皆さんは、西アフリカにある国・ガンビア共和国をご存知でしょうか?アフリカで最も小さな国として知られるガンビア共和国は、過ごしやすい気候と美しい自然が魅力です。公用語は一部の民族を除いて英語を使用しており、気軽に旅行できるアフリカの国として、ヨーロッパや北米からも観光客が多く訪れています。
それでは今回は、そんなガンビア共和国の基本情報と、おすすめの観光スポットを合わせてご紹介していきます。
ガンビアの概要・特徴
photo by shutterstock
アフリカ大陸で最も小さな国として知られるガンビア。西は北大西洋に面していますが、ガンビア川の河口を除いた全土をセネガルに取り囲まれています。ガンビアの首都はバンジュールで、2014年まで公用語に英語が含まれていたため、フランス語が公用語圏の国が多い西アフリカ内では比較的旅をしやすい国です。
イスラム教を信仰する人が9割超えており、政治は大統領制を採用しています。ガンビアは治安が良いことでも知られており、夜に外を出歩いてもさほど危険ではありません。人も陽気で優しいので、他の西アフリカ諸国から訪れるとびっくりしてしまう人も多いといいます。
歴史の紹介
ガンビアは、10世紀から13世紀頃までガーナ王国、13世紀から15世紀まではマリ帝国に属していました。その後、ポルトガル人がガンビア川下流域に商業拠点を建設しますが、後からイギリスとフランスも進出してきます。両国は争った末、最終的にガンビアはイギリスの植民地となりました。ですが、1963年には自治権を獲得. 自治権獲得後は軍政から民政に移行しています。英連邦からは2013年に離脱しました。
代表的なグルメ
photo by shutterstock
ガンビアの主食は「フーフー」と呼ばれる調理用バナナや、「ニャンカタン」と呼ばれる白いご飯などです。こういった主食に肉や野菜を煮てシチューにしたものをかけて食べる料理が多く、調理にはパームオイルを使います。ガンビアでは右手を使って料理を食べる習慣があり、左手は使わないので注意!
成田からのアクセス
photo by shutterstock
日本からガンビアへの直行便はないので、ヨーロッパ、西アフリカ、東アフリカなどの他国を経由していく必要があります。例えばヨーロッパからであればベルギーのブリュッセル、また西アフリカからであればセネガルのダカールを経由して、首都のバンジュールへ向かいます。
続いて観光スポットをご紹介します。
アルバートマーケット
ガンビアのバンジュールには、アルバートマーケットと言われる市場があります。ここには多くの店が立ち並んでおり、食料品や工芸品などが販売されています。規模が大きいため、お土産選びにもおすすめのスポットです。
・名称:アルバートマーケット
・住所:Liberation Avenue, Banjul, Gambia
・公式サイトURL:http://www.accessgambia.com/information/albert-market.html
コツビーチ
コツビーチは外国人に人気のビーチで、バカンスで訪れる人も多いスポットです。アフリカと言えばジャングルや動物のイメージを思い浮かべる人も多いでしょうが、実はきれいな海も多いです。周辺には飲食店も数多くあるので、ガンビア名物を食べながらゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
ビジロ国立公園
ビジロ国立公園は、バンジュールにある自然あふれる観光スポットです。野生の猿なども生息しており、鉢合わせる可能性も大!ガンビアでは定番のスポットで、アフリカの自然を感じたい人におすすめの場所です。
ガンビア川
photo by shutterstock
ガンビア最大級の川として知られるガンビア川。1,130キロメートルもあることから、果てしなく続く長い川として知られています。また周辺には何百種類にもわたる鳥が生息しており、バードウォッチングを楽しむこともできます。
・名称:ガンビア川
・住所:Gambia River,Gambia
・公式サイトURL:http://www.accessgambia.com/information/gambia-river-info.html