中国の首都、北京。北京の代表的な料理といえば、まず北京ダックが頭に浮かぶと思いますが、広大な大地を持つ中国は地方ごとに気候が異なっているため、料理もバラエティーに富んでいます。
今回は、そんな中国の首都である北京地方の代表的な料理とスイーツを、合わせて16選ご紹介いたします。
北京の食事事情
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中国料理は世界的に有名ですが、やはり本場の食事もおいしいです。中国は日本以上に外食産業が盛んで、中国料理だけでなく、日本人街、韓国人街、ロシア人街など各国の料理が楽しめるエリアもあります。
中国全体には屋台が多く、買い食いする人も多いです。しかもボリューム満点の食べ物が買えるので、これだけでお腹いっぱいになることもしばしばあります!
日系のコンビニなども多く進出しており、日本の食べ物を手に入れるのもあまり苦労しません。北京に住んでいれば、グルメな生活を楽しむことができるでしょう。
地元の食堂ですが、できるだけメニューに値段がしっかりと書いてある場所に入るようにしてください。駅前などの食堂には入らない方が無難です。一見のお客さんだと、大盛だから◯元と値段を吊り上げてぼったくろうとする場合があります。
中国は日本に比べて衛生環境にあまり気を使っていないレストランも多いので、味が変だったり、店が汚すぎる場合は、お金やお店の人のことを気にせず、すぐに出て違う食堂に行くのが良いでしょう。
炸醤麺(ジャージャーメン)
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北京の麺といえば、やはり炸醤麺が有名。キュウリなどのトッピングと肉入りの味噌を麺と混ぜて食べます。日本のものとは違う、甘めの味付けが特徴的です。
涮羊肉(羊肉のしゃぶしゃぶ)
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日本では中々ない羊肉のしゃぶしゃぶです。お肉はもちろんのこと、野菜もたっぷり食べれる涮羊肉。薬味をきかせたタレにつけて美味しくいただきましょう。
北京ダッグ
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誰もが知る北京料理の定番といえばコレ!アヒルを丸ごと焼いて作る北京ダックは、見た目も豪勢で味も抜群。一口に北京ダックといっても、吊るし焼き・蒸し焼きなど、焼き方によってタイプが違うそうです。
刀削麺(トウショウメン)
麺の太さが不揃いな刀削麺。曲がった包丁で麺を削るため、薄いところと厚いところができ、それがまた独特の食感を生み出し美味!ぜひ一度トライしてみてください。
酸辣湯(スワンラータン)
すっぱい&辛い酸辣湯は、中華圏では定番の人気スープ。酸味と辛味がうまく交じり合った風味良いスープは、冬はもちろん、夏にも頻繁に食されます。
葱油餅(ネギおやき)
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ネギの細片を具として使用した中華版おやきです。甘くないので食事としてもいただけます。朝食として食べる人も多いです。
水餃子
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日本では焼き餃子が人気ですが、本場中国では餃子は基本的に茹でて食べられます。あっさり&プルプルもちもちの餃子は、一度食べるとハマります!
肉末焼餅(ローモーシャオピン)
小麦粉をこねて焼いたパンの中に、そぼろ肉を挟んで食べる料理です。香ばしいゴマと甘い味付けのそぼろが相まって、食がどんどん進みます。
紅焼熊掌(熊の掌の煮込み)
ちょっとグロい!?熊の手を煮込んだ紅焼熊掌は珍品として知られており、特別料理の代名詞として使用されています。中国では、おせち料理としても食べられます。
猫耳朶(ネコの耳たぶ)
猫耳朶は、まるでマカロニのように小さくクルリと巻いた麺のことを指します。本物の猫の耳朶ではないのでご安心を。きくらげや、にんじんなどと一緒に炒めたり、スープに入れていただきます。