高校を卒業してからずっと夢見ていた「世界一周」。その夢が遂に叶う時がやってきました。「世界一周に行く。」と伝えると周りの友達から「なんで一人で行くの?」とたくさん聞かれました。
それは何となく一人が良いのではなく、しっかりとした理由がありました。そんな私が一人で世界一周をした理由をご紹介いたします。
人に合わせるのはもう嫌だ
日本人に多いと言われる「人に合わせる」タイプの人。私はまさしくこのタイプの人間でした。仲間外れになりたく無いから、思ってもいないのに相手の意見に合わせたり、常に行動を共にたりして、結局疲れてしまう…
そんな毎日が続いていました。自分の思っていることが言えない、言ったら嫌われてしまうのではないか。など常に考えてありのままの自分を抑えている自分がいました。
「このままじゃ本当の自分を出せずに一生終わってしまう」と気づきました。そして、自分の中の何かを変えたい。そんな思いで飛び出しました。
新たな出会い
photo by archer10 (Dennis) (66M Views)
ご飯に誘う友達、旅行に一緒に行く友達、友達関係には何不自由なく生活していましたがある日、このままでは同じ世界しか見られないと気づきました。
今のままでも十分幸せでしたが「人はたくさんの人に会って成長する」という言葉を聞き、自分と同じ様に旅行が好きで世界一周に行っている人や、日本を離れて世界に住んでいる人など、たくさんの人に出会い視野を広げたかったのです。
旅中では「旅行に訪れた際に気に入って住んでしまった人」「ボランティア活動をしながら南米に住んでいる人」「ヨーロッパを旅する80歳を過ぎたご夫婦」などたくさんの日本人に会い、人との出会いがこんなにも楽しい事なんだと気づきました。
自分の行きたい所に行く
どこで食事をしようか、どこに観光に行こうかなど、すべて一人で決めて一人で行動出来ることが一人旅の良い所です。一日中ホテルに居たり、寝坊をしたり、目的地を急遽変更しても誰にも文句を言われないので、気を遣うことがない旅は本当に自由でした。
常に時間に追われることなく、やりたい事をとことん出来る一人旅は毎日が幸せで、このままずっと旅をしたいと感じました。