オーストラリアにきて半年以上。現在もワーホリ(ワーキングホリデー)を利用し、田舎町でファームジョブをしています。
今回はオーストラリアのワーホリ ファームジョブの基本的な情報と僕たちが実際にファームジョブを経験して感じたことをまとめました。
これからオーストラリアでのワーホリを考えている方に少しでも参考になれば嬉しいです。
そもそも「ファームジョブ」って何するの?
オーストラリアでのワーホリの仕事は様々ありますが、主にレストランや清掃の仕事をする「シティジョブ」と畑で野菜や果物の収穫などを行う「ファームジョブ」の2つに分けられます。
ただ、「ファームジョブ」と一言で言ってもその仕事内容は様々で、野菜や果物の種類、シーズン、地域によって大きく異なります。
僕たちがこの半年間で経験したものだけでも
収穫(ピンキング)はマンゴー、トマト、きゅうり、ズッキーニ、バナナ、かぼちゃ、パパイヤ、ビーン(豆)。
苗植え(プランティング)はきゅうり、ズッキーニ、カプシカン、チリ、オニオン、ガーリック。
そのほか、草抜き(ウィーディング)、間引き(シーニング)、箱詰め(パッキング)などなど本当に様々です。
実際にやってみて
オーストラリアに来る前、「ファームジョブ=畑仕事のお手伝い」というイメージだったので、自然に囲まれて毎日楽しそうと考えていました。しかし、実際は結構大変です!
まず、ファームジョブは基本的に朝が早いです。
まだ朝日が昇る前から作業を開始することもあります。いま働かせてもらっているファームは朝7時から始まるため毎日5時半に起きています。
また、パッキング等の室内作業以外はもちろん外なので、暑い日もあれば寒い日も、雨の日だってあります。
家に帰ったらシャワーを浴びて、夕御飯を食べて夜10時には寝ています。
そして、オーストラリアの畑はとにかく広いです!
例えば、上の写真は1日中ガーリックの球根を植え続けた場所の写真です。
2人で約2万個の球根を植えました。1日10時間しゃがんだままで同じ作業を続けるので精神的にも肉体的にも大変でした。
10日後にはガーリックの周りに生えてきた雑草をひたすら抜くという作業を行いました。
じゃあ、なんで「ファームジョブ」をするの?
オーストラリアのワーホリの特徴として、3ヶ月(88日間)オーストラリア政府が認める労働をすることで、ワーホリの期間をさらに1年延長できる「セカンドビザ」という制度があります。
この政府が認める仕事にレストランなどで働くシティジョブは含まれておりません。
そのため、多くの人が「セカンドビザ」の権利を得るために最低3ヶ月(88日間)ファームジョブをしています。
また、一般的にシティジョブよりもファームジョブの方が給料が高いと言われています。
オーストラリアは物価が高い国ですが、その分給料も高いです。
僕たちがいま働かせてもらっているファームは時給22オーストラリアドルなので日本円にして1,700円くらいです。
ちゃんと働いていれば、海外で生活しながら貯金もできてしまいます。