プロヴァンスのラベンダー(フランス)
6月〜9月の間、フランスのプロヴァンス地域のラベンダーファームは、紫と緑の織りなすラベンダーの花が一面に咲き誇り、それはもう、息をのむ美しさです。
死ぬまでに見たい世界の絶景としてもよく取り上げられます。ラベンダーの心地よい香りを感じながら、見渡す限り紫色の花の絨毯の中にたつと、心も体も癒されるに違いありません。
ワイルドフラワー(アメリカ・南カリフォルニア)
楽園的なイメージを持つゴールデンステート、カリフォルニア州はカリフォルニアの州花であるオレンジ色のポピーが土地一面に広がったこと、
明るい太陽の下でゴールドに輝いている景色が由来となっています。
その山一面に咲き乱れる様子はなんとも言えない美しさで、そのスケールの大きさに驚かされます。
ラナンキュラスフィールド(アメリカ)
ロサンゼルス空港から約1時間のところにあるフラワーフィールド。
太平洋を望む20ヘクタールもの広大な敷地で赤やオレンジ、白、ピンク、紫などの数百万本のラナンキュラスが咲き乱れる光景は圧巻です。
園内は約20人が乗れるトラクター仕様のワゴンが走っているので、これに乗って回るのがおすすめです。
ナマクワランド(南アフリカ)
photo by commons.wikimedia.org
南アフリカの西北部・北ケープ州のナミビアとの国境地帯の南側の、ナマクアランド。なんとここは砂漠。普段は緑さえほとんど生えないひび割れた大地が広がる乾燥地帯ですが、春の到来を告げる雨が降り注ぐと、荒野は4000種類以上の花が一面に咲き渡ります。
地元の人たちはここを「神々の花園」と呼び親しまれています。8月中旬から9月上旬のわずか3週間だけ出現する幻の花園です。
まとめ
実は「フラワーセラピー」という芸術療法があるほど、花には疲れやストレスを癒やす力があるとして注目されています。
匂いも見た目も美しい花々は、化粧品やアロマにも使われるように、眺めているだけで身も心も癒されます。
冬のあいだ、寒さに耐え続けてようやく美しい花になることができたその姿を見れば、頑張るあなたの背中を押してくれるはず。
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