バングラデシュは、南アジアにあるイスラム教徒の方が多く住む国です。首都ダッカは、名前は聞く事はあっても、気軽に旅行に行くイメージは無いかもしれません。
ただ、このバングラデシュは、沢山の見所があり、食べ物も美味しいところ。今回は、初めて行くバングラデシュで、必ず抑えておきたい場所をご紹介します。
*編集部追記
2016年2月公開の記事に新たに追記しました。(2018/08/12)
バングラデシュに行ってみての感想
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私がバングラデシュを訪れたのは3年前ほど前の秋で、ちょうど乾季が始まっていました。雨は少ないながらも気温はまだ暑く、休憩しながらゆっくり観光しました。日差しが強かったので、日焼けを気にする方は長袖や帽子が必須です。またバングラデシュはイスラム教の国なので、観光の際にはあまり肌を出しすぎないよう気をつけていました。
バングラデシュのごはんは、なんといってもお米が主役です。世界で一番お米を食べている国というデータもあるほどで、1日のお米の消費量は1人当たりおにぎり約10個半にもなるのだとか!お米とともに、魚や野菜、豆などを副菜でいただきます。日本人も米好きですが、バングラデシュ人には劣る!と思うほどたくさんお米を食べた記憶があります。
観光する際のアドバイス
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バングラデシュの治安ですが、残念ながらあまり良いとは言えません。ダッカ人質テロ事件なども起きていますので、渡航する際は外務省の国別危険度ランキングなどを十分に考慮する必要があります。物価はインドよりもさらに安いですが、イスラム教の国であるためかお酒類は高いです。衛生面はあまり良くないので、生水は飲まない、屋台飯には注意するなど、基本的な警戒が必要です。
おすすめのベストスポット
スターモスク
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私がおすすめするのは、ダッカの旧市街にある観光地の一つ、スターモスクです。ここは18世紀初期に裕福なイスラム教徒により建築されたもので、名前から想像できるように、星型モニュメントつきの池があります。内装は様々な模様が施された光沢あるタイルで埋め尽くされており、ここにある富士山のタイルは日本人にとっての名物となっています。
ショドル・ガット
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オールドダッカにあるブリガンガ川の港です。首都ダッカと地方都市を結ぶ船が並び、バングラデシュの喧騒を味わえる場所です。
ホテルから軽装でお散歩がてら歩いてみると、一気に、バングラデシュの世界に引き込まれることでしょう。美味しい料理がならぶ市場もあるので、バングラデシュの方の生活を垣間見れる場所ではないでしょうか。
・名称:ショドル・ガット
・住所:Bangladesh Inland Transport Corp (BIWTC) 5 DilkushaCommercial Area, Motijheel Dhaka
・アクセス:鉄道駅から約20分(20〜25Tk程度)、ニュー・マーケットから約15分(15〜20Tk程度)
スターモスク
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バングラデシュの首都ダッカあるイスラム寺院です。旧市街であるオールドダッカに位置し、19世紀にムガル様式で建立された歴史の深い場所です。
ミナレット(尖塔)はなく、壁面は中国製のタイルで装飾され、なかには日本からもたらされた富士山を描いたタイルもあります。
その名が示す通り、正面の庭をはじめ、星型の意匠が随所に見られる素晴らしい場所です。
・名称:スターモスク
・住所:Armanitola, Abul Khairat Rd, Dhaka, バングラデシュ
国会議事堂
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1962年、アメリカ人の著名な建築家であるルイスカーンの設計で、役20年の歳月をかけて1983年に完成されました。建物は、円と三角と四角を合わせていて独特なデザインです。
国会議事堂の周りには、湖や公園があり、自然に囲まれていてのんびりした雰囲気を味わえます。この場所に入るには、申請が必要なので、事前に準備しておきましょう。
・名称:国会議事堂
・住所:Mohammadpur, Dhaka, Bangladesh
ダッカ大学
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ダッカ大学は1920年に設立され、バングラデシュで最も古い大学です。
この大学は、アジア国内で上位を獲得しており、優秀な教授を集め、アインシュタインと共同で論文を出した物理学のサティエンドラナス・ボーズも 1926年から1945年、 教授として勤めたことでも有名です。
構内は緑が多く、のんびりしたいときに訪れてみてはいかがでしょうか?
ラルバク・フォート
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ラルバグフォーは、ムガール宮殿の要塞として1678年にモハマッド・アザムの元に建設が始まりました。1857年のセポイの乱では、イギリス軍から身を守る為に、要塞として沢山の兵士に利用されてきた歴史ある場所です。
今では、バングラデシュの観光名所や若者達のデートスポットとして賑わっています。敷地内は観光用に綺麗に整備され、博物館になっています。
・名称:ラルバク・フォート
・住所:Lalbagh, Dhaka, Bangladesh
・公式サイトURL:http://en.wikipedia.org/wiki/Lalbagh_Fort
ニューマーケット
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なんでも揃うマーケットです。ここは、モスクを中心に、周辺に店が並んでおり、「バングラデシュのアメ横」です。
衣類、靴、ベルト、文具、食材、日用雑貨、その他なんでも揃っており、値段は全て交渉次第!
まずは、言われた値段の半額から交渉を始めてみてはどうでしょうか?マーケット自体がとても広いので、丸一日お買い物を楽しむことも出来ます。
・名称:ニューマーケット
・住所:MirpureRd, Dhaka, Bangladesh