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ライター
めあり TABIPPO CARAVAN

幼少期はドイツで育ち、香港留学、シンガポール駐在を経て現在はイギリス・ロンドン在住の会社員。5大陸制覇済み。価値観を広げるべく、未知の景色や文化を求めて国内外を旅する日々。趣味は舞台やライブなどエンタメ鑑賞。推し活にも全力です!♡

テムズ川沿い南側にあるBattersea(バタシー)周辺エリアは、近年ロンドンでもっとも注目を集めているエリアのひとつです。

とくに象徴的なのは、発電所を再開発した世界最大級のレンガ建築といわれる大型商業施設「バタシー発電所」。4本の煙突が印象的で、ロンドンらしい景観と新しさが融合したスポットとして話題を集めています。

その周辺には、東京ディズニーランドの約1.5倍もの敷地面積を誇る広大な公園や、おしゃれなカフェ、話題のレストランも点在。

一度訪れたらきっと好きになる、ロンドン在住の筆者も何度も足を運ぶ、お気に入りのバタシーエリアをご紹介します。

バタシーってどんな場所?

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バタシーパーク付近の橋

近年の再開発によって、人口の流入とともに注目度が高まっているバタシーエリア。とくに広大な公園周辺のテムズ川沿いは整備が進み、休日になると地元の人や観光客で賑わいます。

一方で、一本路地に入ると住宅街が広がり、落ち着いた空気が流れているのもこのエリアの魅力。にぎやかさと穏やかさが自然と共存しています。

天気の良い日に川沿いをのんびり散歩するのが、筆者のお気に入りの過ごし方。川を望むレストランやカフェも多く、景色と一緒に食事を楽しめるのも好きなポイントのひとつです。

観光地すぎず、ローカルすぎない。このちょうどいい距離感が、何度でも訪れたくなる理由かもしれません。

テムズ川水上バスでのアクセス

商業施設やレストランが集まるバタシー発電所周辺へ行くのであれば、メインのアクセスとなるのは地下鉄ノーザン線「Battersea Power Station(バタシー・パワーステーション)」駅、または地上を走るオーバーグラウンドの「Battersea Park(バタシーパーク)」駅が便利です。

天気が心地よい夏場は、テムズ川を流れるリバーバス(水上バス)での移動もおすすめ。

RB1ルートに乗船すれば、美術館テート・ブリテン付近にあるミルバンク桟橋や、ビッグベン直下のウエストミンスター・ピアへも直接アクセスが可能です。また、ロンドン東部にあり世界標準時間の基準としても知られるグリニッジ方面との行き来もできます。

展望台や映画館を備えた大型商業施設

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ショッピングモール内

地下鉄駅すぐの「Battersea Power Station(バタシー発電所)」は、1930年代に建てられ、1980年代までロンドンの電力を支えてきた存在。

その役目を終えたあとも街の象徴として残り、再開発によって大型商業施設へと進化しました。現在は映画館をはじめ、150以上のレストランやファッションブランドが並びます。

なかには日本のユニクロや、京都発のカフェ「% Arabica(アラビカ)」なども出店しており、海外にいながらどこか親しみを感じられるのも魅力です。

また、発電所の象徴だった煙突のひとつは展望台「Lift 109」として生まれ変わり、上空からロンドンの街並みを一望できます。

施設内にはAppleのイギリス本社も入り、商業とオフィスが融合した新しいエリアとしても注目されています。

季節ごとに楽しめるイベント

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冬限定のクリスマスツリー

バタシー発電所では期間限定イベントも充実。ロンドン最大級のアジア料理イベント「celebrASIA」の開催や、冬には大きなクリスマスツリーが登場します。

クリスマスマーケットやアイススケートリンクが設置されることもあり、ロンドンらしい季節の楽しみ方ができるのも魅力のひとつです。

またウィンブルドン開催時期には大型モニターで試合中継が行われるなど、イギリスならではの文化も身近に感じられます。

■詳細情報
・名称:Battersea Power Station(バタシー発電所)
・住所:Circus Rd W, Nine Elms, London SW11 8DD
・地図:
・営業時間:10:00〜20:00(月曜日〜土曜日)/12:00〜18:00(日曜日)
・公式サイトURL:Battersea Power Station

緑あふれる癒やし空間、バタシーパーク

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バタシーパーク付近のサイン

81ヘクタール(東京ディズニーランドの約1.5倍)もの敷地面積を誇る「Battersea Park(バタシーパーク)」は、ロンドン市内でも有数の広さをもつ公園です。

園内には芝生エリアや湖をはじめ、お子様連れのご家族にぴったりの小動物を中心とした動物園も。日常的に多くの地元民が思い思いの時間を過ごしています。3月〜4月にはまるで日本にいるかのように、桜が咲き誇るのも見どころのひとつです。

毎年11月開催の花火大会

バタシーパークでは、毎年11月に大規模な花火大会が開催されます。日本の花火大会とは異なり、音楽や演出を組み合わせたエンタメ性の高い内容が特徴です。

この時期だけは、公園内の観覧エリアに入るには事前にチケットの購入が必要。夕方ごろに開場し、花火が始まるまでの時間は屋台やライブミュージックを楽しめます。

ちょっとした遊園地のような雰囲気で、子どもから大人まで楽しめるイベントです。

■詳細情報
・名称:Battersea Park(バタシーパーク)
・住所:Battersea Park Rd, London SW11 4NJ
・地図:
・営業時間:08:00〜日没まで
・公式サイトURL:Battersea Park|Wandsworth Council

昼過ぎには完売続出!地元民に愛される人気ベーカリー

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マハリ・ベーカリーのパン

バタシー発電所や公園から近い住宅街に佇むベーカリーカフェ「Mahali Bakery(マハリ・ベーカリー)」は、地元民から愛される人気店です。

フィリピンやマレーシア中華のルーツをもつオーナーの感性を取り入れたさまざまな種類のパンは、甘い系から惣菜系までバリエーション豊富。

時期によっては、ごま味噌風味のホワイトチョコレートクッキーや、ニラとネギを使ったデニッシュなど、少し個性的なメニューに出会えることもあります。

なかでも筆者のおすすめはプレーンのクロワッサン。サクッとした外側と、バターの香りが広がるふんわりした内側のバランスが絶妙です。

予定がなくても「今日は寄ろうかな」と思わせてくれる、筆者にとってご褒美のような存在になっています。

■詳細情報
・名称:Mahali Bakery by Mahali and Co(マハリ・ベーカリー)
・住所:Ground Floor Retail, 24 Battersea Park Rd, London SW11 4HY
・地図:
・営業時間:07:00〜16:00(木曜日〜日曜日)
・公式サイトURL:Mahali and Co

何度でも訪れたくなる、バタシーの魅力

再開発によって新しさと歴史が心地よく共存するバタシーエリアは、観光地でありながら、どこか日常に溶け込むような空気をまとった場所です。

広い公園でのんびり過ごしたり、気になるカフェやベーカリーに立ち寄ったり。特別な目的がなくても、ただ歩いているだけで満たされる時間が流れています。

ロンドンに住んでいても、訪れるたびに新しい発見がある場所。筆者が自信をもって「好き」と言えるエリアが、バタシーです。

All photos by Mari Ito

ライター
めあり TABIPPO CARAVAN

幼少期はドイツで育ち、香港留学、シンガポール駐在を経て現在はイギリス・ロンドン在住の会社員。5大陸制覇済み。価値観を広げるべく、未知の景色や文化を求めて国内外を旅する日々。趣味は舞台やライブなどエンタメ鑑賞。推し活にも全力です!♡

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