ライター

永崎裕麻(ナガサキ ユウマ)フィジー南国校長|約2年間の世界一周を終えて、世界幸福度ランキング1位(2016/2017)のフィジー共和国へ2007年から移住。ライフスタイルをアップデートする英語学校カラーズ校長。RECOMPANY取締役。 南の島のゆるい空気感を日本社会に届けるべく「南国ライフスタイルLABO」というコミュニティーを運営。内閣府国際交流事業「世界青年の船2017」日本ナショナル・リーダー。 2019年からはフィジー・デンマーク・日本の世界3拠点生活(トリプル・ライフ)を開始(現在はコロナで休止中)。 著書に「まんが南の島フィジーの脱力幸福論」「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」。

【3】Who|妻との出会い


フィジーに移住を決めてみると、語学学校がフィジーにはあることが判明。語学学校で働くことになりました。

その学校が現地フィジーで働く日本人スタッフを4名も募集することになり、たまたま現在の妻が応募。

たまたま採用され、僕の部下に。いろんな偶然がありつつ、結婚まで至りました。

人生を決める3つのカード


それらを決めるプロセスは、ほぼ「偶然(たまたま)」で構成されているのがお分かりいただけたと思います。

そもそも、生まれる以前から、さらに大きく人生に影響を与える偶然が起きています。

いつ、どこで生まれるかという「国ガチャ」と「世代ガチャ」です。

世界200カ国ある中で、たまたま「日本」という国に生まれたことは、とてもラッキーだったと思います。

いま、目の前に抽選箱(200カ国の名前が書かれたクジ入り)が用意されて、出身国をガラガラポンするから引き直してねと言われたら、全力で断ると思います。

また僕はたまたま「昭和後期」に生まれました。

もし奈良時代に生まれていれば30歳くらいで、江戸時代でも38歳くらいで死んでいたでしょう。人生100年時代と呼ばれる時代のど真ん中に生きることができていることは、本当に幸運な偶然に恵まれました。

偶然は最強です。

そう、人生は10割が偶然といっても過言ではないのではないでしょうか。

偶然は短命


そんな偶然のチカラを最大限活用するためには、「予定から外れる勇気」が大切だと思います。

最近、偶然を活用した例をひとつ。

コワーキングスペースで仕事しようと家から自転車で向かっていたときに、横断歩道の前で赤信号のため停車。信号が変わるのを待っていたとき、目の前に地図が設置されているのを発見。「裁判所」が近くにあることを知りました。

裁判所で傍聴をしたことがないことに気がつき、そのまま行き先を変え、人生初の傍聴へ。それ以降、傍聴にはまり、たまに行くようになりました。

ここで言いたいのは「偶然の寿命は短い」ということ。

たとえば、横断歩道で地図で裁判所を見つけたとき、「今度、傍聴でも行ってみよう」とあとまわしにしていれば、おそらく行動に移すことのハードルは上がっていたと思います。

偶然を生かすには、予定や計画に縛られることなく、フットワーク軽く動けることが大事です。

日常を非日常化してくれるのは「偶然」です。その偶然をうまく捉えられるかどうかで人生のカラフル度が変わってくるのではないでしょうか。

人生を変えてくれる偶然とは?

前回の記事で「ライフシフトの起こし方」について書きました。最近、「ライフシフト会議」という1on1のセッションを、日本のいろんな方々に提供していて、気づいたことがあります。僕はライフシフトには以下のように順序があると考えています。

環境が変わる
→付き合う人が変わる
→思考(価値観)が変わる
→行動が変わる
→習慣が変わる
→性格が変わる
→人生が変わる

ライフシフトというドミノを倒していくには、始点が「環境変更」にあるのだと感じています。

最初のドミノを倒すためにも「環境を変える」キッカケになるような偶然が大切です。

僕の場合、思い出すのは「スパニッシュ・アパートメント」という映画を観たときでした。

フランスに住む青年がスペインに引っ越し、多国籍のシェアハウスで暮らしながら、波乱万丈の日々を送る青春映画です。

たまたまこの映画を観てすぐにシェアハウスを調べました。そしてすぐに引っ越しました。


そこから大きく人生が変わり始めたので、いま振り返ってみれば、あの映画を観たという偶然はライフチェンジをもたらす環境変更系の偶然だったのだと気づきます。

僕にとって、メキシコ旅行や世界一周、フィジー移住などは環境を変えた代表的な事例であり、人生を大きく変えるキッカケになりました。

いうまでもなく、旅は環境変更の連続です。

だからこそ旅は偶然に溢れ、人生を変えていく力がみなぎっているのではないでしょうか。

旅(環境を変更)しながら、いろんな偶然に身を委ねる感覚を養っていくことが、偶然というチカラを活用し、人生を彩っていく最高の手段なのかもしれません。

ライター

永崎裕麻(ナガサキ ユウマ)フィジー南国校長|約2年間の世界一周を終えて、世界幸福度ランキング1位(2016/2017)のフィジー共和国へ2007年から移住。ライフスタイルをアップデートする英語学校カラーズ校長。RECOMPANY取締役。 南の島のゆるい空気感を日本社会に届けるべく「南国ライフスタイルLABO」というコミュニティーを運営。内閣府国際交流事業「世界青年の船2017」日本ナショナル・リーダー。 2019年からはフィジー・デンマーク・日本の世界3拠点生活(トリプル・ライフ)を開始(現在はコロナで休止中)。 著書に「まんが南の島フィジーの脱力幸福論」「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」。

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