音楽センスのいい中国国際航空
航空会社では搭乗時に機内でボーディングミュージックと呼ばれる音楽を流します。中国国際航空もボーディングミュージックを流すわけですが、これが実にセンスがいい!
フィーリングミュージックみたいで本当に驚きました。いい意味で中国国際航空のイメージが覆るかもしれませんよ。
北京首都空港の手荷物チェックにはご用心
Photo by Nitta Hiroshi
中国国際航空に搭乗する際の注意点は手荷物です。北京首都国際空港の手荷物チェックは厳しく、すべての電子機器をカバンの外に出さないといけません。
バッテリーも外に出し、検査官にバッテリーであることをはっきり伝えましょう。ルールを守れば検査官からとやかく言われることはありません。
Photo by Nitta Hiroshi
もし乗継時間が迫っている場合はためらわずに近くの検査官やスタッフに伝えましょう。すぐに対応してくれます。筆者は帰国便で時間が切迫していましたが、現地スタッフのおかげで関西行きに乗り換えることができました。
ところで、飛行機好きに言わせると冬期の北京首都空港での乗り換えはおすすめしないということ。スモッグなどの影響で大幅に遅延することが多いようです。また大規模な軍事演習が行われる場合も便の欠航や遅延が発生するそうです。
中国国際航空を利用するとANAマイレージが貯められる
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中国国際航空はスターアライアンスに加盟しています。ANAもスターアライアンスのメンバーなので、中国国際航空を利用するとANAのマイルを貯められます。加算率はそのときの予約状況によって異なるのでご注意ください。
参考までに筆者が利用した便では以下のような扱いになりました。
北京→モスクワ クラスL 加算マイル(ANA)1,080マイル
モスクワ→北京 クラスL 加算マイル(ANA)1,080マイル
北京→関西 クラスT 加算マイル(ANA)546マイル
乗客の中国人もやさしかった
Photo by Nitta Hiroshi
長距離便の旅行を左右する要素は搭乗客です。いずれの便も7~8割は中国人が占めていました。特に北京~モスクワ便は日本人が私1人しかおらず「大丈夫かな」と思いましたが、何の問題もありませんでした。
モスクワ・シェレメチェボ空港でセキュリティーチェックをしている合間に中国人のおばさんが積極的に声をかけてくれました。もちろん彼女らは中国語。残念ながら筆者は中国語はわかりません。それでも何とかコミュニケーションをとろうとする姿勢がうれしかったですね。
また機内も落ち着いており、あまり国内の航空路線と変わりませんでした。中国国際航空を頻繁に使う旅人に聞くと「いつも落ち着いているよ」とのこと。さすがは中国のフラッグキャリアだと思いました。