私もスーパーマーケットでの買い物の帰りに物陰にいたエルクとバッタリ鉢合わせ、互いに目を丸くした経験がありますし、そう言ったエピソードが日常的に起こります。
ただし遭遇する動物達はあくまで野生であり、一方こちらは動物の聖域にお邪魔している訪問者です。決してむやみに近づいたり、食べ物を与えたりしてはいけません。
あと、遭遇しては困るような獰猛な動物もすぐ脇を歩いているかもしれないことを常に忘れずに。
インフラも発達し、山を眺めながら不便ない生活
photo by TKY
カナディアンロッキーは世界を代表する観光地です。開発とまでは言わないものの、最低限のインフラを備えた都市機能が存在し、一般的な生活をするには何ら不便がありません。
先出の街バンフには、ホテル、レストランはもちろん、ファーストフード、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、教会、小さいショッピングモールや映画館、加えてクラブだってあります。
本格的な山岳地帯にいながらも、コンパクトに整った街で快適な生活ができてしまうのが、実は魅力だったりします。
山岳に来てるにも関わらず、夜はちゃっかりドレスアップして白い息を吐きながら楽しそうに出かける女の子たちが多いのも、その快適さの現れでしょうね。
アウトドア・アクティビティが充実
photo by Hitomi Kawaguchi skier TKY
カナディアンロッキーはまたアウトドアの聖地と言われることもあります。その集客力により、そのあたりの都市よりもアクティビティが充実しています。
スキー、スノーボードはもちろんですが、アイススケートやノルディックスキー、犬ぞり、夏場はキャンプやトレッキングなど、取り組めるアクティビティの種類は豊富です。
猛者に至っては、自力で山を登り手つかずの険しい斜面を滑ったり、1週間分の食料と荷物を背負いキャンプしながら歩いて山間を縦走したりと人間離れした活動をします。
その逆に初心者向けには関連施設やレンタル機能が整っており、それに準ずるツアーも盛んなので、手ブラで楽しめてしまう点がひとつの魅力です。
日本からのアクセスも良好
photo by TKY
カナディアンロッキーに行くには、カナダの西の玄関口と言われるバンクーバーを経由し、カルガリーまでフライトするのが一般的です。そこからシャトルで1〜2時間も走れば、そこは世界に名だたるカナディアンロッキーの中心地です。
アメリカ側よりも短い移動時間で済みますし、何よりアルプスを代表するヨーロッパの山岳に比べればラクラクです。出発したその日のうちに、本格的な山岳地帯に滞在できるのです。
まとめ
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いかがでしたでしょうか?カナディアンロッキーの魅力は、険しい山々と美しい湖、そしてそれを目の当たりにしながら街で快適に過ごせる環境です。
観光地とはいえ、カナダは物価も比較的お手頃ですので、ぜひ一度足を運んで頂き、大自然を堪能し、動物達に会いに行ってみてはいかがでしょうか。