ライター
Erika 旅する整体師

仙台で柔道整復師として働き、その後やはり海外生活の夢が諦められずカナダのワーホリへ。大好きになったインドや北米・中米・アジア・ヨーロッパ気づいたらドイツ5年目のアラサー自由人です。私は旅を始めて自分自身を大きく成長させることができました。旅先で出会う新しい発見や暖かい人たち、一人旅でこその様々なトラブルから旅先での恋愛まで。旅は人生をよりワクワクさせてくれます。そんな素敵な旅のお話を共有していきたいと思っています。

Raketenstation hombroich(ロケットステーションホンブロイヒ )


photo by Erika
インセルホンブロイヒミュージアム内を見終わったら、続いてロケットステーションホンブロイヒへ。

ロケットステーションホンブロイヒは、名前の通り元々は「NATO(北大西洋条約機構)」のロケットステーション基地として使われていました。1994年以降使われなくなったこの場所をアートと建築をもっと広めるための場所へ作り直すプロジェクトが開始。このプロジェクトはイタリアの「ビエンナーレアートフェスティバル」でも紹介されました。

そして、今では、ロケットステーションホンブロイヒはアート・音楽・文学のアーティストたちの仕事場としても使用されています。

このプロジェクトに関わったのが、日本を代表する安藤忠雄さんやRaimund Abraham(ライムンド・アブラハム)他6人。その中でも、特に印象に残ったこの2人の建築をここでは紹介します。

ちなみに、ロケットステーションホンブロイヒへは、インセルホンブロイヒから15〜20分歩いたところにあります。インセルホンブロイヒミュージアム内でマップを渡されるので、地図と共に歩いて行けます。地図には12分と書いていましたが、実際は20分程度歩きました。ただ、やはりミュージアム内がとても広いので車や自転車で訪れている方が多くいました。

日本の誇る建築家・安藤忠雄さんの作品


photo by Erika
先ほど紹介した通り、もともとNATOのロケット基地として使用されていたRaketenstation Hombroich(ロケットステーションホンブロイヒ)。ここに、ランゲン財団(民間芸術団体)の保有していた、日本アートコレクションをはじめとしたアジアアート・西洋アートなど、さまざまなタイプの現代アート作品を展示するようになりました。

日本の誇る世界的建築家・安藤忠雄さんによって「安らぎ」をテーマに建築され、2004年から一般公開が開始。ロケットステーションの顔となっている安藤忠雄さんの作品は、水・光・自然を存分に使用された美しいものとなっています。

音楽家のための家「Abraham(アブラハム)」


photo by Erika
Raimund Abraham(ライムンド・アブラハム)によって設計された「音楽家のための家」。名前の通り、アーティストが短期の間滞在し、仕事ができるようになっています。

4つのスタジオと4つのリビングルームからなり、さまざまなアーティストが仕事に集中できるよう、また、アイディアをシェアできるような家です。さらに、ここではたまにコンサートも行われているそう。

Insel hombroichまでのアクセス方法


photo by Erika
Insel Hombroich(インセルホンブロイヒ)は、デュッセルドルフの隣町、ライン川を挟んで西側の「Neuss(ノイス)」という街にあります。ノイスも街並みが中世のものが多くとても可愛い街並みなので、1日滞在して観光するのもおすすめ。次に、大きな国際空港のあるデュッセルドルフからの行き方を紹介します。

車での行き方

デュッセルドルフから、A57経由で「Neuss-Reuschenberg」を出て、茶色の標識Museum Insel Hombroichへ向かいます。車では約30分ほどで、駐車場も大きいので無理なく駐車できます。

電車での行き方

「Düsseldorf Central Station (セントラルステーション:HBF)」より、Sバーンで「Neuss Süd」へ向かいます(約20分)。その後、869番のバスで「Neuss Insel Hombroich」へ下車し、そこから徒歩3分ほどで「Insel Hombroich(インセルホムブロイッヒ)」へ到着です。

電車では、デュッセルドルフ市内から約45分~1時間ほどで到着します。

■詳細情報
・名称:Museum Insel Hombroich
・住所:Minkel 2, 41472 Neuss
・地図:
・アクセス:デュッセルドルフ市内から車で約30分、電車で約1時間
・営業時間:10:00〜19:00(4〜9月)10:00〜17:00(10〜3月)
・定休日:12月24日、25日、31日、1月1日
・電話番号:+49 (0) 2182 887 40 00
・料金:15ユーロ(平日)、20ユーロ(週末、祝日)
・所要時間:3時間〜
・オススメの時期:4〜9月
・公式サイトURL:https://www.inselhombroich.de/en/stiftung

アートと自然に触れる旅をしてみよう!


photo by Erika
ドイツの日本人の街デュッセルドルフから少し足を伸ばすとそこには自然いっぱいの素晴らしいミュージアム。日本の代表する世界的建築家の安藤忠雄さんが手がけた作品に、このドイツの秘境で出逢えるのはうれしいことですし、一つ一つの魅力的な作品に時間も忘れて一日まったりしてしまいます。

ヨーロッパの夏はサマータイムがあるため、21時〜22時頃まで明るいので、ゆっくりミュージアム内を散歩してみてはいかがでしょうか。アートに触れてゆったり深呼吸できる、インスタ映えも間違いないInsel Hombroich。ぜひドイツへ行く際は足を伸ばして行きたい穴場のスポットです。

もっと伝えたいドイツがある

ファンが多い人気の旅先、ドイツ。2021年6月6日からは、日本から観光目的でのドイツ渡航が認められて、胸が高まるばかり。

有名な観光地へは足を運んだけれど、大好きだからこそもっと深くドイツを知って訪れたくなる。文化、食、建築、自然など、知られざる魅力あふれるドイツを、旅好きライターがお届けする特集がスタートします。あたらしい発見、ユニークな体験がきっとみつかるはず。

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仙台で柔道整復師として働き、その後やはり海外生活の夢が諦められずカナダのワーホリへ。大好きになったインドや北米・中米・アジア・ヨーロッパ気づいたらドイツ5年目のアラサー自由人です。私は旅を始めて自分自身を大きく成長させることができました。旅先で出会う新しい発見や暖かい人たち、一人旅でこその様々なトラブルから旅先での恋愛まで。旅は人生をよりワクワクさせてくれます。そんな素敵な旅のお話を共有していきたいと思っています。

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