先日、パスポートも持っていない友人と食事をしていたとき、彼が海外旅行に行かない最大の原因として、「言葉の壁が嫌いだから」と言いました。
みなさんも、言葉ができないって不便だと思いますか?言葉ができないと旅を楽しめないと思いますか?
旅が好きな僕の考えは、まったく逆です。旅を楽しむという点だけなら、言葉が通じないほど楽しめると思っています。
“伝えよう”とする
海外旅行が好きな人は、たくさんいると思いますが、その中で外国言語が得意な人って意外と少ない気がします。
もちろん、流暢な英語を話す人や他言語を操る人ももちろんいるのですが、大半の旅人達は、中学英語レベルもしくはそれ以下の片言の英語と身振り手振りの方が多いように思います。
時には、筆談や言語翻訳アプリなどを使って、なんとか意思疎通を取っています。
そもそも、多言語を操る語学的天才以外は、英語が使えない国も多いので、必死に伝えようとする時が必ずあります!なので、外国語苦手な方でも心配いりません。
感じ取ろうとする
必死になって、自分の思っている事や聞きたい事を伝えたら、今度は相手が何を話しているのか、何を言おうとしているのかを考えなくてはいけません。
もちろん、自分は言葉もわからないし、聞き取れないそんな時は考えるのではなく感じ取るのです。Don’t think… feel…
所詮、100%は感じ取れないので、間違えてる事もしばしありますけどね。だからこそです。
ハプニングが起こる!
言葉ができないこそ起きるハプニングの数々。そして言葉ができないからこそ、ハプニングがハプニングを呼び、通常では起こりえない事が起こるのです。
でもなぜか、旅を終えて何年たっても、そういったハプニングって忘れないですし旅のエピソードとしては、本当に面白おかしく、おいしいのです。笑
自分も必死、相手も必死
そんなハプニングが起きたら、解決しようとますます必死になりますよね。でもね。必死になると不思議なんですが、意外に心が通じる事が多いのです。
もちろん言葉ができる人には一瞬で解決するような事でも、時間はかかりますし大変です。
でも、解決した時の嬉しさや満足度は絶対に言葉ができないからこその賜り物なのです。しかし、スムーズに事が運ばないのはたしかです。