なんとか英語は話せるけど、相手にあんまり通じてない気がする…なんて人は多いのではないでしょうか。頭をフル回転させ、頑張ってひねり出した文章。でも、それを聞いた外国人が「?」って感じの顔をして、一瞬沈黙してしまう。
自分としては英語を話してる気がするだけに、とってももどかしいですよね。英語をそこそこ話せる人が、一歩進んで通じる英語を話すために、何をすればいいのでしょうか。この記事では、通じる英語を話すための5つのポイントをご紹介します。
①大きな声で話す
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外国人と英語を話す日本人を観察して思ったのですが、声のボリュームが小さい日本人が多いです。自分の英語力に自信がないからでしょうか、相手の目を見ずにボソボソ話す人が多い気がします。何を隠そう、こんなエラそうに記事を書いている筆者もそうでした。
英語を話す場所にもよりますが、音楽や人の声でうるさいバーやレストランみたいな場所では、わりと大きな声を出さないと何を言ってるのか理解させることが出来ません。ぶっちゃけ日本人同士で話していても、ボソボソとしか物を言わない人との会話は、なかなかフラストレーションがたまりますよね。
何を言ってるのか分からず、初めは聞き返しますが、徐々にそれも面倒になってきます。自信がなくても、声は張りましょう!それだけでも、英語の「通じる度」は変わります。
②”like”を多用する
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ネイティブや英語のうまい日本人が良く使う単語の一つに、”like”が挙げられます。この単語、ご存知のとおり色んな意味がありますが、「~みたいな」「~な風に」という意味で頻繁に使われます。例文を見てみましょう。
I was like, “Oh my gosh! Why did you do that!?”(私はこう思ったの、「なんてこと!なんでアンタそんなことしたの!?」)
“like”を使うことによるメリットは、カンタンに心情や状況を描写できる点です。上の文章を、”like”を使わずに「私はなぜあなたがそんなことしたのか理解に苦しみ、驚いた」と英語で表現しようと思えば、ちょっと難易度が上がりますよね。
難しい動詞やthatなどの接続詞を使うより、”like”で区切って心情や状況を直接表現する方がカンタンです。しかも、そっちの方が臨場感があるので、なおさら外国人には通じやすくなります。日本語で言う所の「~みたいな」「~な風に」「~な感じ」で表現できそうな文章があれば、”like”を使いましょう。
③ムリに難しい言葉を使わない
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日本の英語の教科書には、結構難しい単語やら表現やら構文やらが出てきます。ハッキリ言いますが、実はそんな難しい表現をネイティブが使うことはあんまりないです。たまに難しい言い回しを使うことがあるものの、彼らが使う単語や表現はいたってシンプル。