ディズニー好きなら「ディズニークルーズ」の存在を見聞きしたことがあるのではないでしょうか。ディズニーが所有する豪華客船、ということは知っている人も多いかもしれません。
現在、世界には4隻のディズニークルーズがあります。それぞれの船にはどんな違いがあるのか、どんな航路があるのか、どんなポイントでクルーズ旅行を選べばいいのか?4隻すべての船に乗船経験のある筆者が、それぞれの船や航路の特徴をお伝えします!
ディズニーマジック号(1998年就航、客室数2400)
一番最初にできたディズニークルーズの船で、外観の後ろ側にはグーフィーが、船のロビーにはミッキーの銅像がシンボルとしておかれています。3つのローテーションダイニング(レストラン)とビュッフェレストラン、PALOというイタリアンレストランが入っています。
ローテーションレストランのうち、2018年に新しくオープンした「ラプンツェル・ロイヤル・テーブル」は、ランタンなどラプンツェルのお城のボールルームをイメージした室内で、食事を楽しみながら生演奏と生歌のディナーショーが楽しめるので、ラプンツェルファンは必見です!
夏はヨーロッパクルーズ、冬はマイアミ発着のカリブ海クルーズが中心となっています。夏季のヨーロッパクルーズで多いのはバルセロナ発着を中心とした地中海クルーズです。
筆者は7泊8日で、バルセロナ~イタリア3都市(ナポリ、ローマ、ピサ)、南仏1都市(カンヌ)と周遊する航路に乗りました。ナポリとローマにはディズニーストアがあるので、ディズニー好きなら現地観光でついでに立ち寄りたいポイント!
これ以外にも、ノルウェー(アナと雪の女王のモデル!)からロシアのサンプトペテルブルクを巡る北欧クルーズなども人気です。それぞれの寄港地にあわせて、キャラクターの衣装が変わるのも、クルーズならではの楽しみのポイント。
冬季はフロリダ州マイアミ発着で、ディズニー所有の無人島キャスタウェイケイに寄港する、3~5泊の航路が近年中心となっています。
ディズニーワンダー号(1999年就航、客室数2400)
ワンダー号には3つのローテーションダイニング(レストラン)とビュッフェレストラン、PALOが入っています。
PALOのシャンパンブランチに参加しました。こちらは18歳以上限定のイタリアンレストランで、ブランチとディナーは要予約です。ちょっと優雅な時間を楽しみたい方にはオススメ!
夏季はバンクーバー発着のアラスカクルーズや、サンディエゴから太平洋側のメキシコの都市に寄港したりと、北米が拠点ではありますが、アメリカ大陸の西側を周遊する航路がメインとなっています。
筆者はロサンゼルス発着のメキシコに行く7泊8日のクルーズに乗船しました。テキーラ発祥の都市を訪れたり、カボ・サンルーカスというアメリカのセレブが多く別荘を構えるリゾート地を訪れたりしながら、メキシコの雰囲気を楽しむことができました。
ミッキーとミニーもメキシコのコスチュームでグリーティング!近年主流となっているバンクーバー発着のアラスカクルーズでは、流氷を見ることができたりと、他の寄港地とは全く違った楽しみ方ができます。外は寒いので、しっかり暖かい洋服を持参しましょう。
冬季はカリブ海のクルーズがメインとなります。航路によっては人気のキャスタウェイケイに寄港することも。選ぶ前にチェックしてみましょう。