世界一周に行く!と決めた人:長年の夢だった世界一周に行くことにしました。とりあえず、決めただけで何の準備もはじめてないので、出発までにやるべきことを教えてください。
という相談にお応えします。準備は全部で15ステップあり、平均して半年で完了します。
コンセプトや目的を考えよう
世界一周のコンセプトやテーマ、海外でやってみたいことに思いを巡らせてみます。もしかしたら、TwitterやInstagramで見かける世界一周者が面白い人ばかりで「自分の世界一周はなんて面白くないんだ…」と落ち込むかもしれません(時々、相談されます)。
しかし、自分のやりたいこととして世界一周するのですから、他の人と比べて面白いかどうかは気にしなくて大丈夫です。ちなみに、TABIPPOの創業メンバーである3人はいずれも世界一周に企画性はなく「世界一周に行きたかったのは、世界一周したかったから」って言ってます。理由は後付けで足せますが、本心はそうでした。
行きたい場所のリストを作ろう
世界には193の国があり、地域や島々を入れると250ほどになると言われています。一度の世界一周ですべての場所を訪れるのは難しいので、気になる場所やオススメされた場所をまとめたリストを作りましょう。
行きたい場所・国の地域をまとめて、ルートをざっくり決めよう
ワンワールドやスターアライアンスの世界一周航空券を使う場合でも、LCCを乗り継いでも、地域ごとにまとめて旅をすることになります。世界一周のルートは大きく分けて東回りか西回りの2つです。
東回りの場合は、日本→北米→南米→ヨーロッパ→中東→アフリカ→アジア→日本となり、西回りの場合は反対です。ヨーロッパ・中東・アフリカあたりはたくさんの国があり、ルートも様々なので、悩みどころです。
ちなみに、大陸を行ったり来たりする猛者もいますが、航空券代は高くなってしまいます。
出発日や期間を決めよう
ルートが見えてきたら、世界一周のスケジュールを考えます。大切なのは出発日を決めることです。出発日は、自分の誕生日や会社の退職日、
帰国日は先の話すぎて分からないと思うので、世界一周の期間をざっくりとイメージしておけばOKです。世界一周の期間は短くて3ヶ月、平均的には6ヶ月、長い場合で12ヶ月〜18ヶ月くらいです。
持ち物を決めよう
世界一周に必須なものは多くはありません。大きいバックパックを用意しても、デイバック30リットル+バックパック55リットルぐらいが持ち運びできるマックスです。何を持っていくかも大切ですが、何を持っていかないかがより重要です。
なお、LCCを使う世界一周の場合は預け入れ手荷物の重さによって支払う金額が変動します。持ち物を決めたら、重さを測って調整しておきましょう。
必要なお金と稼ぎ方・貯め方を考えよう
世界一周に必要な費用は1年間で平均して150万円〜200万円ぐらいです。どの地域に長くいるかによって変動し、ヨーロッパと北米、アフリカ滞在が長いとお金がより多くかかります。
アフリカがなぜ高いの?と疑問に思われるかもしれませんが、アフリカはセレンゲティ国立公園やキリマンジャロ登山などのツアーやアクティビティが高額です。
住まいを整理しよう
実家に住んでいればやることは少ないですが、一人暮らしやシェアハウスをしていた場合は、部屋を引き払う必要があります。荷物を送り返したり、不要なものを捨てたり、掃除をしたり、意外とやることは多くあります。
大学や仕事を整理しよう
大学生であれば休学や留年の手続きを始めたり、ゼミや研究室との相談を進めます。会社員であれば、退職の意思を伝えて引き継ぎや資料の整理などやることが山のようにあります。
また、帰国後に再び会社員として働く可能性があれば、現職に再雇用の相談をしたり、旅人採用などの就職支援サービスに登録することができます。