「人種のモザイク」と呼ばれるように、移民が多く多国籍国家のカナダでは実に多くの人種が共に生活をしています。
多国籍国家だからこそさまざまな国の料理を食べることができる、ということがカナダの魅力でもありますが、その分、カナダ料理と聞かれてピンとくるものは少ないのではないでしょうか?
今回はそんな数少ないカナダを代表する料理をご紹介します。
*編集部追記
2015年10月公開の記事に、新たに3品を追加しました。
ベストフード
私がおすすめするベストフードは、新鮮なロブスターがたっぷりのったロブスターロールです。「赤毛のアン」で有名なプリンス・エドワード島の名物で、プリップリのロブスターは、一口食べると口の中ではじけるようです。
カナダは基本的に肉料理が多かったので、ロブスターを食べるととても元気になれました。地域限定、夏季限定ですが、もし夏にカナダに行ったならぜひ挑戦してみてください。
プーティン
カナダ国民食のプーティン。グレイビーソースとチーズカードがたっぷりかかったフライドポテトです。ショッピングモールのフードコートや、マクドナルド、A&W、バーガーキング等のファストフード店でも食べることができます。
ジャパドック
ジャパドックとは、その名の通り”Japanese style Hot dog”で、照り焼きチキンやお好み焼き等の“和”とホットドックのコラボレーションを味わうことができます。日本人夫婦がバンクーバーで屋台を始め、一躍人気となり、「北米屋台の歴史を変えた」とメディアでも多数取り上げられています。現在はニューヨークにも出店されています。
メープルタフィー
温かいメープルシロップを雪の上に流しかけ、棒状に固めたキャンディです。カナダといえば、メープル(カエデ)。国旗にも描かれており、1番にイメージする人も多いのではないでしょうか。世界のメープルシロップの8割はカナダで生産されているって知っていましたか?
ホットケーキやワッフルにかけて食べるのはもちろん、カナダではメープルシロップそのものの味を楽しむメープルタフィーや、家庭では料理の隠し味として使われることもあります。
ロブスターロール
『赤毛のアン』で有名なプリンス・エドワード島の名物といえば、カナディアンロブスター。ぷりっぷりのロブスターをパンでサンドした贅沢な一品です。地域限定、夏季限定でサブウェイやマクドナルドでも食べることができます。
ティムホートンズ(Tim Hortons)のドーナッツ、TimBits
カナダのドーナッツチェーン店。売り上げはスターバックスの10倍で、カナダ国内のカフェのシェアはなんと6割以上、トップシェアを誇ります。コーヒーやドーナッツの種類は多く、お財布にも優しい価格設定なので毎日でも行きたくなります。
バンクーバーやトロントの空港の中にも店舗があるので、万が一滞在中に食べ忘れてしまったら、帰りの飛行機の待ち時間に食べることができます。
スモークミートサンド
カナダのフランス語圏、モントリオールの名物で、あふれる程のスモークミート(モントリオール風薫製肉)をベーグル等のパンで挟んだサンドウィッチです。お勧めのお店はモントリオールにある老舗「Schwartz’s」。朝の開店時から常に満席状態の人気店です。
バタータルト
カナダのもう一つの国民食、バタータルト。タルト生地に、バター、卵、砂糖でできたフィリングが入っており、ナッツやレーズンを加えてアレンジされたものもあります。スーパーやファーマーズマーケットで購入できます。
ナナイモバー
カナダを代表する“甘すぎる“スイーツ。BC州バンクーバー島の南に位置する“ナナイモ市“のとあるカフェで作られたのがはじまりだそうです。地名をとってナナイモバーという名が付きました。3層になっており、ココアやアーモンド・くるみ、カスダード、チョコレート等が使用されています。
サーモン
カナダは新鮮な魚介類の宝庫として知られており、特にサーモンは有名です。そんなシーフードをふんだんに使ったカナダ料理は人気が高いので、ぜひ挑戦してみてください。
ハンバーガー
マクドナルドといえばアメリカを代表するハンバーガーチェーンですが、カナダ生まれのお店も数え切れないほどたくさんあります。またチェーン店ではない本格的なレストランのバーガーや、ヘルシーな手作りバーガーなど、その種類も豊富です。