みなさん、カレーって好きですか?筆者は愛しています。そんな筆者は、海外旅行をしているときに「curry」という字を見ただけで、お店に吸い込まれてしまうのです。しかし、海外のカレーって日本のカレーとは似て非なる全くの別物!!ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、お肉以外にもいろんな具が入っているのがふつうなんです。
というわけで、今回は筆者が出会った世界のカレーの具を紹介していきます。
タケノコ
最近では日本でも人気の高いタイのグリーンカレーの主な具の一つにタケノコがあります。一般にカレーという食べ物は「食感」に難がある料理。しっかり煮込まれた野菜や肉、そしてカレーソースがかかったごはん、そのすべてに歯ごたえがあまりありません。
しかし、タケノコはしっかり煮込まれてもその歯ごたえを失わない数少ない食材!!そのシャキシャキとした歯ごたえは最高のアクセントをカレーに与えてくれます。
白菜
香港のコンビニで出会った「日式咖喱飯」。日本語に直訳すると、日本風カレーライスですが…結構日本のものとは違います(笑)。ルーはかなりサラサラで、味は日本のものよりかなりマイルドです。しかし、なんといっても最大の違いは「白菜」が具として入っていること。
白菜は煮込むことで甘みが出る食材なので、カレーに甘みを加える効果があります。また、煮込んでもある程度形がのこるので、具が多く見える効果もあると思います。しかし、白菜が入るとどうしても和風や中華の味に寄り過ぎるので、ちょっとカレー感が薄まる気がしました。
カニ
個人的にタイ料理で一番おいしいと思うのが、カニと卵のカレー「プーパッポンカリー」です。カレーのスパイシーさ×卵のまろやかさという組み合わせは日本でもよくありますが、そこにカニという濃厚なうまみをぶつけてくるのはタイならではの特徴!
卵のまろやかさと、カニの濃厚なうまみと強烈な磯の香り、そしてタイカレーならではの甘みとスパイシーさのコンビネーションはお見事!ぜひタイを訪れた際には、多くの人に食べてもらいたい一品です。
豆
インドではかなりポピュラーな豆のカレー。インドのカレー定食「ターリー」には、ほぼ豆のカレーがついてくるほどです。
個人的に日本人には、この豆のカレーに慣れるまでちょっと時間がかかる方が多いと思います。豆カレーの癖の強いにおいと、しっかりとした豆の味は日本人の舌にはあまりなじみないの味だからです。
しかし、これがいつのまにか癖になってしまいます。最初は「全然おいしくない。」と思っていたはずなのに、日本帰国後などに「あの豆のカレー食べたいな。」なんて思ってしまうこともあります(笑)