こんにちは、美山佑介です。
そろそろ卒業旅行シーズンですね!
卒業旅行と言えば、バカンス。
バカンスといえば、南の島。
南の島と言えば、ハワイとかグアムとか?うおおおいいいぃぃぃぃ航空券たっけぇな!ってなりがちですよね!?
南の島で、できるだけ安く行けて、かつ日本とそんな時差も変わらない。そんな奇跡みたいな場所、ある?
無いと思うじゃないですか。あるんです。「ボホール島」というスペシャルな場所が。
見出し
フィリピンに行くなら「LCCのセブ・パシフィック航空」がオススメ!?
photo by Cebu Pacific Air
そもそも「セブ・パシフィック航空」を知っていますか?
「セブ・パシフィック航空」は現在アジアはもちろん、オーストラリア(シドニー、メルボルン)やグアムなど26の国際就航路線と37の国内就航路線を持ち、フィリピン全土に幅広いネットワークを構築しているフィリピン最大の航空会社です!
さらに最近では、セブ・パシフィック航空は2008年に関西-マニラ路線の就航を皮切りに日本市場に参入し、どんどん就航都市を増やしています!
2018年現在では東京(成田国際空港)、関西(関西国際空港)、名古屋(中部国際空港)、福岡(福岡空港)の4空港で、マニラへの直行便および、東京発セブ島行きの直行便が計約35便、毎週運航しています。つまり…フィリピンに行き放題状態と言ってもいいかもしれません!
セブ・パシフィック航空の航空券はベース運賃のみのため、年中低価格でご提供が可能となります。預入荷物や、お食事などはお客様ご自身で追加していただくことで、自分好みのフライトにカスタマイズをするのも今の若者ニーズにもとてもあっています。
そもそも、「ボホール島」とは?
「ボホール島」はフィリピン・セブ島のすぐ横にある、手付かずの大自然やスリリングなアクティビティが魅力的な島です。僕は今までに2度行ったことがありますが、ボホール島はいずれも僕に最高でファンタスティックな思い出を提供してくれました。
ただ、ボホール島はそんなにファンタスティックな場所なのにも関わらず、隣のセブ島と比べるとまだそこまで知名度は高くありません。
これは完全にチャンスであり、南の島だけにブルーオーシャンです。クラスに1人はいる、パッと見は暗そうに見えるけどメガネを外すと完全にかわいい女子に、まだ周りが気づいてないうちからいち早く気付いているような状況です。
そういうことで、そんな素敵な場所をシェアしないわけにはいきません。今回はボホール島の魅力について、熱く説明をしたいと思います。
今回の旅は男10人で行ったので、その目線で説明しますがご了承ください。
ボホール島へのアクセス
ボホール島へ行く方法は、大きく2つあります。
①セブ島からフェリーで行く
photo by shutterstock
アドベンチャー的な要素が大きいことは否めないですが、一日に何便もフェリーが運行しているのでそれで行くことができます。
■セブ市内の港について
フェリーは全てセブ市内の「Pier1」という港から出ています。Pier1は市内主要観光地の「サンペドロ要塞」からサンクスよりすぐそこにあるので、タクシーの運転手さんには「Please go to Pier1 harbor, near the SanPedro.」と伝えましょう。
ほぼ間違いなく理解してくれると思いますが、もしこれで伝わらない運転手さんがいたら、その人は間違いなく新人です。別のタクシーを探し、明らかにベテランで風格のある運転手さんに聞いてみましょう。
■チケットについて
【当日に購入する場合】
様々な会社から30分に1本ぐらいはフェリーが出ており、各フェリー会社でそこまで時間やサービスに差はありませんので、ノリと受付のおばちゃんのスマイルの質で決めましょう。
出発時間の30分前には該当チケットの販売は終了するので、時間には余裕をもって行くととても良いと思います。
片道 or 往復かを問われますが、日帰りの場合や「この先、俺はボホール島で一生生きていく可能性がある」という謎の運命に導かれている人以外は、普通に往復のチケットを買いましょう!
ボホール島の行き先としては「トゥビゴン港」と「タグビララン港」の2つの港がありますが、どちらもそこまで離れていないので、これは名前の響きで決めましょう。僕らは明らかにカッコいい「タクビララン」一択でした。
・名称:タグビララン港
・住所:
・料金:料金は往復で1,000ペソが目安
※事前に購入する場合、セブ島スーパーの2トップであるSMモール、アヤラモール内にあるツアーデスクで日付・時間を指定してチケットを購入することも可能です。
チケット売り場の近くに売店もたくさんあるので、待ち時間も安心です!
■所要時間・乗り心地
所要時間は大体1時間半になります。少し長い移動時間になりますので、三半規管に自信がない人は事前に酔い止めをショットで飲んでおくようにしましょう。
ただ、そこまで揺れず乗り心地も悪くありません。タイなどで乗れる、象さんの方がよっぽど揺れます。なので、僕たちが乗った時も酔っている人はいませんでした。
ただ日帰りで行こうとすると大体朝早い時間の出発になります。なので、このようにパーティーメンバー全員が圧倒的な睡眠をみせるような形にはなると思います。
②マニラから飛行機で行く
上記の通り、セブ島からボホール島に行くのは中々のカロリーを使います。僕たちのように男10人の卒業旅行なら全く問題ないですが…。
これが男女混合の旅行かつ女子メンバーの中にちょっと気になっている子がいるような場合、もう少し疲れない移動手段はないものか…?と思いますよね。
そんな人たちに、完全なる朗報です。
photo by Cebu Pacific Air
最近、ボホール島に新しく空港ができたんです!
ボホール島の新空港は、11月28日(水)から運行開始!これはセブ・パシフィック航空の便がパングラオ空港開業されて、初めて新空港に離発着する飛行機になりました。これは期待が大きく膨らみまくりです。
参考リリース:http://cebupacificaircorporate.com/Pages/news.aspx?id=1221 (英語)
気になる運航スケジュールですが…なんと、2019年3月31日まで東京、大阪、名古屋、福岡よりマニラへの直行便が毎日運航されます!マニラ ー ボホール島間は毎日3便運航なので、卒業シーズン中にはよりボホール島に行きやすくなっています。また、12月15日(土)より、クラーク ー ボホール島間を毎日運航が始まりました。
マニラから飛行機に乗りさえすれば、1時間半の快適な空の旅でボホール島に行くことができます。一生に一度の卒業旅行、せっかくならこういう選択肢を選ぶのも大いにありだと思います。
それに「男女混合の旅行かつ女子メンバーの中にちょっと気になっている子」がいてもこれで安心です!
・名称:ボホール島
・アクセス:セブ島の港からフェリーで約1時間半 or マニラから飛行機で1時間20分程度
・マップ:
ボホール島で行くべき・やるべきことベスト4
チョコレートヒルズ
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ボホール島と言えば、なんと言ってもこちら「チョコレートヒルズ」です。高さ30メートルほどの丘が1,000個以上も連なる、絶景スポットです。
この写真を見ると「全然チョコレートちゃうやん」と思うかもしれませんが、僕もガッツリ思いました。
この名前の由来としては、5月〜10月の乾季に山々が紅葉し、チョコレート色に見えることからこの名前が付けられました。なので、乾季に行けば無事にチョコレートに見えますが、雨季に言った場合はどちらかと言うと抹茶に近い色合いの山々が貴方をお待ちしています。
是非皆さんもこのようなインスタ映え間違いなしの写真を撮りましょう。
現地では様々な伝説として語られており、「昔二人の巨人が投げあった石の跡」や「巨人が流した涙の跡地」という風に言われています。
僕は行く前にそれを聞いたとき「それはちょっと盛りすぎ」と思いましたが、実際にこの圧巻の光景をみると信じてしまうレベルです。
バイクを借りて、ボホール島を疾走
ボホール島をまわるにはバンを借りて行くのが一般的ですが、僕は個人的にバイク(原付)を借りて自由にまわる方が楽しめると思っています。
ただ、ボホール島に行く人たちは大きく2パターンあると思っていて、1つは僕たちのように男子だけで無茶できるタイプのグループ、もう1つは先述の男女混合で女子メンバーの中にちょっと気になる子がいるパターンのグループです。
このバイクで周るのは、前者の男子グループにオススメです!
後者の女子がいるグループの場合、よっぽどバイクに自信がない限りはやめておきましょう。後ろに乗せる分には楽しいですが、万が一ちょっとコケた場合、間違いなく嫌われます。
バイクレンタルはアクティブな人と、欧米の方々に人気です。
ボホール島に到着したら、バンやバイクの客引きの人たちが「俺ってキムタクだっけ?」と思うレベルで自分に声をかけてくるので、その中から特に綺麗な心の持ち主を見抜き、乗り場まで案内してもらいましょう。
「盗んだバイクで走り出す」という名言を残した人がいますが、ボホール島では特に盗む必要はありません。
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普通はツアーでしかまわれない場所を、自分たちの裁量で自由に行けるのはとても楽しいです。
海も近くてどこを走っていても楽しいのですが、特に、この「Loboc Man-Made Forest」という場所はお勧めです。ここは普通の道路なのですが、バンツアーでも必ず立ち寄る観光地になるほど美しく、空気が澄んだ素敵な場所です。
マイナスイオンが降り注いでくるので、癒やされすぎに注意です。
ロボック川クルーズ
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ボホール島には海と山だけでなく、「ロボック川」という川もあります。ケツメイシは「山、川、よりやっぱ海」とチャラいことを言っていますが、一旦ここは川の良さに目を向けてみましょう。
「ロボック川」は、ボホール島のクルーズの名所としてその名を轟かせています。竹細工でできた大きい船で川下りをしながら、現地の食材をふんだんに使用したビュッフェをエンジョイすることができます。
ディズニーランドに「ジャングルクルーズ」というアトラクションがありますが、あれに美味しい料理と陽気な音楽がついて、謎にこっちに向かって銃を撃ってくるゴリラがいないイメージです。
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運が良ければ、岸辺で地元の子供たちが民族ダンスをしてくれることもあります。
そのダンスはEXILEと同じぐらいキレッキレと言われているので、必見です。但しダンスが見られるのは運が良ければ、一緒に行くパーティーメンバーの日頃の行いに全てがかかっています。
日頃の行いにちょっと自信がない人は、出国する前の電車で積極的におばあちゃんに席を譲るなど、可能な限りの徳を積むようにしましょう。
南国で風を浴びながら、川下りをするのは最高です。「ドゥルドゥンドゥンドゥルドゥンドゥンドゥルドゥンドゥンドゥルドゥルン」と、パイレーツ・オブ・カリビアンのテーマソングを脳内再生すると自分がめっちゃカッコよくなった気がするので、是非やってみて下さい。
ターシャ保護観察区域
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「ターシャ」は、ボホール島に生息する世界最小のメガネザルです。体長は約10センチ、体重は100グラム程度とその小ささは僕たちの予想を遥かに超えてきます。
「考えうる限りめちゃめちゃ小さい猿」を想像してみて下さい。その5倍小さいです。
ターシャはその小ささゆえなのか、非常に繊細なことで知られています。繊細すぎて、人の大声やカメラのフラッシュでびっくりして命を落としかねないとのことなので、見学をする時は人生で一番のサイレントマナーモードで臨みましょう。冷静に考えて、この繊細さマンボウやうさぎの比じゃありません。
個人的になのですが、日本ではまず出会えない動物に会えた時、「異国に来た感」を感じませんか?僕はターシャに会えた時、ものすごくフィリピンに来た感じがしました。「ターシャ=フィリピン」と言っても過言ではありません。
まとめ
他にもスリル満点のジップラインが体験できる施設や洞窟、圧倒的な透明度を誇るビーチなど、書ききれない魅力がたくさんあるボホール島。選択肢が多すぎるので、日帰りだと全て行けないこともしばしば。
全部楽しみたい!という人は、ホテルをとってゆっくり過ごすのもお薦めです。ハワイやヨーロッパのホテルと比べると、宿泊料金も安めなのが嬉しいですね!
今まではセブ島から頑張ってフェリーで行くしか方法が無かったのですが、ボホール島に新空港ができたことによってそのアクセスは今までの2億4千万倍ほど便利になりました。
是非、卒業旅行のこの機会に、ボホール島に行ってみて下さい!