ピーナッツで作るシチュー、マフェ
ピーナッツペーストをトマトなどと合わせてソースにして香辛料などで味つけした見た目はカレーのようなお料理、マフェ。
アフリカの西端に位置するゼネガルの料理です。西アフリカではお米にこういったソースのようなスープを付けて食べるのが一般的なのだそうです。
ピーナッツやトマトなど、日本でも馴染みのある食材を使った料理なので、珍しくも受け入れやすい味ではないかと思います。
アギディは食感がまるでプリン、でも主食です
トウモロコシのでんぷん質であるコーンスターチを練って冷やして固めたものです。他にもインニャムというヤムナナイモを使ったオモチのような食べ物もあり、ナイジェリアの2大主食です。
アフリカの中央西寄り、南大西洋に面したナイジェリアでもカレーのようにトロッとしたスープや煮込みが多いようです。そういったものと一緒に食べるアギディです。
ナイジェリアの酒の友 スヤ
ナイジェリアの酒の友であるスヤです。臭みのもととなる脂身を取り除いたラム肉をスパイスとともに炒めた食べ物です。肉は柔らかく、ピリピリとした刺激が癖になる料理です。
みんなで囲んで美味しいワット
ワットというのはエチオピアの言葉で野菜や肉などを辛く煮込んだ惣菜料理のことです。やはりカレーやシチューのようなトロリとしたもので大人も子どもも大好きなのだそう。
レストランや食堂でこのワットを注文すると勝手についてくるのがインジェラという大きなクレープのような主食。これにワットを包んで皆で食べるのがエチオピアの名物料理です。
ただ、このインジェラというクレープ状の主食はテフといった日本ではあまりない穀物の粉を使っているため、味に馴染みはないかもしれません。アフリカならではの味を楽しんでいただければ、と思います。
ダチョウもシマウマもワニだって食べちゃいます、ゲーム・ミート
ケニアの特産と言っても良いでしょうか、野生動物。
鶏や豚、牛はもちろん、らくだもダチョウもインパラもシマウマも…とにかく野生動物の肉料理を総称してゲーム・ミートと呼ぶそうです。
トウモロコシを原料にした主食、ウガリやスープと一緒にいただきます。利き酒って日本にもありますけれど、ケニアでは利き肉が出来そうですね。他の国ではけして食べられない味がここにあります。
ほのかな甘みがほっとする ケニアのマンダジ
ケニアのそぼくな揚げパンです。ほのかな塩味が甘さを引き立ててとてもおいしいです。写真のように、コーヒーを入れて朝食として食べるのが最高の組み合わせです。パンチの効いた食べ物が続く中こんなほっとした食べ物もアフリカには存在しているのです。
ミートローフとキッシュのあいのこ、ボボティ
名前の可愛らしさにも少々惹かれるこのボボティは南アフリカの名物料理です。アフリカ大陸でも南アフリカはグルメの土地なのだそうで、これ以外にも美味しいお料理が沢山あります。
ボボティは羊や牛、魚などの肉類と干した果物などを卵と一緒に焼いた料理です。ご飯が入っているものもあり、これだけで全部の栄養が取れちゃうごちそうですね。
ケープタウンのレストランで食べることが出来ます。
南アフリカのおつまみ ブルボース
南アフリカのブルボースは真ん中の長いウィンナーです。とにかく、肉々しく、スパイシーたっぷりなスナックのようなものです。ナイフで切ると肉がボロボロ出てくるほどのもので、トマトソースなどと一緒に食べると美味しいです。
南アフリカのカレーパン バニーチョウ
こちらも南アフリカのB級グルメのバニーチョウです。パンをくりぬいてその中にカレーを詰め込んだシンプルな料理ですが、とっても美味しいです。お店によっては、食パン1斤分をくりぬいてカレーをたっぷり詰め込んでくれます。
熱を通したバナナ!コートジボワールのアロコ
これは一言でいうと、揚げたバナナです。コートジボワールの人達は、これをおやつとしても肉料理のサイドメニューとしても、様々な場面で食べる愛された食材です。日本人としては、おやつとして食べられるのが好まれるような優しい甘さの食べ物です。
東アフリカ 野菜サラダ
東アフリカで、肉のつけ合わせとしてよく出てくるサラダ。本場では油を少し入れていただくのが定番で、シンプルながらしっとりした食感とコクが楽しめる一品です。
西アフリカマリの定番料理、鶏肉のレモンシチュー
西アフリカでは定番!ヤッサ料理である鶏肉のレモンシチュー。レモンの酸味とカイエンペッパー、タイムの香りが効いたスパイシーな味が病みつきになります。
ルワンダの定番屋台料理、ムシカキ
肉を串に刺して炭で焼く、日本の食べ物に例えると「カレー風味の焼き鳥」のような料理です。日本の焼き鳥のように、屋台などで焼きたてが食べられます。お店により味付けが違うので、いろいろな屋台でトライしてみましょう!
まとめ
以上アフリカの名物料理を7つ紹介しました。本当はもっと紹介したい料理がアフリカには沢山あります。
なんといっても50カ国以上が集まっているわけですから。国の数だけ美味しいものもありますよね。あとはぜひご自身の足で行って見つけてみてください。