また空路での入国でも同じですが、B国へ入国する際には、入国カードの記入などが必要です。その際に入国後の宿泊先住所が必要なことが多いので、事前に控えておきましょう。
カギを握るのは旅行代理店やバス会社
陸路国境越えの都市間の移動をバスで行う場合、カギを握るのはバス会社です。多くの場合は国境までバスで行き、出入国の手続きが終了してから、次の国側で別のバスに乗り換えます。
出入国の手続きはバス会社のステッカーを服に貼って、各チャックポイントで係員の誘導を受けたりします。
ラオスからタイへ移動するときや、バングラデシュからインドへ移動する時がそうでした。一方でベトナムとカンボジアの陸路国境越えはずっと同じ係員で、同じバスだったりと国によってまちまちです。
また、次の国境で乗り換える乗り物がミニバンに変わったりします。その辺の誘導の勝手や国境越え後の移動手段は、バス会社によって異なるので、予約の際に確認しておくことをお勧めします。
また鉄道やローカルバスを乗り継いで国境を越えることもできるので、その場合はこれは無縁だと思います。
両替や現地通貨はどうするか
国境付近には両替所もありますが、レートが悪い場合が多いです。出国前の国で次の国の通貨に両替しておくか、国境付近で最低限を両替して、街中へ移動してからレートの良いところで両替するのがおススメです。
バングラデシュの「タカ」やラオスの「キープ」のような市場価値の低い通貨を持っている場合は、その国の中で次の国の通貨にしていおかないと、他国で両替できなかったり、レートが悪くなったりするので要注意です。
タイのような大きな国ならば国境付近にもATMがあるので一安心です。
まとめ
海に囲まれた日本では経験できない陸路で国境を越えるということ。国境の存在を考えさせられたり、言語や文化が変わる不思議さに圧倒されることでしょう。
長距離バスでの移動など大変なこともありますが、それも旅の醍醐味。陸路で国境を越え、皆さんのより充実した旅が始まることを願っています。