こんにちは、鎌倉在住ライターNATSUKIです。
新しい生活様式が求められ働き方も変わりつつある今、人混みは避けながらも家以外の場所で、“日常生活を離れてリラックスできるような旅がしたい”、そんな方も多いのではないでしょうか。
そんな方にお勧めしたいのが、キャンプ旅。テントと寝袋、バーベキューセットさえあれば非日常を存分に楽しめてしまうキャンプの楽しみ方をご紹介します。
携帯をオフにして、リセット時間を。
せっかくの自然に囲まれる時間を楽しむために、あえて携帯の電源をオフにする時間を。携帯が近くに置いてあったり、メッセージの着信が目に入ったりするとついつい見てしまうもの。
電源をオフにして意識的に携帯を見ない時間を作ることで、目の前の緑溢れる風景や空気感、森から聞こえてくる鳥の声、キャンプへ一緒に来ている大切な人との会話など、何気なく思えるけれどなんだか心のエネルギーが満タンになるような大切な時間に出会うことができます。
視界いっぱいに広がる自然の色を堪能する。
視界いっぱいに、自然の色が飛び込んでくる。普段目にしている街並みとは違う世界が視界に広がることで、非日常の空間にいるということを存分に楽しむことができます。
湖畔に椅子を置いて、ゆっくりコーヒーを飲む時間などいかがでしょうか。
開放的な空間で、食を楽しむ。
やっぱり欠かせない、キャンプご飯。普段生活をしている家のように指で少し操作するだけでは火がでてこないのも、炭に点火していく時間もなんだか楽しく感じます。
炭に火がついたら、網の上に食べたいものをのせて好きなように楽しむ。お鍋で炊いたご飯だけでも、いつもよりもなぜか何倍も美味しく感じるもの。
開放的な場所で、ビールを傍らに食べるキャンプご飯は最高の一言に尽きます!
五感を使って何もしない時間を楽しむ。
家を離れて自然に囲まれながら携帯ともひと時離れると、「何もしない時間」にたくさん出会います。
日常を過ごしている時の、いつもと変わらない考え事をすることもできますが、五感をいつもよりはたらかせて、視覚で景色を楽しみ、聴覚で森から聞こえてくる音を楽しみながら「目の前の何もしない時間」を楽しむのはいかがでしょうか。
「何もしない時間」を楽しむために、とっておきのキャンプ場
この記事に掲載している写真のキャンプ地は、北海道足寄町に位置する「オンネトー国設野営場」です。
広大な国有林の中にあり、長い年月をかけてある程度自然のままの状態で守られてきた美しい場所でキャンプを楽しむことができます。
北海道三大秘湖と称される「オンネトー」は息をのむほど美しく、その周囲にキャンプサイトがあるのだから最高です。携帯の電波は入りませんが、自然に囲まれ「何もしない時間」を過ごすにはとっておきの場所です。
車で5分程の距離にはしっかり温泉もあります。釘を一本も使わずに建造された立派な硫黄泉の露天風呂は最高ですよ。
・名称:オンネトー国設野営場
・住所:北海道足寄郡足寄町茂足寄国有林内
・地図:
・アクセス:釧路空港から車で1時間20分、道東道足寄ICから車で1時間、足寄市街地から車で50分
・営業日:6月~10月末まで(※積雪等により早く営業終了する場合もアリ。)
・電話番号:0156-25-2141(足寄町役場経済課商工観光振興室)
・料金:宿泊大人350円(高校生以上)小人200円
日帰り大人80円(高校生以上)小人50円
・オススメの時期:夏
・公式サイトURL:https://www.town.ashoro.hokkaido.jp/kanko/post-27.html
All photos by Natsuki Ishibashi