日本はいま大寒波で肌寒い日が続いていますね。寒波の前においては、人間は重ね着して耐えしのぶしかありません。自然には従う他ないことを日々痛感しています。
世界に目を向けてみると、自然は色んな姿であらわれます。自然は驚異的な勢いで僕らをおびやかしますが、一方でその神々しさに魅了されるのもまた真実。今回は美しく驚異的な自然現象を紹介していきます!
天使のはしご
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天使のはしごは雲の間から光が漏れ、太陽光の柱が地上へ降り注いで見える現象のことです。この光景を見て、天使が昇り降りするのを見たということから名称が由来しています。
神々しさを感じさせ、FFでラスボスを倒したあとに現れる、あの神秘的な光を彷彿とさせます。日本の都内でも確認でき、空気の澄んだ秋から冬に見えることが多く、時間帯としては早朝と夕方に見やすいです。
オーロラ
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暗幕にかかる光のカーテンは、ローマ神話の女神「アウロラ」から名が由来しており、太古の時代から人々を魅了してきました。日本ではオーロラは誰もが知っていますが、一方で実際に見た人は少ない自然現象だと思います。死ぬまでに一度は見てみたいですね。
オーロラはカナダをはじめとした北アメリカ、ノルウェーなどの北欧の地域でよく見ることができます。
ライトピラー
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夕日から垂直に日の光が伸びる、美しい光景ですね。ライトピラーは気温が低い、日没や日の出のタイミングで発生することが多い現象です。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に登場する「天気輪の柱」は、このライトピラーがモチーフになったとされます。