こんにちは。世界中を旅しながら仕事をしているフリーライターの、古性のち(@nocci_84)です。みなさんは、初海外の記念すべき1カ国目は、どこでしたか? またそれは、どのように決めましたか?
今でこそいろんな国を飛びまわって仕事をしていますが、1年前の今頃までわたしはほぼ1度も海外に行ったことがありませんでした。語学留学をキッカケに、はじめて降り立った異国の地「フィリピン」では、怖すぎて空港から出ることができず、入国カードを握りしめてふるえていたことを、昨日のことのように鮮明に思い出します。
今回は「海外に行ってみたいけれど、いちばん初めの国はどこにしよう・・・?」と迷っているひとり旅初心者の背中を押すべく、これまでわたしが旅をしてきた国の中から「ここが1カ国だったら更にハッピーだったかもしれない!」と思う国を3つあげてみました。
ひとり旅にでる際の、何か参考にしていただけたら嬉しいです。(最後に、イベントの告知もあります!)
旅をしてきて実際に感じた「旅しやすい国」の条件
その1:交通機関のルールがわかりやすい
物価よりも、優先度が上になるのが交通ルールのわかりやすさ。はじめてのひとり旅で、その国特有の乗り物に乗るのはかなり勇気がいる行為です。なので、乗り場・切符の買い方・路線図など、わかりやすく表示されている国は非常に旅がスムーズにはじまりました。ちなみに個人的にはとってもむずかしかったのが、オーストリアやフィンランドで頻繁に乗った、路面電車の「トラム」でした。
その2:日本よりも物価が安い・または一緒
これも「旅のしやすさ」に直結してくるもの。物価です。ひとり旅に慣れていないと、想定外の失敗はたくさんおきるもの。その中で、物価も高く……となってしまうと、やり直しをするのに躊躇してしまったり、せっかくの旅を伸び伸び楽しむことができなくなってしまいます。旅の中盤で物価の高い国に足を運ぶのもありですが、最初の1カ国目は、何かあったときにやり直しがしやすい、物価の安い国がオススメです。
その3:町全体がコンパクトにまとまっている
宿・買い物・食事・カフェができるスポットが1箇所に固まっているエリアは、初心者でも気楽に町歩きをたのしむことができます。旅の途中で何か忘れ物に気づいた時や、シャンプーや洗顔フォームなど、生活必需品も手にはいりやすい。
わたしが選ぶ旅しやすい国BEST3
それらの条件を受けて、わたしのオススメをご紹介します。
1位:タイ・バンコク
定番といえば定番ですが、やはり微笑みの国、タイは強い。物価も安い・治安も良い・なんでも揃う・交通機関のルールもわかりやすい、という旅初心者にとっては練習しやすい国、玄人からするとオアシスのような国がここです。
夜に開かれるマーケットに足を運べば、キラキラとカラフルに色を放つ可愛すぎる雑貨たちがずらり。旅のテンションMAXになること間違いなしです! 買いすぎには注意。
2位:チェコ・プラハ
ふたつ目はチェコのプラハ。こちらも様々なものが町の中心にきゅっとまとまっている印象。物価は日本よりも少し安い程度です。空港に降り立った瞬間に、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような可愛らしい看板や人形、ワクワクするようなアイテムたちがお出迎えしてくれます。
旅中いちばん心惹かれたのは、この小瓶。チェコの町中を散策していると、こうした乙女ごころをくすぐるアイテムがたくさん。かわいいものに目がない女子は、ぜひ行ってみてほしい国です。
チェコの旧市街を歩いていると変身アイテムみたいなアトマイザーに出会ってしまって、毎回前を通るたびに買おうか悩むけど、バックパックの中にいれた途端多分こなごな。1個240kz(1200円くらい)と価格もお手頃!ああ・・バックパックじゃなければ・・(絶望) #のちたびカワイイ pic.twitter.com/77DfQrFCM4
— 古性 のち (@nocci_84) 2016年12月20日
3位:ポーランド・クラクフ
そして最後は、ポーランドのクラクフという町。「ポーランドの京都」と日本人の間では呼ばれています。歩きやすい道に、わかりやすいお金。そして何より、ポーランド人はとっても親日家が多いのです!困っていると手を差し伸べてくれる優しいひとたちがゆっくり、まったりと暮らしています。
クラクフの中には、安く(もしくは無料)で見れる教会がたくさん。世界でいちばん美しいと呼ばれる教会があるのもクラクフです。ぜひゆったり、古都の町で自分時間を噛み締めてください。