ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

バルト三国の一つであるエストニア。

名前を聞いたことはあっても、観光スポットなどはあまり知らないという人がほとんどだと思います。

しかしながらエストニアは、ヨーロッパの隠れた魅力をもつ国として、今話題となっています!美しい街並みと伝統が残るエストニアの観光スポット19選を紹介いたします。

*編集部追記
2016年7月公開の記事に新たに追加しました。
2017年4月更新の記事に、新たに追加しました。(2017/10/06)
2017年10月更新の記事に、新たに追加しました。(2018/11/1)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

エストニアに旅行しての感想


Photo by:新田浩之

エストニアには2008年、ロシアのサンクトペテルブルクから訪れました。「ロシアとは全然違うなー」というのが第一印象。「東欧」というよりは「北欧」の国です。

エストニアは小さなおもちゃ箱のようなところ。とくに、女性はエストニアを「かわいい」と思うはずです。エストニア人は全体的に寡黙ですが、とても親切な人が多いです。

 

エストニア旅行の際のアドバイス

Photo by:新田浩之

エストニアに限らず、バルト3国はとても治安がいいです。したがって、基本的なルールさえ守れば、楽しく旅行できることでしょう。あえて注意点を挙げるなら天気です。エストニアの首都、タリンはバルト海に面しており、本当に天気が変わりやすいです。タリン観光に傘は必須ですよ。

 

エストニアのおすすめスポット

もちろん首都タリンもいいですが、私がおすすめしたいスポットはエストニア・ロシア国境です。国境を越えた瞬間、世界がガラッと変わります。「モノクロ」の国、ロシアから「カラー」の国、エストニア。国境越えのおもしろさを体感できるスポットです。

 

世界初!クリスマスツリーが置かれたラエコヤ広場(タリン)

旧市街地の中心地に位置する「ラエコヤ広場」は、多くの人々で賑わう観光スポットです。

クリスマスマーケットやカーニバルなどのイベント、結婚式なども行われる場所で、地元民にとても人気のスポットです!

レストランやお土産屋さんもたくさんあります。

■詳細情報
・名称:ラエコヤ広場
・住所:Raekoja plats 1, 10114 Tallinn, エストニア
・マップ:

 

抱きしめたくなる編み物がたくさん!ミューリヴァヘ通り(タリン)

この「ミューリヴァヘ通り」には、ニット帽やセーターなど、編み物関連の屋台がずらりと並んでいます。手編みのものも多いので、お土産としてもオススメ。別名「セーターの壁」とも呼ばれているそうです。

■詳細情報
・名称:ミューリヴァヘ通り
・住所:Muurivahe, Tallinn 10140, Estonia
・地図:

 

エストニアのユニークなエリア!職人たちの中庭(タリン)

旧市街地から伸びるメインストリート「ヴェネ通り」から一歩裏道へ行くと、「職人たちの中庭」と呼ばれる場所にたどり着きます。

陶器やガラス、工芸品の工房が立ち並んでおり、中を見学することも可能。美味しいチョコレートカフェもすぐ近くにあるそうです。

■詳細情報
・名称:職人たちの中庭
・住所:Vene tn 6, Tallinn
・地図:

 

タリンのシンボル、聖オレフ教会(タリン)

タリン市内の中で、ひときわ目立つ背の高い建物こそ「聖オレフ教会」。13世紀に建築されたこの教会は、旧市街地のシンボルとして人々に愛されています。

展望塔を登って、タリンの街並みを見渡すこともできるそうです。

■詳細情報
・名称:聖オレフ教会
・住所:Lai 50, Tallinn, 10133 ESTONIA
・地図:
・アクセス:旧市庁舎広場から徒歩10分
・電話番号:+372-641-2241
・料金:無料(展望台は2ユーロ)

 

外観がおしゃれなアレクサンドル・ネフスキー大聖堂(タリン)

ロシア皇帝アレクサンドル3世によって建築された「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」。

ロシア正教の象徴である、玉ねぎのような形をした屋根が特徴的です。聖堂内には、モザイク画やイコンが数多く飾られています。

■詳細情報
・名称:アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
・住所:Lossi plats 10, 10130 Tallinn, エストニア
・地図:
・電話番号:+372 644 3484

 

建物に歴史あり!エストニア海洋博物館(タリン)

この海洋博物館はなんと、タリン旧市街地を守るために建築された「砲塔」を利用したものです!

砲塔は過去、監獄や倉庫、兵舎など様々な用途で使われ、現在はフェリーや船具など海に関するものを見学できる海洋博物館となっています。

■詳細情報
・名称:エストニア海洋博物館
・住所:Pikk 70, 10133 Tallinn, エストニア
・地図:
・営業時間:10:00〜18:00
・定休日:月曜日
・電話番号:+372 641 1408
・料金:6ユーロ
・公式サイトURL:http://meremuuseum.ee/en/

 

タリン歴史博物館別館(タリン)

ここは元々、円筒状の塔が有名な城塞跡で、現在は武器やロシアとの攻防戦に関する資料などが展示されている歴史博物館となっています。

屋上には展望台もあるそうなので、タリンの街並みを一望できますよ。

■詳細情報
・名称:タリン歴史博物館別館
・住所:Pikk tn 17, Tallinn
・営業時間:10:00〜18:00
・定休日:1月〜4月は月曜日が定休日
・電話番号:+372 696 8690
・料金:6ユーロ
・公式サイトURL:https://www.ajaloomuuseum.ee/en

 

歴史を感じるエストニア野外博物館(タリン)

緑豊かな森のなかに佇む「エストニア野外博物館」。エストニアの17世紀ごろの木造家屋が、そのままの姿で移築されています。

日本の昔の家屋によく似ていてビックリ!広大な敷地のなかには、伝統的なエストニア料理を楽しめるレストランもあるそう。古きよきエストニアの世界を体験したい方は、ぜひ足を運んでみてください。

■詳細情報
・名称:エストニア野外博物館
・住所:Vabaõhumuuseumi tee 12, 13521 Tallinn, エストニア
・地図:
・営業時間:10:00〜20:00(冬は10:00〜18:00)
・定休日:年中無休(12/24,25,31を除く)
・電話番号:(+372) 654 9101
・料金:10ユーロ(夏:4/23〜9/28)、8ユーロ(冬:9/29〜4/22)
・公式サイトURL:https://evm.ee/eng/home

 

エストニアで一番古いタルトゥ大学(タルトゥ)

エストニアで最も古く、そして最も有名な「タルトゥ大学」。この大学には、クラシカル・アート博物館が併設されており、ギリシャ彫刻などを鑑賞できます。

シンプルながらも荘厳な作りをした大学は、一見の価値ありです。

■詳細情報
・名称:タルトゥ大学
・住所:Ülikooli 18, 50090 Tartu, エストニア
・地図:
・公式サイトURL:https://www.ut.ee/en
ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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