編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

 

4. 地上の熱帯性の森を歩こう

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/bb/Cyathea_mertensiana_(Kunze)_Copel_in_Bonin_Islands.jpg

Photo by commons.wikimedia.org

海はもちろん綺麗な小笠原ですが、陸上もやはり欠かせません。生物学的には、むしろ陸上の方が小笠原固有の生き物がいて貴重なぐらいなのです。

特に鳥類やカタツムリの仲間には、絶滅危惧種になっているような希少な固有種がいっぱいです。特に重要な生き物の生息地として指定されている場所はガイドが必ず必要で立ち入り許可をもらう必要があります。

 

5. カルスト地形が作り出す幻想的な島

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Photo by pixta.jp

もう1つ行っておかなければならない場所が無人島である南島です。ここはカルスト地形が再度海に沈んだ事で作られました。その景観は天然記念物として大変有名です。

また、無人島のため多くの海鳥が繁殖しているので、シーズンにはその愛らしいひな鳥の姿を見ることができます。

また、浜辺に行くと、白い貝殻がたくさん落ちていますが、これらは全て、ヒロベソカタマイマイの化石(採取は禁止です)。

他では体験できない空間なので、小笠原に行った際には絶対行っておきたいスポットです。

 

カルスト地形が再度海に沈んだ事で作られた、沈水カルスト地形が作り出す景観が天然記念物となっています。また、カタヒラマイマイではなくヒロベソカタマイマイになります。

 

6. 戦争の傷跡 砲台跡

小笠原はもちろん自然豊かな場所ですが、人の悲しい歴史も刻んでいます。太平洋にぽつんとうかぶ小笠原は第二次世界大戦中には貴重な要塞の1つでした。

砲台跡などが、父島のジャングルの中に残っています。

 

まとめ

東京都でありながら、行く手段は船しかなく、それも丸一日以上かかる、という小笠原。しかし、このアクセスの悪さをカバーする以上に素晴らしい自然が待ち受けているのが小笠原です。

行ってしまえば、船が帰るまで帰れないので、小笠原に行くには、最低5日以上予定を開ける必要がありますが、死ぬまでに一度は行ってみたい場所の1つですね。

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