みなさんはガーナと聞いて、何を思い浮かべますか?やっぱりチョコレート?いやいや実はチョコレート以外にも見どころはたくさんあるんです!
ガーナはアフリカ大陸の西部に位置する国で公用語は英語、主食もお米。西アフリカの中でも断トツで旅しやすい国でした。 それでは、ガーナの魅力をご紹介します!
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ガーナの中で訪れた都市とルート、移動方法
photo by あんり
西アフリカを旅行中だったので、隣国のブルキナファソから陸路で移動してきました。
入国審査のときに1階建ての小さな建物に入って入国スタンプを押してもらうのですが、待っている間、仕事しているのか休んでるのか検討がつかない係の人がピーナッツを食べながら談笑していました。のんびりしているなというのがガーナの第一印象です。
国内では基本的にバスかタクシーで移動。 縦長の長方形のような形をしたガーナを南下する要領で、北部の中心都市であるタマレ、国立公園があるモレ、首都アクラ、奴隷貿易で栄えたケープコーストを訪れました。
ガーナでのエピソード(人とのエピソード)
photo by あんり
タマレの街を歩いているとガーナ人のおじさんに「日本人か?喋ろうや!」とノリノリの関西弁で話しかけられ、仲良くなりました。彼は40年ほど関西で仕事をされていて、たまたま故郷のガーナに帰国していたそう。
肌の色も黒く、どこからどう見てもアフリカ人。でも口からは関西弁が流れるように出てくるのが面白かったです。
翌日には彼のお家(まさかの豪邸!)にお邪魔して色んな話をしてくれました。若いときに日本へ留学したこと、日本での仕事、奥さんのことなど。日本に帰ってきた今でもそのおじさんとは連絡を取り合っています。
ガーナでのエピソード(場所のエピソード)
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ケープコーストは昔、奴隷貿易で栄えた街です。今はのんびりとしたビーチが広がっていますが、ビーチの脇にケープコースト城が荒波に逆らうかのようにそびえ立ちます。
観光地で周りにお土産屋さんもあったので、ついついたくさん可愛い雑貨を買ってしまいました。
当時、2ヶ月かけてアフリカ9ヶ国を旅していましたが、お土産を買った数はガーナが一番多かったです。それほどお土産は充実していました。
知っておくべきキーワードは「奴隷貿易」
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アフリカでは19世紀まで奴隷貿易が行われていました。ガーナのケープコーストにあるケープコースト城には奴隷として連れてこられた黒人が収容され、ヨーロッパへ輸出されていました。当時の奴隷として駆り出された人のことを考えると、居た堪れない気持ちになり胸が痛みます。
ケープコースト城は負の世界遺産でもあります(日本の原爆ドームもそれに当たります)。旅をすることは歴史を学び直すいい機会だと感じました。
ガーナ旅行を楽しむためのアドバイス
photo by あんり
ガーナは主食がお米なのでやっぱりご飯を食べてもらいたいです。現地で食べたご飯はどれも美味しく、味付けも日本人の舌に合う!
たまにピラフの横に赤くてラー油のようなソースが添えてあることがありますが、激辛なので注意してください。この唐辛子とトマトをミックスしたようなソース、日本のお漬物のようなポジションで、ご飯に添えてあることがよくありました。