採用担当の反応はいかに!
回答1 LiME株式会社 COO兼プログラマの石井様より
LiME株式会社 COO兼プログラマの石井と申します。事業内容は美容師や美容業界向けに、お客様管理アプリをはじめとしたサロンワークをより良くするためのサービスを開発しております。
弊社はまだとても小さな会社なので即戦力が欲しいところですが、スキルセット的には…そうですね、あまりフィットしません。笑が、採用したいな、と思います!ただしフルコミットではなく、週に1回程度、しばらく手伝ってもらって様子を見るという形がいいですね。
「いまどんなスキルがあるか」も当然大事ですが「開発にはどんなものが必要か」一通りの知識があることはうれしいです。システムをつくるには、プログラムだけ書ければよいわけではなく、それを動かすためのサーバーや、データを保存するデータベースを扱えなければなりません。
また、チームでのコミュニケーションのとり方、システムリリース前のデバッグ、リリース後に起きうるトラブル、ユーザーサポート、などなど学ばなければならないことはたくさんあり、それをイチから教育するには相当な時間と労力がかかります。
いまは猫の手も借りたいぐらいなので、即戦力とならなくとも、メインプログラマのサポートなど、いろいろと手伝ってほしいことが思い浮かびます。その中で、一緒に成長していけたらなと思います。
今後のアドバイスとしては、WebでやっていくならJavascript周りはどうにも逃げられませんので強化したほうが良いかな、と思います。あとはSQLはどこでも使えるので深く知っておいて損はないです。また流行り物に対するアンテナ感度は高めでいきましょう!
現在LiMEではiOSアプリエンジニアを募集しています。弊社には、直接美容師さんの生の声が聞ける環境があります。顧客の本当に欲しいものを作ることが出来ます!
会社のページはこちら!世の中に無いものを作りたい熱い気持ちを持った方!ご連絡下さい!
http://limehair.jp/corp/
(女子社員も募集中です)
回答2 業界大手のビジネスSNS 採用担当者より
ビジネスSNS運営企業の採用担当です。まず、採用したいかどうかについて、現時点では難しいという判断となります。今後技術力が上がれば、また判断は変わると思います。
弊社は主に、RubyとGoをサーバーサイドで使っており、少なくともこちらをキャッチアップしていただく形になります。また、弊社はチーム単位でKPIを追っており、必要に応じてフロントもサーバーも書きます。そのため、どちらかがあまり書けないという状態では難しいかもしれないです。
とはいえ、3ヶ月で一つのサービスをローンチされるのはとても素晴らしいことだと思いますので、是非フルスタックエンジニアになってください!
前田さんへのアドバイスについては、弊社をはじめとした現役エンジニアが書いたブログを読んでいただく方が、僕が書くより価値があると思います。
求めているエンジニア像としては、サービス志向で、自分でどんどんオーナーシップを持って動いていける方を求めています。
回答3 Webコンサルティング会社 採用担当者より
29歳でこのレベルであれば、ウチでは雇えないけど、その他の企業であれば雇うのではないでしょうか。能力的には即戦力ではないので、これが25-6歳の4月時点であればポテンシャルを買って雇う可能性はぐんと大きくなるかもしれません。普通に就職し3年で辞めて25歳。そこから3か月エンジニア留学に参加して、日本に帰ってきたというイメージです。
ただ、WEBエンジニアやから、そうであって、言語がCとかC#とかが必要な組み込み系のエンジニアを求めている企業であれば難しいかも。(ただ、基本的な理解があるということは評価されそう)
うちがゴリゴリのWebコンサルティング企業なので採用は難しいかなというだけであって、普通のWeb受託開発・Web制作会社であれば問題ないかもしれません。
1勝2敗でした
いずれのご意見でも「即戦力とはなり得ない」という見解は一致していました。そりゃそうです、3ヶ月しか経験していません。それでも、株式会社LiMEの石井さんは「採用したい!」と言ってくれ、Webコンサルティング会社の採用担当者の方には「もう少し若ければ!」というコメントをいただきました。(エンジニア留学同級生で僕より若いみんな、いけるよ!)
ビジネスSNSの採用担当者の方からは「フロントとサーバーサイド両方の経験が必要」とのご意見でしたので、次に勉強する言語はフロント(Ruby)がいいかもしれません。
ご協力いただいた採用担当者のみなさま、お忙しい中ありがとうございました!
最後に
今回で全12回に渡ってお届けしたエンジニア留学シリーズは最後となります。帰国後は編集長&エンジニアの二刀流で業務に復帰しています。システムを理解しながらメディアを運営することができるので、自分の仕事の幅が二次元から三次元に広がったぐらい世界が変わりました。
編集長の仕事もしながらの留学でしたので大変な瞬間も多々ありましたが、これからも旅する文化を広めるために精進します。最後まで読んでいただきありがとうございました!また、別の記事でお会いしましょう。
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