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ライター
Mana TABIPPO CARAVAN

カナダ在住。旅と写真に情熱を注ぎ、レンズを通して旅の魅力とカナダでの暮らしを発信。 訪れた土地の風景や日常を、写真と動画で切り取りシェアすることで、見る人に「行ってみたい」と思ってもらえる瞬間を届けます。

20代の約半分、合計4年半を過ごしたバンクーバー。

気づけばすっかり“第二の故郷”と呼べる場所になっていた。

固定概念から解放され、迷った自分を取り戻し、そして人生の方向さえ変えてくれた街。

海外移住にはリスクも覚悟も必要だったけれど、それでもカナダは、わたしの「人生の可能性」を静かに広げてくれた。

ここからは、バンクーバーで過ごした年月の中で特に大きかった“3つの学び”を書いていきます。

もっと楽に生きていい━━固定概念からの解放

バンクーバーで暮らし始めてすぐ気づいたこと。それは、人はもっと自由に、もっと自分らしく生きていいということ。

年齢や肩書きに縛られず、好きな格好で、好きな場所にいて、好きな生き方をしている人たちがたくさんいる。

その姿に出会うたび、わたしのなかの「こうでなきゃ」がひとつずつ溶けていった。

日本で社会人をしていた頃は、時間とプレッシャーに追われていて心が休まらず、自分を見失っていた。

思い切って会社を辞め、カナダへ渡航したあの選択は決して間違えていなかった。

自分を一番に大切にしていい。もっとゆっくりでいい。

そう教えてくれたのは、この街の日常だった。

待つだけでは変わらない━━行動してこそ未来は動き出す

自分のやりたいこと━━英語を学び直し、海外で暮らして人生の選択肢を広げたい。

その思いを抱えたまま、どこか現実味のないまま日本で日々を過ごしていた。

たとえ一般的なレールから外れる道だったとしても、本当は挑戦したかった。

そして実際に海外に飛び出してみて痛感したのは、“待っているだけでは、何も変わらない” という現実。

異国での就活は特に苦しくて、何度も心が折れそうになった。

それでも、どうしても入りたい会社があり、書類審査に落ち続けても諦めずにアプライし続けた。

そして6回目の挑戦でようやく面接に進み、内定。

ついに念願の現地就職を果たすことができた。

この経験から「主張すること」「自分を出すこと」の大切さを思い知った。

勇気を出して動いてみると、少しずつ視界が開けていく。

キャリアチェンジも実現し、「未来は自分の行動次第で変えられる」

そんな確信が自分のなかに根づいていった。

海外移住がくれたもの━━失ったものの先にあった再発見

海外に出ることは、リスクも大きい。
手放すものも、覚悟が必要なこともたくさんある。

日本で築いたキャリア、安定した収入、家族や友人と過ごす時間。

それらを後ろに置いて、知らない国へ一歩踏み出すのは簡単なことではなかった。

でもカナダでの4年半は、わたしが“見失っていた自分”を再び見つける時間になった。

目指していた業界での現地就職、さまざまなバックグラウンドをもつ人たちとの新しい人間関係。

その中で自分の成長を感じ、価値観を見つめ直し、そして自分を一番に愛し、大切にすることを学んだ。

迷いながらも選んだ道が、新しい出会いを運んでくれて、自分の可能性に気づかせてくれて、

「ここからまた始められる」と思わせてくれた。

バンクーバーは、そんな“再生”の場所でした。

人生をつくり直す時間

バンクーバーで過ごした4年半は、わたしにとって「人生をつくり直す時間」だ。

自由に生きていいこと。
行動すれば未来は動き出すこと。
そして、自分を大切にできたとき、人はもう一度進み始められるということ。

この街で学んだすべてが、今のわたしの土台になっている。

住む場所は変わっても、心のどこかにはいつもバンクーバーの海や風景があって、迷ったときにはそっと背中を押してくれる。

わたしにとってバンクーバーは、“帰りたくなる原点”であり、“これからの人生につながる光”のような場所です。

All photos by Mana

ライター
Mana TABIPPO CARAVAN

カナダ在住。旅と写真に情熱を注ぎ、レンズを通して旅の魅力とカナダでの暮らしを発信。 訪れた土地の風景や日常を、写真と動画で切り取りシェアすることで、見る人に「行ってみたい」と思ってもらえる瞬間を届けます。

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