また、外側には三脚も装着できるため持ち運びも便利。特にこのバッグのいいところは三脚をバッグ中央に装着できるところ。
側面に三脚を装着できるバッグもいくつかありましたが、バランスが悪いため、長時間背負っていると疲れやすくなるのかなと。
旅の相棒と言っても過言ではないサブバッグ。旅中は常に身に付けるものなので自分に合った最適なものを見つけるようしっかりと下調べをしましょう。
4. 三脚
上でも少し登場しましたが、お次は三脚。三脚は荷物になる割には使用頻度が低いため持ち歩かない人も多くいますが、夜景や星撮影には必要になってきます。
僕は旅中は重量が1.4kgの三脚を持ち歩いていましたが、正直結構しんどかったです。実感としては1kg〜1.5kgくらいが限界かなと。
上の写真は帰国後に買い直したManfrottoのBefree。重さは前回と同じ1.4kgですが、縮長が40cmなのでかなりコンパクトになり、気分的には軽く感じます。これくらいのスペックが旅にはギリギリかなと。
ちなみに、旅中に持ち歩いていたのは、SLIKのPRO340BH。ウユニ塩湖での塩やサハラ砂漠での砂にやられて使い物にならなくなってしまいました。笑 メンテナンスはしっかりとしましょう。笑
三脚についてもう1つ。三脚にも様々な種類がありますが、僕が選ぶ時に検討項目に入れているのが上の写真のような自由雲台。
カメラを固定する根元の部分がボール状になっているため、思い通りの角度でカメラを固定することができます。
これを使うことで岩場や足場の悪いところでの撮影が可能になり、僕自身かなり重宝しています。カメラの水平はカメラに内蔵されている水平器を使えばいいので特に不満に感じることもありません。
これはオススメですので、三脚を持って行こうと思っている人は是非検討してみて下さい。
5.レリーズ
この辺りからはサクッとご紹介していきたいと思います。こちらはケーブルレリーズ。シャッターを切るときの遠隔スイッチです。
夜景撮影などで長時間シャッターを開く際は、シャッターを押す時の動作さえもブレに影響するので、シビアな撮影を行なう人は必要になってきます。
ただ、使用頻度が高いわけではないので、こういった機材はアマゾンなどで売っている互換品で十分かと思います。僕もこちらはアマゾンで数百円で購入したものです。特に壊れることもなく、最後まで使うことができました。
また、これがなくてもカメラのセルフタイマーなどを使ってシャッターを押さない工夫などもできるのでマストではありません。
6.予備バッテリー
お次はバッテリー。これは必ず用意しておいた方がいいアイテムです。僕は予備のバッテリーを3つ、トータルで4つのバッテリーを持っていましたが、沢山持ってて本当に良かったなと思いました。
4つはちょっと極端ですが、寒い場所ですと電池の減りは驚くほど早く、せっかく目の前にすばらしい光景が広がっているのにカメラが電池切れ、、なんてことにもなりかねません。
これもアマゾンなどで互換品が売ってあるので、あまりお金をかけれない人はそちらで十分かと思います。予備バッテリーは是非持ち歩くようにしましょう。
7.NDフィルター(遮光フィルター)
こちらはNDフィルターと呼ばれる、レンズを通る光の量をコントロールするフィルター。これを使う場面は、渓谷などで川や滝を流して撮りたい時に使用します。
上の写真の様に、激しく流れる滝を絹のように滑らかな質感で表現したい時はシャッターを長時間開けておく必要があります。
ただし、昼間の撮影でシャッターを長時間開けてしまうと明る過ぎて撮影した写真が真っ白になってしまうので、このNDフィルターを用いて光の量をコントロールするのです。
これも人と違った表現をしたい時に使う道具なので必ず必要なものではありません。ご参考までにということで。
8.ハードディスク
旅が長ければ長いほど、撮った写真のデータはたまってく一方。特に最近のカメラは高画素仕様のためデータの容量も大きく、おそらくパソコンのハードディスクだけでは足りない事態に陥るかと思います。
もちろん海外でも購入することはできますが、大切なデータを保存するわけですから出来るだけ信頼のある日本のお店やネットショップなどで買うことをオススメします。
ちなみに僕は1TBのポータブルハードディスクを持って行きましたが、足りなくなり、最終的には2TB追加で購入しました。
9.SDカードとカードケース
ハードディスクと同じく、SDカードも余裕をもって用意しておいた方がいいかと思います。撮影時はもちろん、ハードディスクが故障、紛失した時のためのバックアップとしても使うことができます。
本当に大事な写真はハードディスクと別にSDカードの方にも保存しておく、という対策もしておいて損はありません。
僕は通常32GBを2枚装着し、予備で16GBを2枚持っていました。
10.メンテナンス用品
一眼レフなどのレンズ交換式カメラと一緒に持っていた方がいいのが、メンテナンス用品。レンズ交換を頻繁に行なっていると嫌でもカメラの内部に埃や塵などのゴミが混入します。
ゴミの大きさによっては写真にも影響するので、ブロワー(上の写真)の1つくらいは持っておくことをオススメします。
11.レインカバー
最後はレインカバー。トレッキング用のバックパックなどには始めから付属されているものも多いかと思います。
世界の絶景を追いかけていると、否が応でも山の中に入ることが増え、レインカバーのありがたみを知ることになります。
特にカメラや電子機器を多く持ち歩く最近の旅人は雨などによる故障には十分に注意が必要です。僕もノルウェーでトレッキング中に激しい雨に打たれコンデジを1つ壊してしまいました。
外国で修理に出すのも大変手間のかかる作業なので、未然に防ぐことが一番の対策。日本とは違った環境で生活することを踏まえた上で色々と準備していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?何が起こるか分からない長期旅行。事前の準備や対策に関する参考例はいくらあっても良いものだ思い、今回図々しくも自分のことについて長々と書いてしまいました。
僕自身も旅の準備中は暇があれば情報収集していたことを覚えています。自分の経験が一人でも多くの旅との助けになればと思います。良かったら次の旅の参考にしてみて下さい。