おとぎ話の世界ってこういうことを言うんだ!と思わずにはいられない、パステルカラーの壁に赤茶色の屋根、タイムスリップしたかのような感覚に陥ってしまう可愛らしい街。
プラハからも約3時間で行けるので日帰り旅行も可能です。
バルパライソ(チリ)
「天国の谷」を意味するバルパライソ。急斜面に建設されたカラフルな家々が密集しており、路地はまるで迷路のよう。街にはアートな落書きが描かれており、次はどんな落書きが…とワクワクしちゃいます。
ただし、治安はあまり良くない街なので、誰かと一緒に行く事をお勧めします。100年間動き続けるエレベーター、アセンソールにも乗ってみたいですね!
サフランボル(トルコ)
香料サフランの里、そして伝統家屋で世界遺産となったサフランボル。どこかしら日本を彷彿とさせる風景で、古民家に宿泊することもできます。
街を歩けば「一緒に写真を撮って!」「チャイを飲んで行きなさい!」と、声をかけられ暖かく迎えてくれる街。石畳の坂道を歩きながら、のんびり街歩きしてみませんか?
サントリーニ島(ギリシャ)
火山噴火により誕生した三日月型の島で、正式名称はティラ島。北部の街イアでは世界一美しいと称される夕日を眺めることができます。
少し路地に入れば、断崖絶壁の上に建てられた白亜の街並を一望することができます。路地裏散策中にウェディングフォト撮影中のカップルに出会えることも。
青と白のイメージが強いサントリーニ島ですが、夕日に照らされ茜色に染まっていく街並もまた絶景です。
ヴェローナ(イタリア)
言わずと知れたシェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」の舞台となった街。中世の街並の中に突如現れる円形競技場が街の景観に馴染んでおり、丘の斜面に立つローマ劇場からは、街全体を見渡すことができます。
ジュリエットになりきり路地を散策している途中、あなたもロミオに出会えるかも!?
アルベロベッロ(イタリア)
photo by Misaki Naka
トゥルッリと呼ばれる、とんがり帽子の奇妙な屋根の家が建ち並ぶメルヘンチックな空間。
「漆喰で塗装された屋根のある家」が課税対象だったかつて、税金対策として石灰で屋根を造り税の徴収に来ると壊して見せて、「これは屋根ではない」と主張し、徴税を免れていたとか。街を歩いていると、「家の中を見てみない?」と招いてくれることも。
リスボン(ポルトガル)
ヨーロッパの大都市では最も西にある首都、リスボン。「七つの丘の都」と呼ばれる程街は坂で溢れており、街中を走る路面電車は観光客にとっても地元の人にとっても大切な移動手段の一つ。
特に旧市街のアルファマ地区の路地裏は石造りの家がひしめきあい、夜には哀愁漂うポルトガル民謡ファドがどこからともなく聞こえてきたり、下町の雰囲気が色濃く残る地域です。
ホイアン(ベトナム)
フランス領時代のコロニアルな街並が可愛いホイアン。モロッコのシャウエンが青い街なら、ホイアンは言うならば黄色い街。黄色はベトナムにおいて縁起の良い色だとされています。
旧市街は伝統的な古い街並が続き、中にはおしゃれなカフェに改築していたり、古さとモダンを兼ね備えた街になっています。夕暮れ時からはランタンが灯り、街は更にノスタルジックな雰囲気変身します。
ハルシュタット(オーストリア)
「世界一美しい湖畔」と言われているハルシュタット。伝統的な木造建築の建物が多く、どの家にも窓には鮮やかな花が飾られています。ハルシュタットまではザルツブルグよりバスと電車を乗り継いで約3時間程。
湖面に映し出される中世の街並に時を忘れてみましょう!
世界には迷い込みたくなる路地裏がたくさん!
いかがでしたか?なぜか惹き付けられてしまう路地裏の魅力。たまには地図を持たず、本能の赴くまま街や路地裏を歩いてみて下さい!
そこにはガイドブックには載っていないあなただけの絶景が待っているはず。