先日応募をスタートしました、Red Bull主催のトラベルアドベンチャー「Red Bull Can You Make It? 2018」
すでにチームを結成してエントリーの必要なPR動画を作る準備を進めているという声もちらほら聞いておりますが、皆さん応募する準備は進んでいますでしょうか?
人生に1度経験できるかどうかの大きなチャレンジにもなりうる、この「Red Bull Can You Make It? 2018」。昨年は実は150チームのエントリーがあり、その中から3チームの日本代表チームが選ばれました。
今年もきっと大いに盛り上がるであろうこの大会に、今回チャレンジしようと思っている方や、まだ迷っている方も含めて気になっていることがあるかと思います。
❐あと10日!Red Bull主催のトラベルアドベンチャー「Red Bull Can You Make It? 2018」の締め切り迫る
・実際に日本代表チームに選ばれる人たちってどんな人なの?
・どんな応募したの?
・当日までどんな流れで進んでいくの?
・旅中はどんな感じだったの?
・Red Bullと何を交換したの?
など。
その答えは、過去の日本代表チームに聞くのが一番でしょう。
ということで今日は、皆さんのそんな悩みを解決すべく、前回大会の日本代表チームの「Happies」の皆さんにその裏側の話をたくさん聞いてきましたので、ご紹介します。
Happies 公式Twitter:
https://twitter.com/happies_team?s=09
エントリーはどうだった?
ー動画の提出がありましたよね?撮影やテーマはどう決めたのですか?
會田:メンバーの個性が引き立つように英語の自己紹介や海外での写真を多く取り入れようと考えていました。正直、動画関係には非常に疎かったので四苦八苦しながらの撮影でした。
柴田:Happiesのおもしろさが伝わることを第一に考えていました。また、東北・山形を意識して、雪を活かしたストーリーにしたところがポイントでした。
ーオススメの作成方法やコツってありますか?
會田:個人的な意見ですが、「Red Bull Can You Make It?2018」はドローン等を使った迫力のある動画が、たくさん出てくると思います。ですが、動画内で自分たちの「色」を出すことを忘れないで欲しいです。
柴田:自分達らしさを出した方が、今後投票の際にも生きていくはずなので、そこは忘れないでください。
ーWEB投票は、どんなことを意識してSNSで発信しましたか?
會田:僕たちは、海外の友人に現地の言語に翻訳してもらいFacebookやTwitter、Instagramで発信していました。また、WEB投票は各国で行われているため、日本以外のチームとお互いに投票し合うなどして票を集めたりもしました。
柴田:「山形・東北から世界へ」を合言葉に、SNSで発信しました。山形・東北からの唯一のチームだったので、世界で東北のよさをアピールするということを意識しました。
高橋:自分は、その時船で海外を周るプログラムに参加していたので、一緒にいた外国人友達や、日本の友人にひたすら宣伝し、投票してもらっていました。
日本代表に選ばれたとき、どんな気持ちでしたか?
會田:僕たちHappiesはWEB投票の結果が4位だったので、半泣きで。日本代表にはなれないと覚悟していました。Red Bullから電話が来た時は“ドッキリ”なんじゃないかと疑いました(笑)
高橋:日本代表に選ばれた、という電話を頂いたときはもう本当にうれしくて。そして、投票期間中、必死に取り組んでくれた二人への感謝の想いがあふれ出た瞬間でもありました。
旅中はどうだった?
會田:テントを買ったくらいですかね?(笑)チェックポイントの場所やアドベンチャーチャレンジの内容は、イベント直前まで知らされていなかったので、どういう経路でゴールまで行くか、どんなことをするかは、決められなかったですね。
柴田:高橋と、イベントを想定して、テントと寝袋を持って日本をヒッチハイクで周りましたね。あの旅で、寝袋の下には、保温性のマットか段ボールが必要だという事、寝袋は寒冷地対応でないと、死んでしまうことを学びました。
ー本選が始まるまではどんな感じなのですか?
高橋:現地を少し観光したのと、夜にPartyが用意されてました。そこでは、世界各国から集まった旅好きな学生と交流できる時間がありました。
ー旅中の楽しかったエピソード、困ったエピソードはありましたか?
會田:言葉には困りました!イギリスは英語圏なので言葉の壁は全くなかったですが、ドーバー海峡を渡ってフランスのカレーに着いてからがすごく大変でした!
柴田:困ったことは、自分のバックパックが旅中に異常に臭くなってしまったことですね!あまりにも臭すぎてチームの前を歩くなと釘を刺されてしまいました。
高橋:旅も終盤、ベルギーの駅でホームレスのように寝ていると、明け方の4時ごろ、ガタイのいい強面の警官二人から起こされました。疲れがたまっていたのと、頭が働かないので何を言っているか全くわからず…。怖かったですね。
楽しかったことは、チェックポイントチャレンジで、高いところからバルーンに飛び込むアトラクションがあって、日本にはないような施設だったのでとても刺激的でした!
ーすでに素敵な出会いをされていますが、忘れられない出来事とかありましたか?
柴田:エッフェル塔で見た朝焼けですね。最終日前夜、無事パリについて寝る場所もなくフラフラ歩いて偶然エッフェル塔に着いたんです。
気持ちよさそうな良い芝生があったので、3人疲れていてその日はそこで寝袋敷いて寝ました。朝起ると、朝陽に照らされたエッフェル塔が目の前にありました。
高橋:ベルギーの電車に乗ろうとしていると、CYMIのことを知っている人がいて、どうやら自分の友達が出場しているらしく、かなり話を熱心に聞いてくれた青年がいました。現地の人が味方にいるのはとても心強く、彼のやさしさに感動しました。
ー旅中のチャレンジってどんなものがあるの?
柴田:アドベンチャーチャレンジ(旅中に行うとポイントがもらえるクレイジーなミッション)で「ロックスターになれ!」というミッションにチャレンジしました。ミュージシャンと一緒に歌え!という内容で、イギリスの港町ドーバーにあるライブバーで現地のバンドと一緒に歌わせてもらいました!
ーゴールをした時どんな気持ちでしたか?
會田:ゴール出来たという安心と、もっと旅をし続けたいという思いの両方がありました!!でもどちらかというと、もっと限界までやってみたいという気持ちの方が強かったです!!それほど面白い旅でした!!!
柴田:率直に嬉しかったのと一安心した気持ちでしたね。自分たちを支えてくれたみんなのためにも、絶対ゴールはしようとメンバーで決めていたので、ゴールできたことが一つ恩返しできたような想いが芽生えた瞬間でもありました。
高橋:脚がめちゃめちゃ痛くなっていたので、ようやく解放される!という安心の気持ちと、ここまでたどり着けた、という強烈な達成感がありました。
一番気になる!レッドブルとどんなものを交換しましたか?
一番値段が高いものでいうと、電車のチケットです。また、サッカーチャンピオンズリーグの試合のチケットと交換してもらっているチームもいたので、驚きました!
ですが、私たちがレッドブルと交換したものの多くは「人の優しさ」だったと思います!
柴田:アドベンチャーチャレンジで「エッフェル塔の上で見知らぬ人とキスをしろ」というミッションがあり、レッドブルと交換して実際に美女とキスしていたチームがいたんです!この企画の持つ無限大の可能性に感動しました。
参加する前と後で、周囲の環境や生活の変化はありましたか?
柴田:僕は、当たり前なことを疑うようになりましたね。お金がなくても生きていけることが分かったら、当たり前に使っていた“お金”の正体って何なのだろうか?と、問うようになりました。
自分達は20数年生きてきて、知らぬ間に常識や固定観念、人からの視線や法律、といった鎖にがんじがらめにされていることに気づきました。そんな中だからこそ、自分の心のワクワクに正直になって行動することを、より意識して生活するようになりました。
高橋:圧倒的に世界が変わりました。ためらっていたことにも、躊躇なくチャレンジできる精神になり「自分の想いやアイディアを形にする力がついた」と、思っています。
これからエントリーを検討している方に向けてメッセージをお願いします
會田:自分たちがいかに楽しむか、にフォーカスをして旅をするのがポイントです!是非、エントリーして2016年の日本代表よりも素晴らしい経験をしてきて欲しい!
柴田:この記事を最後まで読んでいる時点で、あなたの心は行きたいに決まってます。予選死ぬ気で頑張った経験は、僕らみたいにきっとかけがえのない宝になるはずです。考えるよりもまずはエントリーしましょう!
高橋:「一生ものの冒険を。」というコンセプトにもあるように、想像もつかないような大冒険が待っています。お金では換えられないかけがえのないものを、心と体で実感できます。人生を変える、そんな経験に、たくさんの人たちが一歩踏み出してほしいと、強く思っています。
皆さんの挑戦を、心から応援してます!!
あなたも一生ものの冒険をしてみませんか?
英語での応募や動画でのエントリー。パッと見は、難しいと思うかもしれません、大変だと感じるかもしれません。しかし、彼らも決して質の高い動画だったわけでも流暢な英語を話せたわけでもありません。きっと新しいことにチャレンジしたい!という熱意と少しのアイディアで日本代表になれたのだと思います。
この応募から、あなたの新しい世界への扉が開くかもしれません!
この記事をご覧になっている大学生の皆さん。
あなたも、他の大学生が出来てないような一生もの冒険に出てみませんか?