ライター
もりなつ フリーライター&ヘナタトゥーアーティスト

シンプルに生きるを目指しているライター。21歳のワーホリ以来、海外にドハマり中。現地でのハプニングを楽しむ旅が好き。

ウミガメは泣きながら産卵する?

photo by もりなつ

ウミガメの産卵はツアーに参加すると、間近で見学できます。親ガメが産卵に集中できるように、静かに見学することが条件になっているので、くれぐれも大声を出して親ガメにストレスを与えないようにしてください。

ウミガメは産卵する時に涙を流しているように見えると言われていますが、これは体内に溜まった塩分を体外に排出するために、目にある器官の塩類線から塩分度の高い涙を出しているとのことです。

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生みたての卵もこんな間近で見させてもらえます。ツアーガイドが子ガメをツアー参加者に見せてくれるので、卵に触ることはできませんが、子ガメの甲羅に触ることはできます。

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この後、子ガメが砂浜を一生懸命歩いて、海まで向かうところを見ることができます。ぜひこの貴重なウミガメの産卵を見学してみてくださいね。

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高確率でウミガメの産卵を見学できるのは、オーストラリアの中でもバンダバーグにある、モンレポビーチです。そして、Mon Repos Turtle Encounter tourの参加者のみ、ウミガメの産卵が行われているモンレポビーチに18時以降入ることが許されています。そのため、ウミガメの産卵を見学するためには、このモンレポタートルツアーに参加する必要があります。

 

ツアーが始まると、モンレポのスタッフがビーチにウミガメがいるか確認しに行きます。その間は間は、施設内のディスプレイを見学して待ちましょう。ウミガメが現れたらビーチに向かいます!

野生のウミガメは通常ビーチに上がってくることはなく、産卵の時だけ現れます。時には何時間も待たないと見ることができないこともあるので、忍耐強く待つ必要もあるでしょう。

 

ツアーの参加費用は、大人(15歳以上)が13.05ドル(約940円)、子ども(5~14歳)が6.75ドル(約490円)となっています。

■詳細情報
・名称:MON REPOS Turtle Centre(モン・レポス・タートル・センター)
・住所:36 Avenue St, Bundaberg East, QLD 4670
・地図:

・アクセス:バンダバーグから車で約10分
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:なし
・電話番号:1300-722-099
・料金:13ドル(約1,030円)ツアー代
・オススメの時期:11月~3月末
・公式サイトURL:https://www.bundabergregion.org/turtles

 

バンダバーグまでのアクセス

photo by photo-ac

最後に、バンダバーグまでのアクセス方法をご紹介します。バンダバーグに一番近い都市のブリスベンからのアクセス方法は電車・車・飛行機の全部で3つです。

グレイハウンド(Greyhound)というバスで行くこともできますが、所要時間が7~10時間ほどかかり、価格は90~130ドル(約7,100 ~10,300円)と電車より高いので、あまりおすすめではありません。

 

電車でのアクセス

電車の場合、ブリスベンのローマストリート(Roma street)駅から4〜6時間ほどかかります。価格は片道57~89ドル(約4,500~7,050円)。時期によってはセールをしているのでQueensland Rail Travelでチェックしてみて下さいね。

電車を利用すると、車内でWiFiが使えたり、窓越しにオーストラリアの景色を堪能できます。一方で時間が掛かり、本数も少ないので時間がある方におすすめのアクセス方法です。

 

車でのアクセス

車の場合、ブリスベン市内から4〜5時間ほどかかります。オーストラリアでは車でのラウンドトリップ(ロードトリップ)が人気なのでこの機会に挑戦してみるのもいいかも。

ブリスベンからバンダバーグまではサンシャインコーストやヌーサなど、立ち寄るべき場所がたくさんあるので、せっかく車を持っているのであれば、使わない手はないですね!

しかし、長時間の運転になるので、事故や車のアクシデントに見舞われる可能性もゼロではありません。車を利用する場合は、くれぐれも注意して運転してくださいね。

 

飛行機でのアクセス

飛行機を利用する場合は、ブリスベン空港からバンダバーグ空港に飛びます。所要時間は約1時間。価格は時期により異なりますが80~300ドル(約5,700~21,400円)です。航空会社はヴァージンオーストラリア、もしくはカンタス航空を利用しましょう。

飛行機は所要時間が短いので便利ですが、チケット価格が高いので、時間がなくて急いでる人におすすめです。

飛行機も良いですが、せっかくオーストラリアに来たので電車や車で、日本では見ることのできない広大な自然を間近で堪能してみてくださいね!

 

バンダバーグには魅力がたくさん

photo by もりなつ

バンダバーグは自然がたくさんあり、見どころも満載です。ウミガメの産卵や子ガメが頑張って海に帰る姿が見ることができたり、有名なラム工場で試飲ができたり、少し足をのばせばグレート・バリア・リーフでダイビングやシュノーケリングなど、想像するだけで楽しくなりませんか?

ブリスベン近郊への旅行やオーストラリアらしい旅行をしたい方には、バンダバーグはとってもおすすめ。ぜひ次の旅先の候補にしてみてください。

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もりなつ フリーライター&ヘナタトゥーアーティスト

シンプルに生きるを目指しているライター。21歳のワーホリ以来、海外にドハマり中。現地でのハプニングを楽しむ旅が好き。

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