こんばんは、旅大学・学長の恩田です。
今回、僕の出身新潟とお隣の山形・秋田に行ってきました。日本海きらきら羽越観光圏のみなさまに沢山の魅力を案内してもらいました。海外がすきな方も、日本がすきな方も、ぜひお読み下さいませ。
ここからは、半分はフィクションでございます。えっ?と思う間もなく。新潟出身の「僕」がバーで偶然カウンターの女性に話しかけられる会話中心のお話です。それでは、はじまり、はじまり。
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ここは、山形の酒場「ケルン」。大正生まれのマスターが、切り盛りするお店である。夏の山形は、思っていた以上に暑かった。じんわりとした汗を拭きながら店内に入ると、不思議と落ち着いた気分になった。
僕はカウンターに座り、メニュー表をパラパラとめくる。そして、僕はお店の名物カクテル「雪国」を頼んだ。しばらくして出てきたそれは、とても綺麗な緑色のカクテルだった。
僕はカメラの写真を見返しながら、日記に色々と文字を書き込んでいた。旅の記録をしっかりと文字にしようと思っていたのである。カウンターの隣に座っている女性が、しばらくしてジントニックを飲みながら僕に話かけてきた。
「ねえ、何をしてるの?」
「ちょっと、今回の旅の整理をしていまして」
突然話かけられたので、少し戸惑いながら僕は答えた。
「へえ。どこに行っていたの?」
「新潟から始まって、山形、そして秋田ですかね」
「この雪国の地方に、冬じゃなくて夏に来たのね。楽しそうじゃない、話を聞かせてよ」
僕は、自分を落ち着かせるためにカクテル雪国を少し飲んで、今度はこちらから質問した。
「旅中ですか?」
「まあ、そんなところね」
と女性は答えた。
「出身は、どちらですか?」
「私の?えーとね。寒い所。雪が降っていたかな。小さい頃の記憶があまり無いの。あなたは?」
「僕は、新潟出身です」
「あら。米どころの。日本酒が美味しい。」
「そうです。新潟ってそういうイメージですよね」
少しの間を空けて僕は続けた。
「小さい頃って、新潟出身の僕は東京に対して物凄く憧れがあったんですよ。それは、東京がなんだかキラキラしていて、何でもあって、大人な街というイメージに思っていました」
「東京が大人の街のイメージか」
「はい、別に新潟が嫌いという訳ではなくて、とにかく東京に行きたかった。そして、東京に住むようになってからは、今度は海外に憧れを持つようになりました。大学の頃からバックパックで海外に行くようになりました」
「うん、なんとなく分かるわ、その感覚。とにかく、広く遠くへっていう時代ね」
カウンターに座っている彼女は、僕をじっと見つめながらそう言った。とても不思議な女性だった。
「そして、海外に出ると、当たり前のように”名前は?出身はどこ?”って聞かれるじゃないですか。殆どの人は、日本は東京、京都くらいしか知らないので、とりあえず”東京出身だよ”なんて答えてました」
「うん」
「でも、ある程度一緒に旅をしていると”日本ってどんな国なんだい?魅力は何なんだい?”って聞かれるんですが、この質問がとても苦手で」
「どうして?」
「だって、日本ってこんな国です!って全てを包括して言うのってもの凄く難しいじゃないですか。そして、僕が日本代表な訳でもないし。でも、答えないのもな、なんて思いながらも、たどたどしく答えるんです。
毎回感じていたのはあんまり日本の事知らないな自分って。だから、地元もそうだし、日本についてもっと知りたいなって思って今回の旅に来たんです」
「旅に出るのに、そんな難しい理由がなくてもいいじゃないなんて思うけどね。頭でっかちさんが考えたロジカルな理由のように聞こえるわ」
彼女はクスクスと笑った。そして、彼女は続けた。
「地元があるだけで、素敵だと思うわ。だって、帰る場所があるんでしょう?多分、あなたが上手く言葉にできていないだけで、大切な事は知っていると思うの。それを、外に出て始めて気づく。
価値ってそういうものでしょう?知ってるけど、知らない。あなたって凄い真面目なのね、そんなカクテル飲みながら。一緒に乾杯をしましょ」
「すみません、初対面なのに色々話してしまって」
そして、僕らは静かに乾杯をした。何に乾杯をしたのかは分からないのだが。
「ちょうど、だれかの話を聞きたかったの。でも、バーでこうして乾杯をしていると、ハンフリー・ボガートがイングリッド・バーグマンに急に会うシチュエーションを期待しちゃうわよね」
「えっと、何の話ですか?」
「ううん、なんでも無い。せっかくだから、写真を見せてよ。あなたが行った所の」
「カメラ越しになっちゃいますが、ちょっと待って下さいね」
そして、僕はしばらく写真をパラパラと戻した。
「写真を沢山撮ったのですが、これが今回の旅で一番好きな写真ですかね。山形鶴岡のやさいの荘の家庭料理 菜ぁという所に宿泊したんですが、朝に農業体験があって。
朝6時頃に起床して、宿の裏の畑に行ったらおばあさんが畑の整備をしていました。耳が少し遠くて、一緒に会話をあまり出来なかったのですが、なんだかとても素敵な顔だったんです。優しい笑顔でした」
「素敵じゃない」
「この次の写真も好きなのですが、右側はおばあちゃんが草刈りをしているので、地面が茶色いじゃないですか?
でも左側は、草が沢山ある。農薬を使っていないので、雑草をこうやって地道に刈ってるんですね。ほんと凄くないですか?なんか、このシーンがとても心に残っています」
「いいわね。農業体験って、何も考えずに一心不乱にやれる感じが私はとても好き。全部を忘れられる。菜ぁでしたっけ?宿はどんな所だったの?」
「そうですね、店主の小野寺さんの人柄が良く分かる宿でした。有機農業にこだわりがあって、お品書きも毎日違う。地産地消でやっているので、その日に取れたものでどうやってメニューを作るのか考えるみたいです」
「ブリコラージュね。自分の持っているもので、組み立てる。人生と一緒ね」
「人生と一緒…一気に壮大な話になりましたね」
僕は、そう言って笑った。
「こちらは、JA鶴岡の今野さんです。美味しいメロンの見分け方について教えて貰いました。付け根の部分とお尻の所にヒントがあるみたいです」
「へえ、そうなのね」
「そして、鶴岡のメロンを試食させて貰ったんですが、美味しい上に安いんですよ!」
「なんだか、私に売り込んでるみたい。そうね、メロンは嫌いじゃないけど」
「あ、いえ。そういう訳ではないんですが。一玉、400円〜1,000円程度らしいんです。もっとメロンって高級なイメージあったんですが、凄いお手頃なんだな、って思いまして」
「ホント美味しそうな写真。メロンを見ると優しい夏が来たって感じがするわね」
僕は、カメラの写真をどんどん進める。
「やはり、新潟・山形・秋田ってお米が美味しいんですよね。もちろん魚も美味しいです。例えば、こちら鮨処朝日屋の佐藤さん。陽気な方でした」
「はちまきがとても似合ってる」
「ですよね、凄い似合ってました。そして、お寿司も色とりどりで、量もたっぷりなんです。凄くないですか」
「ほんとね、とても色が鮮やか。美味しそう」
「そしてですね、店内の内装というかインテリアが凄く特徴的なのです。部屋によって、雰囲気が違うんですよ」
「面白そう。そして、写真から佐藤さんの人柄の良さが伝わってくるわ。ここの場所はどの辺りなの?」
「山形の鶴岡って所ですね。新潟北部の鮭が有名な村上から直ぐ行けます。車で行ったのですが、村上から気づいたら鶴岡にいました」
「旅をしていると、どんどん訪れた場所が好きになっていくから、私は好き。多分、あなたも今回訪れた場所は、みんな好きになったんじゃない?」
「そうですね。行くと好きになるか。たしかに、そう思います。いい思い出が増えました。そして、お寿司といえばもう一軒ありまして。すしまるさん。大将が、また味のある方なんです」
「あら、笑顔が素敵ね。味のある方って、どういう事?」
「大将の会話力がもの凄くて。カウンターに座っているとほんと楽しいんですよ。1人で来る方もいらっしゃるようなのですが、みんな巻き込んで盛り上げてくれる。
お寿司屋さんって、なんだか敷居が高いってイメージがあるんですが、こちらは本当に何度も行きたくなるなぁと思いました。もちろん、お寿司もおいしかったですし」
「なんだか、東北の方々って優しい方が多いのね。みんな車で来ているだろうし、コミュニティが強いのかしら。
お店はチェーンで機械的にやってますという場所より、こんな楽しそうな大将と会話してみたいもの。私も是非行ってみたいわ。カウンター好きだし」
「ぜひぜひ、ここは行きつけになると思います」
そして、僕は意味もなく雪国のカクテルをくるくると回した。シンプルな味だが、すっと飲めてしまう。
「私は、もう一杯ジントニックを貰えるかしら?」
マスターは静かに頷き、ジントニックの準備を始めた。
「普段から、良くジントニック飲むんですか?」
「そうね。大体。シンプルなものがいいのよ。色々入れちゃうと、結局良くわからなくなっちゃうから」
マスターが新しいジントニックを持ってきた時、僕はふと店内に張ってあるチラシを見つけた。
「こちらのお店ドキュメンタリーになるみたいですね。出来て、60年以上経つんですね。凄いや」
「ほんとね。一つのお店を長くやれる事って本当に素敵。どれだけの人がこのお店を訪れたのかしら。そして、どれだけの人がこのお店を拠り所にしてるのかしら。
忘れられない事って、ほんと大切な事だと思うの、最近。ねえ、あなたにとって大切な場所ってどこ?」
「大切な場所ですか。えーとですね、その時、その時で変わっているような気がします。高校の時は、部活。大学の時は、サークルや旅の友達。社会人になってからは、シェアハウスで住んでいたメンバーとかですね」
「人間って、居場所を求める存在だと思うの。本来は孤独でしょうがない。一人でなんか生きていけない。私達は、多くの人と出会う。多くの場所に行く。そして、多くが過ぎ去っていくんだけれども、忘れちゃいけない事もあって。その大切な何かって、なんだか言葉には出来ないんだけど」
「それで、今は何かを探す旅をしているんですか?」
「そうかもね。私には、戻る場所がないの。だから、移動をし続けるしかない。そんな所ね。私の話はいいから、もっと教えて」
僕はもっと深く聞いてみたかったが、やめる事にした。何を聞いてもすべてかわされてしまう気がする。どこから来たのか、出身も名前も分からない。でも、僕らは会話を続ける。
「ちょっと全然違う話なのですが、この数日天気予報が雨だったんですけど、もの凄い晴れて。一緒に旅してる人で、私は晴れ女だ!みたいな方がいて。笑っちゃうんですけど、嘘みたいに晴れて。これは、秋田かな。空が凄い綺麗でとった一枚です」
「青が綺麗ね。こちらは、高層ビルがあまり無いから空が広いわよね。空が近い気もする」
「さっきから食べ物の写真が多いんですが、夏って新潟・山形・秋田どこも、牡蠣を推してるんですよ。びっくりするくらいどこも」
「雪国だもん。食の話が多くていいんじゃない?嫌いじゃないわ」
「牡蠣美味しそうじゃないですか?もちろん、その地方だけの食べ物はあるんですが、新潟・山形・秋田の牡蠣推しが凄かったです。そして、まわっている間にどこの県もなんとなく似てるなって感じました。特に、新潟北部の村上から山形の庄内なんて、気づいたら県が変わってるんですよ」
「うん」
彼女は、ジントニックを軽く飲む。
「一応、県という名前でくくられている訳なのですが、一気に何かが変わる事もないですし続いてるんですね。例えば、枝豆。もちろん新潟の茶豆も山形のだだちゃ豆も美味しい。お米も、日本酒も、お魚も。とても似てるな、というのが僕の感想でした」
「そうね。国の単位でもそうかもしれない。国境というものがあるから、なんだか全く違うように見えるけれど。大体は、連続している。あるいは、まだ私達が気づいていない何かがあるのかもしれない。
人間は、知ってる事でしか世の中を見る事が出来ないから。歴史だって知らないと、歴史的建造物もただの建物になっちゃうでしょう?」
「確かに、そうかもしれないですね。現時点の僕には、とても似てるなっていうのが感想でした。他にも出会った人を紹介しますね」
「うん、あなたの写真は人が多いわね。たしかに、人を紹介された方がその土地の雰囲気が分かる気がするわ」
「こちらは、新潟の村上で塩を作っている小林社長。薪を使って塩を丁寧に作ってるんです。村上で塩を作っている事を知らなかったので、とてもびっくりしましたね」
「こちらは、山形庄内町の槇島ほうき手作りの会の会長日下部さん。ほうきの手作りの良さを話してもらって、これは舟結びっていう結び方を教えてもらっている所ですね。学校に、作り方を伝承してるみたいなのですが、生徒からの感想を嬉しそうに見せてくれました。
やはり、このような伝統が続いていくのって嬉しいんだと思います。僕は、槇島ほうきって初めて聞きましたし」
「槇島ほうきね。私も覚えておくわ」
「こちらは、秋田のにかほ市のフードコートにかほっとの途中で筋子を売っていたおばちゃん。もの凄い量が入っていました」
「こちらも優しそうな方。笑顔がとても素敵」
「そして、酒田の海鮮市場のお兄さん。物産展が沢山あるのですが、魚が好きな僕は、毎回テンションが上がってました。ヒラメってこんなに大きいんですよ」
「メバルも美味しそうね。海鮮の市場って私も好きよ」
「この方は山形・酒田の街を活性化している1人の西村社長。北前横丁と言われる場所は、15年ほど何も無かったエリアを西村さんが手がけて、酒田の人が集う所になってるんです。ここに、今は10店舗入ってるんですが、開店当時5つしか集まらなかったみたいで。
冬の時期にオープンをして。そこから盛り上げて今は10店舗全て埋まってるんです。どのお店も楽しそうで、賑わってました」
「あら、楽しそう。ちょっとご飯食べて違う所に移動してみたいなスタイルね」
「そうです。さらに、西村社長は色々なイベントも手がけていて。ここは、大きなテントを張ってみんなが集える場所を作ったらしんです。野外で、こんな気持い空間中々無いですよね。一見とても不思議な場所なんですが、ここも楽しそうでした」
「ここは、凄そうね。どんな人が集まっているの?」
「いや、みんなバラバラで。大きなテーブルみたいな所に座って、みんな会話が始まってという感じでした。議員の方もいらっしゃったり、凄い良いごちゃ混ぜ感でした」
「野外は、気持ちいいから良いわよね」
「ほんとそう思います。そして、最後はこちらの奥田シェフですかね。鶴岡の顔のような方みたいです。つるおか食文化市場 FOODEVERに行ったのですが、そこは巨大なレストランをイメージしていて。色々なお店が入ってるのですが、もちろん全て種類は違って。
肉、魚、そば、スイーツ等など。全てを回るとフルコースになるように作られているんです。ちょっとだけ食べる人もいるし、全部を回る人もいる。そんな仕掛けに単純に凄いと感じました」
「全部回るとフルコースって、発想が凄いお洒落ね。なんだか、雪国の夏の姿がぼんやりとだけど分かった気がするわ。本当に素敵。そして、魅力的な人が多いのね」
「そうなんです。雪国の食に目が行きがちなのですが、人がとても温かったです。そして、コミュニティが豊か。一人で行っても受け入れてくれるんだと思います。
あ、そしてこれが本当の最後で、きらきらうえつっていう電車です。新潟と秋田を結んでいるのですが、この電車の中に飲食スペースがあるんです。みんなでお酒飲みながらわいわいしながら帰りました」
「こういうスペースがある電車なんてあるのね。なんだか、あなたが楽しそうに話してくれるから私も楽しくなって来たわ。ありがとう」
「いえ、気づいたら沢山話してしまいました。本当に雪国の夏の魅力を少しは僕も分かったような気がします」
僕はカクテル雪国をゆっくりと飲み終えた。そして、少しの静寂が店内に広がった。
「自分が知らない事を知れるのって、本当に楽しいわよね。私達が知らない事は沢山あって、そして常に全ては変化をしていく。その変化の一部でも知れて、そしてそこに貢献をしていると思うとなんだか救われる。目的を感じる。
見た人は何かをすべきだと私は思うの。見たよって発信をするのでも、その場所に住むのでもいいし、些細な事でもなんでも。
もしかしたら、ほっといてくれっていう人もいるかもしれない。僕らの場を荒らさないでくれって。でも、時間がある限り私達は変化をしていくのだし、正しいあり方だと思っている。あなたが見た事を沢山聞けて楽しかった。行ってみたいって思えたわ。本当にありがとう」
そして僕はマスターに、もう一杯雪国を注文をした。
終わり。
今回取材をした場所:
住所:新潟県村上市脇川1008-1
電話番号:0254-78-2468
営業時間:
7月下旬~8月末
10:00~16:30
それ以外のシーズン
10:30~15:30
※塩工房は8:00-17:00(9月以降は木曜他定休日あり)
住所:山形県鶴岡市鼠ヶ関丙151
電話番号:0235-44-2855
営業時間:11:00~22:00
住所:山形県鶴岡市覚岸寺字水上199
電話番号:0235-29-2828
住所:山形県鶴岡市末広町 3 番 1 号 マリカ東館 1 階
営業時間 9:30~23:00(店舗により異なる)
URL http://tsuruokamarukajiri.info/
URL http://foodever.info/
Facebook http://www.facebook.com/foodever.tsuruoka/
住所:山形県鶴岡市福田甲41
電話番号:0235-25-8694
営業時間:
11:30-14:30
17:30-21:30
http://www.e-naa.com/
※「農家の宿母屋」として宿泊客も受け入れている
住所:山形県酒田市日吉町2丁目3−8
電話番号:0120-561-138
営業時間:
11:30~13:30
17:00~22:00
※月曜日定休日
住所:山形県酒田市中町2丁目4−20
電話番号:0234-23-0128
営業時間:
10:00~17:00(喫茶)
19:00~22:30(バー)
住所:秋田県にかほ市象潟町字大塩越36-1
電話番号:0184-43-6608
営業時間:9:00~21:00
http://kirakirauetsutabi.net/
日本海きらきら羽越観光圏10市町村
【秋田県】 にかほ市
【山形県】 鶴岡市、酒田市、戸沢村、三川町、庄内町、遊佐町
【新潟県】 村上市、関川村、粟島浦村
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