「ダイビングやった事あるんだけど、耳が痛くなるんだよね…」ダイビング初心者の頃は、誰でも経験する道です。慣れない海の中で耳に痛みが残ると、少し怖い思いが残ってしまいます。
ただ実は、ダイビングに慣れてくると大抵誰でも耳抜きが上手くなります!実はとても簡単なのに、慣れない環境や経験不足が原因で耳抜きで苦労してしまいます。
そこで今回はタオ島のバンズダイビングリゾートで働く僕が、耳抜きのコツを5つご紹介します!この5つを頭に入れた状態で潜れば、大きく改善されるかもしれません!
1.早くから耳抜きを始めよう!潜降前にも耳抜きを。
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水中に入る前から、耳抜きの準備を始めましょう。まずエントリー前に、何度か耳抜きを行います。そして、“プチッ”という耳が抜けた時の音を確認しましょう。自分自身で、耳が抜けた状態を今一度確認できます。
次に、エントリー前から数分に一度耳抜きを始めて、自分に耳抜きを意識させましょう。エントリーして潜り始めると、一気に慣れない環境に入り耳抜きを忘れてしまいがちです。
潜る前から意識して準備を始めるだけで、不安が解消されます!
2.痛みを感じる前から耳抜きを
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痛みを感じてから耳抜きを行うと、正直僕でもやりづらいです。また、痛みにより恐怖心や焦りがうまれ、ダイビングを楽しめません。ポイントは痛みを感じる前に耳抜きを行う事です。耳抜きにやりすぎはありません。
自信のない方は、潜降中に5秒に1回くらいのペースでやってもいいかもしれません。僕自身も10秒に1回くらいのペースで、万が一に備えて耳抜きをし続けています。
是非痛みを感じる前に、頻繁に耳抜きを行ってください!
3.浅いうちは要注意!
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耳が痛くなるのは、浅いうちがほとんどです。一般的に水面から5mまでの間が一番痛みを感じやすいと言われています。これは気圧の関係で、浅い間の方が圧力による影響が激しいためです。なので5m付近までは、更に意識して耳抜きの頻度をあげましょう。
そして、少し大変でも深く潜れば楽になる事を覚えておきましょう!そうすれば、最初の耳抜きも苦ではありません。