綺麗なキノコ岩が見られる!バシャパー
photo by AYA
カッパドキアの岩はどれも帽子をかぶったような岩ばかり、まさにキノコ!を彷彿させる形ですよね。サン・ジャン・キリセを越えて、東に進んでいくとバシャパーと呼ばれる場所に着きます。
ここ、バシャパーは3本のキノコが生えているような形をした大きな岩がとっても有名。昔は修道士が住んでいたそうです。カッパドキアといえば!って感じで、こんな岩を想像する人もいるのではないでしょうか。
ツアーにも組み込まれているようで、観光客もたくさん。入り口付近にはちょっとした屋台やレストランもあるのでここで休憩することをオススメします。
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やっぱりどの角度から見てもキノコにしか見えない。でもこれを自然が作り出したのですから、素晴らしいの一言に尽きますね。
もうひとがんばりで行ってみたい!ゼルヴェ屋外博物館
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さあ、バシャパーを越えて、まだまだ自転車の旅は終わりません。この広いカッパドキア国立公園は見所がたくさん。
バシャパーを過ぎて、更に東へ進んで行くと、大きな岩のかたまり?と思いきや、窓や入り口のための穴がポツポツと空いていました。
なんと、ここはゼルヴェ屋外博物館と呼ばれる場所で、住居や教会の跡があちらこちらに見られます。
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近くで見るとこんな感じ。
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30年ほど前までは人も住んでいたそうで、保存状態もとても良く残っています。目をつぶると、昔の生活が想像できるくらい。
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この教会は何か作りがちょっと違う感じ。すごく綺麗に残っていて、今も使えそうなくらい。
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岩の壁に施された細かい装飾。
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サン・ジャン・キリセにも似ているけれど、渓谷にひっそり現れた小さな集落のような感じ。いくつもの渓谷の壁面には洞窟や、山と山とを結ぶトンネルも張り巡らされていて、中の様子もじっくり見学できます。
壁画の跡にも触れたりして、なんだか不思議な気分でした。
番外編
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自転車で駆け抜けていると、車では見落としがちなちょっとした面白いものに出会えます。竹の子みたいな形の岩に穴が空いていました。
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たまたま見つけた一つの穴の空いた岩。岩に登って中に入ってみると……小さな穴(棚?)がたくさん空いていました。
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バシャパーの近くにも、現在も使われている様子がある岩を発見!
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Jandarma(=ジャンダルマ)はトルコの準軍事組織(国家憲兵)の意味で、トルコでは警察の任務を主体とする組織のこと。つまりこれは……交番?
あまりにも自然に馴染みすぎているので、交番だとは気づかず素通りしてしまいそうです。カッパドキアならではの交番の形。
こんな小さな発見もあるのが、自転車での散策の醍醐味!
まとめ
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いかがでしたか。ギョレメからウチヒサルまで、約4km。ギョレメからゼルヴェ屋外博物館まで約7.5km。計約11.5kmの自転車の旅。道の高低差はあるけれど、体力に自信がなくても行けそうな(⁉︎)距離です。
日本では決して体験できない、岩の間を駆け抜ける自転車旅。空から眺めるのもいいけれど、自分の力で見たからこそ味わえる感動を探しに、一台の自転車を借りてみてはいかがでしょうか。