シンガポール沖のクルーズ
ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

6つのスライダーとジャグジー

クルーズ船内のスライダー

船にはプールが3つ(大人向け・子供用・パレスルーム宿泊者専用)、スライダーが6つ(5つは大人向け・1つは子供向け)、そしていくつかのジャクジーがあります。特にスライダーはとても本格的で、大人でも怖くて滑ることができない人が続出しているそう。

クルーズ船内のミニチュアスライダー

ちなみにこちらの2つは最初に垂直に落ち、ものすごい勢いであっという間にゴールにたどり着きます。垂直のスライダーって、探さないとそうそうないですよね。やっと見つけたスライダーも一回滑れば十分なのに、入場料払わなくちゃいけないし…。

でも船なら何回チャレンジしても、いつチャレンジしても滑り放題。特に垂直のスライダーは病みつきになってしまい、5回も滑ってしまいました。

クルーズ船内のジャグジー

船にはスライダーだけでなく、温かいジャグジーもあります。全てのジャクジーでバブルが付いているので、少し体が冷えてしまった時にぴったり。プールのエリア、屋外スクリーン横、パレス専用プールにあり、屋外スクリーン横はジャグジーに浸かりながら映画を鑑賞できる贅沢っぷり。

クルーズ船内の外ジャグジー

夕暮れ時にはサンセットも眺められるので、最高の午後が送れそうです。

大きな劇場で3種のショーを日替わりで

クルーズ船内のショー

船には多くのプロエンターテイナーたちが乗船しており、3種類のショーを日替わりでパフォーマンスします。

クルーズ船内のダンスショー

船のコンセプトであるマーメイドと宇宙のラブストーリーを描いた「The Voyage of a Lover’s Dream」

クルーズ船内の世界一のダンスショー

世界を制覇したトップダンサーたちが様々なダンスを踊る「Rhythm Divine」

クルーズ船内のチャイニーズゴットタレント

才能をステージ上で披露し、アメリカで多くのスターを輩出した「アメリカズ・ゴット・タレント」の中国版「チャイニーズ・ゴット・タレント」。

そのクオリティの高さは有料級。これが船代金に含まれていると思うと驚愕です…。毎回一日数回同じショーを行うのですが、毎回多くの方がショーを鑑賞するのでとても盛り上がります。

3つのスクリーンで映画鑑賞

クルーズ船内の映画シアター

先ほどご紹介した劇場と同じ場所のシアター。

クルーズ船内の屋外シアター

屋外にあるスクリーン。

クルーズ船内のロビー前シアター

そしてロビーにある大きなスクリーン。

こちらの3箇所で、時間別に一日数本の映画が鑑賞できます。私の滞在時には『ハリーポッターと炎のゴブレッド(2005年)』『インターンシップ(2013年)』『ピーター・ラビット(2018年)』『ブラック・パンサー(2018年)』など、家族で楽しめる映画を上映していました

クルーズ船内のミニチュア屋外シアター

ZODIAC THEATERという、三種のショーを行う一番大きなスクリーンでは『ジャスティス・リーグ(2017年)』が3Dで見ることができ、夜中まで見入ってしまいました…。

クルーズ船内の屋外シアターの

映画館で見たかった迫力ある映画も船で楽しめるなんて、洋画好きの私からすると贅沢の極み。もうこれだけで今回のクルーズ船に乗れたことに多大な感謝でいっぱいです。

多彩なバーで素敵な夜にする

クルーズ船内のウィスキーバー

船内にはとても珍しいお酒も楽しめるバーがたくさんあります。特におすすめなのが、スコッチウィスキーが楽しめるJohnnie Walker House。

クルーズ船内のシャンパンバー

そしてシャンパンが魅力のBabbles。

こちらではバーテンダーさんが常時一人はいて、好きなお酒を頼んで味わうことができます。すぐ外にはテラス席もあり、海風に当たりながら一杯、至福の時間を楽しむことも可能です。

クルーズ船内の360度バー

ちなみにこちらの2つのバーのすぐ下では円形ステージのバー360もあり、真ん中のステージでは時間になるとダンスパフォーマンスやアーティストによるライブが行われる特等席に早変わり。なんとも贅沢な時間を楽しめそうですね。

たくさんのアクティビティで一瞬も飽きない!

クルーズ船内の夜のパーティー

「クルーズはやることがたくさんあって、大変なのよ!」昔アルバイト先で教えてもらったことがありましたが、一体何がどう忙しんだろう…と半信半疑でした。実際に乗って初めて実感しましたが、クルーズではプールのあるステージを中心に、一日にかなりのアクティビティが開催されています。

クルーズ泡パーティー

朝はヨガ・体操、続いて体を動かすゲーム、さらに音楽ライブや一緒に真似しながら踊るダンスなど、朝から晩までずっと外にいても飽きないほどびっしりスケジュールが組んであります。それに加え、これまで紹介したショーや映画、パーティーが行われているので、しっかり朝からプランを立てておかないと、混乱するばかり…。

クルーズの屋外ライブステージ

もっとゆっくりできるものだと思っていましたが、実際に椅子に座り景色を眺める…なんていうのは屋外シアターで映画を見ていた時だけ。とにかく遊んで遊んで遊びまくるのがクルーズの醍醐味なんです。

パーティーで素敵な時間を過ごす

クルーズ船内からの花火

今回乗船したクルーズでは、出航パーティーと最後のラストナイトパーティーの大きな規模のものが二度行われました。出航パーティーはシンガポール沖から少し離れた頃に、メインプールのステージで音楽やダンスを楽しむカジュアルなパーティー。

クルーズ船内の夜パーティー

最後のラストナイトパーティーは乗員の多くの方がメインプールエリアに集まり、花火が上がるのを合図にパーティーが始まります。

クルーズ船内の最後の夜

花火を楽しんだ後はメインステージでお昼に練習したダンスを踊り、その後は音楽ライブも楽しめる豪華さ。パーティーが終わってもそのまま同じ階にあるクラブに移動し、夜中まで楽しむ方も多いんだとか。

このパーティーのおかげで、とても楽しい夜になりました。

平成最後の贅沢にクルーズ旅行を楽しもう

クルーズ船内から見るサンセット

「クルーズ船ってシニア層ばっかりだし暇そう…」「おしゃれしなくちゃ入れない店ばかりだと荷物多くなるし…」「船酔いが心配…」

わたしも乗る前は不安ばかりで楽しめなかったらどうしよう…とまで思っていましたが、乗ってみると知らなかった魅力がたくさん詰まった素敵な旅になりました。

クルーズパレスルームからの景色

実は一日だけ天候が悪く海が荒れ、船酔いをしてしまったのですが、エチケット袋は船のあらゆるゴミ箱の上に置かれていたし、ロビーに行けば酔い止めの薬をもらうことができ、対策がしっかりされていたのには感動…。

さらにいうと、酔っていた時間はちょうどインクルーシブレストランが開いていない時間だったのですが、24時間オープンのシンガポール料理レストラン「ブルーラグーン」で食事をすることができ、助けられました。酔った時は空きっ腹より食べた方が良いんですって。
クルーズ船内で働くスタッフ

多国籍のスタッフが乗船している、細やかなおもてなし溢れるゲンティン ドリームクルーズ。魅力はこれだけに止まらず、今クルーズ船と企業や映画、ブランドがコラボ企画を行なっているそう。わたしが乗った船は10月19日公開の映画『モンスター・ホテル3』とのコラボ船でした。このほかにフィンランドの人気ブランド・マリメッコとコラボした船も登場する予定です。

クルーズ船内から見る夕焼け

「クルーズって高そう……」と思う方も多いはず。ゲンティン ドリーム号なら、部屋もご飯もアクティビティも全部ついて一泊一万円代〜!コスパ良すぎです。航空券付きのツアーもありますが、クルーズのみを予約して、周遊プランに組み込むのもアリ。
一生に一度は乗船したいクルーズ旅。いつかではなく、次の旅行にぜひいかがですか?


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All photos by 桃

ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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