ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

娘二人が産まれてからも、旅は引き続き人生の生きがい。格安航空券を見つけては、週末旅に出かける日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数34ヵ国。現在はワーホリ以来12年ぶりにドイツ滞在中。 インスタやブログでも旅情報を発信中。

世界最大のペルシャ絨毯は桁違いのサイズ


豪華絢爛なシェイク・ザイード・グランド・モスクには、世界最大のペルシャ絨毯があります。この絨毯、1,300人以上の職人さんの手織りで作られ、完成まで2年もかかったんだそう。

総重量はなんと35トン、ペルシャ絨毯の本場イランで作られたものが空輸され、モスク内でつなぎ合わせたという手のかかりようです。

真上には豪華なシャンデリア・足元には世界最大の絨毯という、なんとも見どころだらけで「時間がいくらあっても足りないよー!」と叫びたくなる観光客泣かせのモスクなのです。

総工費は7億円!豪華すぎるシャンデリアにクラクラ


さあ、世界最大の絨毯の後にご紹介するのは世界最大級の豪華絢爛シャンデリアです。

シェイク・ザイード・グランド・モスク内にはいくつかシャンデリアがあり、どれも目を奪われる美しさときらめき。最大のもので直径10メートル、高さ15メートル、重さは12トンにもなります。

落ちてこないか少しハラハラしつつ、見たこともない優しい色合いの輝きにクラクラさせられます。


このペルシャ絨毯とシャンデリアのエリアには、他にも見どころがたくさん。床→天井、と見て驚愕してきましたが、今度は壁をみていきましょう。

壁に花模様が描かれている?いえいえ、それだけではないんです。

なんと、大理石の自然の色味で花の立体細工があしらわれているんです!インド・北マケドニア・イタリアなど、世界各国から集めた最上級の大理石が使われているんだとか。


全体像はこんな感じです。

他にも窓や天井のドーム部分にあしらわれた細工など、見どころを挙げたらきりがありません。とにかく、すごい!のひと言です。

これぞアラビアンナイト!な神秘的なライトアップ


夕暮れ時からはじまる、神秘的なブルーカラーのライトアップ。

これぞアラビアンナイト!これを見たくてはるばるアブダビまでやってきたので、本当に感無量でした。


内部から見るライトアップも素敵ですよ。

ちなみに、おすすめの写真スポットは女性トイレへ行くときの回廊。

大々的にトイレの表示はないのですが、近くの係員に言うと一般にオープンされていない回廊を通る道へ案内してもらえるんです。

柱が何本も並ぶ光景+青く光るドームの姿を、人の姿なく写真におさめることができるのでぜひ。


内部を見学した後の帰り道にはこの光景が待っているので、まだまだ気は抜けませんよ。

回廊沿いのプールに移る何百もの柱の姿は、この世のものとは思えない神秘さ。月の満ち欠けを反映させるような、特別な照明システムが使われているんだそうです。

最後まで息をつかせない美の連続。なのに入場料は無料です。シェイク・ザイード・グランド・モスク、恐るべし。

■詳細情報
・名称:Sheikh Zayed Grand Mosque
・住所:Al Rawdah – Abu Dhabi – United Arab Emirates
・地図:
・営業時間:9:00~22:00(金曜日のみ12:00~15:00の間は入場不可)
・電話番号:+97124191919
・料金:無料
・公式サイトURL:FAQs (szgmc.gov.ae)

ドバイからはどうやって行くの?


ドバイからアブダビへ行く場合、安くて便利なのが高速バス。

ドバイ発アブダビ行きの高速バスは、オールドドバイにある「Al Ghubaiba(アル・グバイバ) Bus Station」と、ドバイマリーナエリアの「Ibn Batutta(イブン・バトゥータ)Bus Station」から乗車できます。

30分間隔で運行していて片道25ディルハム(日本円で約1,000円)。

乗車には「ノルカード」というドバイ版パスモの購入必須で、使い捨て切符はないようです。「ノルカード」はバス停近くにあるチケットカウンターで購入可能です。


高速バスが到着するアブダビのセントラル・バスステーションからモスクまでは、タクシーやUberでの移動がおすすめ。

約15分で着き、帰りもモスクの駐車場には常時タクシーがいますし、Uberもすぐに来るから安心ですよ。

唯一無二のイスラムの美を、体感しよう


超お金持ち国家・アブダビの贅を尽くした「シェイク・ザイード・グランド・モスク」。

そのあまりの美しさに、度肝を抜かれ、驚愕し、心が震える体験をしませんか?

All photos by Yu Villegas

ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

娘二人が産まれてからも、旅は引き続き人生の生きがい。格安航空券を見つけては、週末旅に出かける日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数34ヵ国。現在はワーホリ以来12年ぶりにドイツ滞在中。 インスタやブログでも旅情報を発信中。

RELATED

関連記事