは私が選りすぐった7か所の素晴らしい風景をご紹介いたします。
サグラダファミリア―スペイン・バルセロナ-
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まず初めは、スペインのカタラーニャ出身の建築家アントニ・ガウディ氏が手掛けた未完成の巨大協会サグラダファミリアです。1882年に建築が開始され未だに建設途中の建築物で当初は300年掛かると見込まれていました。しかし、最近の技術の発達により最短で2026年には完成する見込みとのことです。
サグラダファミリアは、直線・直角・水平がほとんどない外観でさらに彫刻が網羅されていることで有名です。目の前の池に反射した姿がとても荘厳で見ごたえがあります。
ウユニ塩湖-ボリビア・ウユニ-
ウユニ塩湖はアンデス山脈に周囲を囲まれており、広さは約11,000㎢と日本の岐阜県とほぼ同じ広さの広大な塩の大地となっております。遠い昔にアンデス山脈が海底から隆起した際に膨大な海水がこの地に残ったため、今日のウユニ塩湖があるといわれております。
このウユニ塩湖は、「世界で最も平らな場所」と言われており、その高低差はわずか50cm以内とのことです。そのため雨が降ると均等に水がたまるため、自然の水鏡となり、空を湖面に映し出します。これが「天空の鏡」と呼ばれ、この神秘的な風景は多くの人を魅了しております。
アイリーンドナン城-イギリス・スコットランドー
アイリーンドナン城は、日本ではあまり馴染みはありませんが、スコットランドでは最も美しい古城の一つとしてとても有名です。スコットランドの北西部、エディンバラから約300kmほど車で移動したところにあります。
絵画や写真、映画のロケ地などで数多く題材にされております。映画では、「007」や「ハイランダー」等の誰でも聞いたことがあるような映画でも採用されております。湖面がお城をきれいに映し出す、朝日や夕日の時間帯が素晴らしいです。
死海-ヨルダン及びイスラエル国境-
死海は、皆さん一度は聞いたことがあると思います。。湖面の海抜がマイナス418mと、地表としてはで最も低い場所とされております。塩分濃度が約30%と海水の約10倍となっており、この塩分濃度により、人が浮く仕組みとなっております。
また、この塩分濃度により、一部の湧水が発生しているところ以外では魚類の確認はされていないため「死海」という名前の由来となっています。