ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

メキシコ人の夫と2人の娘と世界中を引っ越し&旅行三昧の日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数30ヵ国。現在は10年ぶりにドイツ滞在中。

手軽に絶景ハイキング「ローガンパス」

photo by Yu Villegas
ゴーイング・トゥ・ザ・サンロードの途中にある、ローガン・パス。ここにはビジターセンターや土産物屋もあるので、情報収集がてら立ち寄ることをおすすめします。

天候などによって、園内でも閉鎖されているエリアやトレイルがあるので、ここで当日の状況を確認することも強くおすすめします。私たちが行った日は、熊が出没したため閉鎖されているトレイルが複数ありました。

ビジターセンターの裏からは、歩きやすく整備された木道のトレイルがあり、手軽にハイキングが楽しめます。夏になると、沿道に可愛らしい高山植物の花々が咲き、ほっこり癒やされます。

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私たちが行ったときは、あいにく霧がかかっていて遠方の景色は見れませんでしたが、これもまた雰囲気が出ていて素敵な光景でした。

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ローガン・パスは、峠の上にあるので標高が高く、夏場でも寒いほどでした。

これは園内全般でいえますが、朝晩かなり冷えるので、暖かい服装を忘れないでくださいね!

見たことのない野生動物にも出会える

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園内には、絶滅危惧種として登録されているグリズリー(ハイイログマ)や、カナダオオヤマネコを含めて62種の哺乳類の生息が確認されています。野生動物たちの生態系が崩されず何万年も残っていて、「大陸生態系の頂点」とも称されているんだとか。実際、ハイキングやドライブをしていると、いたるところで珍しい野生動物たちに出会うことができます。

ドライブ中、道で車が渋滞していたり、人だかりができたりしている場面に何度も出くわすかと思いますが、それはたいてい何かの野生動物がいるというサインです。ぜひ立ち止まって見てみましょう!

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こちらは、マウンテン・ゴートという、その名の通り山の上に生息するヤギ。崖の上を器用に動き回る姿は、なんともいえない愛くるしさです。上記のローガン・パス付近で、よく見かけました。

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こちらは、アメリカ・カナダに生息するビッグホーン・シープ。この大きな角で2匹がケンカをする場面に遭遇しましたが、大迫力でした。

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こちらは、ヘラのような立派な角が印象的な、ムース(ヘラジカ)。水草が好物なので、注意深く水辺を観察していると見かけることができます。シカ科では最大で、攻撃力も強く、ヒグマを倒した例もあるそうです。

どの動物も、近づいて撮影したい衝動にかられますが、相手は野生動物。人を襲う例も後を絶たないそうなので、絶対に近づかないようにしてくださいね。

絶景キャンプ&ハイキングをするなら「Two medicine lake」

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園内にはコテージやロッジもありますが、せっかくなら大自然の中で寝起きをしたい!という方は、ぜひキャンプを。園内のいたるところにキャンプ場があるので、森の中や湖のほとりなど、理想の場所を見つけられるはずです。

車でアクセス可能なキャンプ場はすべて、通常6月半ばから9月半ばころまで開いています。セントメアリーやアプガーのキャンプ場は通年オープンしていますが(天候により閉鎖される場合もあり)、オフシーズンにはトイレ施設が閉まり、周囲には水道もないためご注意ください。

キャンプ場のスポットは予約制で、Webサイトから事前に申し込めます。また当日でも空きがあれば、ビジターセンターで申し込みもできます。

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園内のさまざまな場所でキャンプをして、どこもそれぞれ素敵なんですが、個人的に一番のおすすめは「Two medicine Camp Ground」。

前途のゴーイング・トゥ・ザ・サンロード沿いにも人気のキャンプ場がたくさんあるんですが、こちらのキャンプ場はメインエリアから東にはずれたところにあり、人も車も少なく静かなのがお気に入りです。

写真は早朝、テントから出たときの光景です。空気が本当に清々しく、心が清められるような感覚になりました。

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私たちは、このキャンプ場から、地図内の「Dawson/Pitamakan Loop」というハイキングコースに挑戦しました。これは全長30キロメートルの山あり谷ありのコースで、ゴールまでかかった時間は14時間。途中には湖、滝、山の絶景ポイントが目白押しなので、一日かけてハイキングしたい方におすすめのコースです。

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むき出しの山肌を歩くワイルドな道中、圧巻の絶景の数々を見ることができます。

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14歳の甥っ子も一緒にチャレンジ。途中でみんなへとへとでしたが、足を進めるごとに見えてくる絶景のためなら何のそので頑張りました。

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エメラルドグリーンの湖を眺めながらの昼食は、最高の贅沢でした。

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いろいろな場所でハイキングをしましたが、個人的に間違いなく人生ナンバーワンのハイキングでした!

ここだけでなく、園内には数えきれないくらいの絶景トレイルがあるので、行った人の写真などをSNSなどで事前にチェックし、気になるところを見つけてみてくださいね。

世界にはまだまだ知られていない世界遺産がある

園名にもなっているグレイシャーとは「氷河」という意味なのですが、19世紀中ごろには園内に150存在したといわれる氷河のうち、現在残っているのはなんと25のみ。園内の氷河を研究する科学者は、現在の気候パターンが続けば2030年までにすべての氷河が消えるだろうと推定しているそうです。

ここグレイシャー国立公園のように、貴重な動植物や自然環境を擁する世界遺産は数多くあり、また、まったく知られていない世界遺産も多くあります。10年後にはなくなっている世界遺産も、もしかしたらあるのかもしれません。

今は新型コロナウイルスの影響で、なかなか旅行は難しい日々が続いていますが、またいつか行けるようになる日のために、行きたい場所リストを作ってみるというのはいかがでしょうか。

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Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

メキシコ人の夫と2人の娘と世界中を引っ越し&旅行三昧の日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数30ヵ国。現在は10年ぶりにドイツ滞在中。

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