こんにちは、最近二言目には「彼氏が欲しい」とつぶやいている阿部サキソフォンです。人肌恋しくなるこの季節、やっぱりデートしたいですよね?私はしたいです。
実は図々しいことに、TABIPPO.NETで彼氏募集をしていた私。応募してくださった方に、「旅好き女子が喜びそうな特別な日のためのデートプラン」を考えていただきました!
妄想するのはタダですからね、さっそく妄想旅行に出発。
いきなり日本を飛び出しました
海外の無人島で一緒に過ごします(^^♪
なんと、一人目から海外へ進出。でも確かに、旅好き女子はワクワクすること間違いなしです。
プレゼントが素敵すぎる
やはり旅好きの人となら旅! グッビオ山のクリスマスツリーにいきます。 クリスマス、予定空けといてね! と予定を空けておいてもらい、集合したらチケットをわたす。イタリアに飛んで世界一のクリスマスツリーを見ます!! プレゼントは次の年もサプライズしてもらえる券!!!
「グッビオ」とはイタリア中部ウンブリア州にある街。ギネスにも登録された世界一大きいクリスマスツリーを楽しめるのだそう。
プレゼントが「チケット」だなんて、喜ばないわけがない!
ニュージーでデートなんて、規模がすごい
ニュージーランド・オークランド近郊の島、ワイヒキ島でワイナリーツアー、島でワインテイスティングとランチ、島のツアー、夕方オークランドに戻り夜よりディナークルーズもしくは市内でクラシックのコンサートなど、その後市内が一望できるレストランでディナー
お酒好きの私は、旅先でもアルコール摂取が必須。ワイナリーツアーなんてぴったりすぎるし、その地域ならではのお酒を楽しめそうですね。
そして最近よく話題になっているクルーズ!どうしても高いイメージがありますが、食事などの料金がすでに含まれていて、お得になることもあります。
福岡で食い倒れたいです
有給を使って早めに仕事を納めて、 二人で行きたい場所に旅行に行く。 今思いついたのは国内だけど福岡に行きたいと思いました。 理由はもちろんご飯が美味しいからですw そのまま東京まで数日かけてのんびりバスや電車で旅しながら帰るというのもいいですね。
実は私、まだ福岡に行ったことがないんですよね(というか九州に未上陸)。明太子!ビバ明太子!それしか思い浮かびませんが、きっと美味しいものがたくさん待っているはず。
そして帰りは「のんびり」というところが◎!せかせかせずに、その時の雰囲気でお店に寄ってみたり知らないところに行ってみたり、たくさん新しい発見ができそうです。
ちょっと緊張するかも
USJに行ってちょっと豪華なイタリアン、フレンチあたりに行ってジャズバーに行って呑んで景色のいいところで思いっきり新鮮な空気を吸って帰ってくるプランどうでしょ?w 割と相手と相談する派です笑
「ちょっと豪華なレストラン」……。旅先ではそこらへんの屋台でビール飲んで乾杯しているような私なので、ちょっと緊張。
でも特別な日には、普段と真逆のことをするのも面白いかもしれないですね。
これは、期待しかない
とりあえずサプライズの連続です笑
これは絶対保証しますが、サプライズが嫌いな旅好き女子なんていない。と、思う。
さりげない優しさが◎
ちょっと高めのランチ(この時プレゼントに何が欲しいか探ると思う笑)→相手へのプレゼント(何を買ったかは秘密!)と2人で一緒に買いたいもの(お揃いの物でもなんでもあり)を買いにショッピング→夕食を作って食べる→キャンドルに火を灯して一緒にいたいです!
ランチの時点でプレゼントの探りが入るとは、イケメン過ぎる!当てつけの優しさではなく、さりげなく見せる優しさって素敵ですよね。
基本的に、旅の間は自分一人でなんとかしようと踏ん張っているので、こんな優しさを見せられたら落ちちゃいます。
旅好き女子が考える正解は……(23歳阿部サキソフォンの場合)
待ち合わせは17時に駅前。私が改札を出ると、彼はジーンズに紺色のピーコートを合わせた格好で、寒いのか少し首をうずめてる。声をかけようとしたら、彼は先に顔をパッとあげてくしゃっと笑って見せた。真顔のときは少し目が鋭くて近寄りがたい印象すらあるのに、私と目線を合わせる時はいつも目尻が下がってる。「この前タイに行った時の話をしてたでしょ?」そう言って連れて行かれたのは、ちょっと小洒落たタイ料理のお店。私の旅の話、覚えててくれたんだ……。
お店について注文をしようとお店の人を呼ぶと、少し緊張しているような若い女の子がやってきた。まだ、新人さんなのかな?すると、彼がゆっくり注文するメニューを読み上げ始めた。一つ一つ確かめるようにゆっくりと読むから、彼女も落ち着いてメモを取っている。あぁ、こういう優しさができる人って素敵だな。なんて彼の顔を眺めてたら、バチッと目が合っちゃった。やば、じっと見つめてたのばれたかな……。すると、彼がまたいつものようにくしゃっと笑った。
All photo by GIRLY DROP
「いつも旅の楽しそうな話聞いてたからさ、俺も旅に出たくなっちゃったんだよね」確かに、私は彼に会うたびに自分の旅の話をしている気がする。だって毎回新しい発見があるからやめられないし、自分が一皮むける気がするから。
でもちょっと待って。「え、旅に……出るってこと?」今の流れ的には、旅に出る発言にしか思えない。自分がいつも行く側だったから分からなかったけど、送り出す側ってこんなに寂しいんだ。「違う違う。さすがに長期の休みは取れないから実際に旅に出るのは難しんだけど……」
そう言って彼が見せてきたのはスマホの画面。「Backpack…FESTA?」「そう!実際に旅に出ることはできないけど、旅のワクワクや非日常感は味わえるかなって思ってさ」なんだ……旅に出るんじゃないんだ。なぜか安心しちゃった私。
あれ、でもこれって……。「ペアチケットなの?」彼が見せてきた画面にはその文字が書いてある。「うん、だって、一緒に行かなきゃ楽しくないでしょ?」いつもは、くしゃっと笑う彼の顔がちょっと赤くなって視線もさっきから泳いでいる。
「たまには一人旅じゃなくて、俺とどうかな?彼女として」。