モンゴルの国土の約30%、総面積およそ100万平方キロメートルという巨大な大平原『ゴビ砂漠』。しかしながら砂漠といっても、短い草が生えている部分も多く、森林や草原もあります。
そんなゴビ砂漠には、思わずため息が出てしまうほど、美しい自然に酔いしれることができる場所が沢山あります。
今回の記事では、ゴビ砂漠に行きたくなるような、魅力あふれる観光スポットをまとめました。
ヨリーンアム渓谷
ゴビ砂漠の地元の人々からも美しいと評判の『ヨリーンアム渓谷』。初夏でも雪が残る、標高2200mの高地にある涼しい渓谷です。
モンゴル語で「鷲の谷」を意味するこの渓谷は、ヒゲワシやイヌワシなどの他、羊やヤギなどの野生動物を見ることができます。
バヤンザク
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1923年、アメリカのアンドリュース隊が、世界で初めて卵の入った恐竜の巣を発見した場所として知られる平原『バヤンザク』。
モンゴル語では、『バヤン』は沢山、『ザク』はある草木の種類を意味するのだとか。この『ザク』という草木が数多く生えることから、この名前がつきました。
夕暮れ時には、バヤンザクが炎のように赤く輝くので、「炎の壁」とも言われています。
ホンゴル砂丘
ゴビ砂漠という名前が付いていても、すべての場所が砂に覆われているわけではなく、大部分はまばらな草が生えてます。
このホンゴル砂丘は、全長180km、最大幅15kmと広大なもので、ゴビ砂漠の中でも最も美しい場所と言われています。
満点の星空の下で宿泊
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ゴビ砂漠で、モンゴルの人々の伝統的な住居『ゲル』に泊まって、素晴らしい夜空の景色を眺めるのもオススメです。
月や星の光を邪魔する建物や灯りが無いため、これ以上無いというくらい満点の星空を眺めることができます。目の前いっぱいに星空が広がり、ずっと眺めていたいと思うほどの美しい景色に満たされます。
ラクダに乗ろう
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ゴビ砂漠において、地元の人の移動手段として、昔から大切にされているラクダ。何とそのラクダに乗ることができます!
どこまでも続く雄大な砂漠の上をラクダと共に進む…エキゾチックで楽しい体験ができること間違いなしです。
どこに行くか迷っているあなたは、ゴビ砂漠へ
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日本で住んでいれば、見ることも、体験することのできない珍しいものばかりですね。
遊牧民の生活に触れたり、砂漠の雄大な景色に感動したり、可愛い動物たちと触れ合ったりと、どれも魅力的です。皆さんも、ゴビ砂漠で雄大な自然と触れ合う時間を楽しんでみては?