こんにちは、絶景ハンターのまゆみです。
コロナ禍ムードもようやく落ち着き、旅行機運が一気に高まる今日この頃。
スマホをはじめ、さまざまなデバイスが進化を遂げて、旅先では、誰もがかんたんにプロ並みの腕前で写真や動画を披露できる時代になりました。
そんな中、キング・オブ・アクションカメラの「GoPro」では、最新フラッグシップモデル「GoPro HERO11 Black」を発表。今回は、さらにパワーアップしたGoProを体験すべく、沖縄・小浜島を舞台に『GoPro Summer Vacationツアー』に参加してきました。
見出し
- 1進化し続けるアクションカメラ「GoPro」とは
- 1.1最強のアクションカメラ「GoPro」
- 1.2GoPro HERO11 Blackに加わった新機能
- 2『GoPro Summer Vacation』ツアーの概要
- 2.1まずは「GoPro HERO11 Black」のガイダンス
- 2.2GoPro公式インフルエンサー「YASU Family」によるガイダンス
- 2.3GoPro使用アクセサリーと専用アプリ
- 2.4撮影の舞台は沖縄八重山諸島の「小浜島」
- 2.5星野リゾート リゾナーレ小浜島とは
- 3『GoPro Summer Vacation』ツアー体験:アクティビティ編
- 3.1【アクティビティ体験①】夕暮れカヌー
- 3.2【アクティビティ体験②】「幻の島」上陸
- 3.3【アクティビティ体験③】「お魚畑ポイント」でシュノーケリング
- 3.4【アクティビティ体験④】早朝の海辺で「フレッシュエアストレッチ」
- 3.5【アクティビティ体験⑤】夜の海辺で星空ピクニック「ティンガーラナイトディナー」
- 3.6【アクティビティ体験⑥】夜のビーチでライトペインティング
- 3.7【アクティビティ体験⑦】ホテル隣接のビーチで海上ブランコ
- 4『GoPro Summer Vacation』ツアー体験:Quikを使った動画編集編
- 5いよいよお披露目!「Quik」アプリで完成したサンプル動画がこちら
- 6あなたもGoProを使ってワンランク上のVloggerを目指そう!
進化し続けるアクションカメラ「GoPro」とは
最強のアクションカメラ「GoPro」
Photo by GoPro
スマホカメラが普段使いのカメラなら、アクションカメラはスポーツやアウトドアなど大きな動きを伴うアクティビティに特化した小型カメラのこと。
小型で軽量、シンプルボディながらも耐久性、防水性に優れ、手ぶれに強く視野角も広い、高画質・高性能、写真やタイムラプスにも対応しているなど、一台何役もこなせる圧倒的パフォーマンスで、いまや旅や遊びの定番アイテムとなっていますよね。
そのアクションカメラのパイオニアかつリーディンカンパニーが、米国発の「GoPro(ゴープロ)」です。
GoProについては前回記事「GoPro HERO10 Blackで気分はVlogger!『GoPro Travel Vlog ツアー』体験レポート」も併せてそちらをご参照ください。
GoPro HERO11 Blackに加わった新機能
Photo by GoPro
今回ご紹介するGoProカメラは、2022年9月に発売された最新モデル「GoPro HERO11 Black」。前回バージョン「HERO10 Black」からパワーアップした主な内容は以下の通り。
新型センサー搭載により、最大5.3Kの高解像度、10億色以上の発色を可能とする10-bitカラーでのビデオ撮影
【GoPro史上もっとも広い視野角】
アスペクト比8:7の大画面により、あとから使うメディアに応じた最適比率にクロップ可能。また、16:9の超広角HyperViewも搭載
【圧倒的手振れ補正】
強化されたHyperSmooth (ハイパースムーズ) 5.0で激しい動きにもより安定した撮影可能
【夜景モードの強化】
星の光跡を撮影する「スタートレイル」、動く光源の光跡を撮影する「ライトペインティング」、移動する車の光跡を撮影する「ライトトレイル」の3つの機能「ナイトエフェクトタイムラプスプリセット」を搭載
【イージーモード搭載】
ボタン一つで場面に応じたベストクオリティな撮影設定
【バッテリー容量アップ】
従来比で最大38%向上(環境下による)
手のひらサイズの小さなボディに、かんたん操作でプロ級の撮影が可能となった「GoPro HERO11 Black」。旅の思い出作りがいっそう楽しくなりそうですね。
『GoPro Summer Vacation』ツアーの概要
それでは本題。
今回体験した『GoPro Summer Vacation』のプログラムについてご紹介します。
まずは「GoPro HERO11 Black」のガイダンス
Photo by Mayumi
まずは、GoPro社のMedia Relations担当・山下氏からGoProの理念、歴史、ミッション、ターゲット層など、GoProに関する基礎知識をレクチャー。
続いて、「GoPro HERO11 Black」が従来に比べてどのように進化したのか、前項で語った内容の詳細を学びました。
ちなみにこの時紹介された、GoProの人気企画「ミリオンダラーチャレンジ」(GoProで撮影した動画で賞金100万ドルを受賞者で山分けするコンテスト)で受賞した動画作品から作られたハイライトビデオ【こちら】は一見の価値あり。
使用したカメラは、今回筆者たちが使用する「GoPro HERO11 Black」。あまりの映像クオリティに度肝を抜かれます。余談ですが、その受賞者の中には日本人も4名選出。その際は一人当たり約18,000ドル(日本円で約250万円)の賞金が授与されたとのこと。夢がありますね!
※GoPro「第5回ミリオンダラーチャレンジ」結果発表リリースは⇒【こちら】
GoPro公式インフルエンサー「YASU Family」によるガイダンス
Photo by Mayumi
次のプログラムは、GoPro公式インフルエンサー“GoPro Family Member”の一人、ファミリーキャンプや家族旅行を中心に撮影旅を続けている「YASU Family」のyASU氏を講師に、具体的な事例や体験を交えた撮影テクニックや撮影ポイントを伝授いただきました。
要点をまとめると以下の通り。
・“遊び”を交えながら撮影することで、子どもの“自然な表情”が引き出せる。
・GoProは広角でピントをいちいち合わせる必要がないため、とりあえず撮っておくとか、一瞬一瞬を逃さず、すばやく撮影できる。
・普段は撮影しないようなアングルから撮影ができ、思いがけない表情が撮れる。
・子どもでも扱いやすいため、子どもに持たせると面白い映像が撮れることもある。
印象的だったのは、“自然な表情が撮れる”ということを常に強調されていたこと。
一眼レフカメラでの撮影の場合、子どもなどは特に、どこかかしこまってしまったり、表情が硬くなりがち。そんなときにはいつでもどこでもサッと撮影できるGoProはより自然な表情で思い出を残せる家族旅の強い味方のようです。
GoPro使用アクセサリーと専用アプリ
Photo by Mayumi
今回体験するアクティビティに合わせて使用したGoProアクセサリーは以下の通り。
・三脚にもできる自撮り棒「3-Way 2.0」
・口に加えて撮影できる「Bite Mount(バイトマウント)」
・水に浮いて落下防止になる「Floaty(フローティー)」
・胸に装着して撮影できる「Chesty(チェスティー)」
・水に浮いて便利なグリップ「The Handler(ハンドラー)」
よりリアルで躍動感あふれる映像がおさめられるようアクセサリーが充実しているところもGoProならではですね。
Photo by GoPro
こちらはGoProが開発した専用アプリ「Quik(クイック)」。
GoProだけでなくスマートフォンで撮影したコンテンツも対象で、自動AI機能やオリジナル楽曲搭載でかんたんにハイライトビデオが作成できたり、多彩な編集ツールで直感的に動画編集できるなど、動画編集初心者でもプロっぽくVlogが作れる優秀アプリです。
また、GoProサブスクリプションユーザーは、撮影した動画や画像が容量無制限で専用クラウドに自動アップロード。それと同時にハイライトビデオが自動生成され、「Quik」アプリに通知される仕組みも新たに搭載されました。
今回はこの「Quik」アプリを使って、旅の集大成に小浜島ツアーのハイライトビデオも作成します。
※「Quik」アプリの詳細は【こちら】をご参照ください。
撮影の舞台は沖縄八重山諸島の「小浜島」
今回のツアーの舞台は、沖縄八重山諸島の一つ、小浜島。
石垣島からフェリーで約25分、小さな離島のビーチリゾート「星野リゾート リゾナーレ小浜島」にて開催されました。
星野リゾート リゾナーレ小浜島とは
Photo by 星野リゾート リゾナーレ小浜島
今や世界に名だたるホテルチェーンを展開する「星野リゾート」。
そのリゾートホテル部門「リゾナーレ」ブランドの5番目の施設として2020年7月、グランドオープンしたのが「星野リゾート リゾナーレ小浜島」です。
国内最大級のサンゴ礁「石西礁湖(せきせいしょうこ)」やエメラルドグリーンの海、白砂のビーチにガジュマルの木など、自然豊かな環境に囲まれ、ゆったり流れる島時間、小浜島ならではのアクティビティや文化体験などを通じて、上質な滞在時間を提供する「ゆくる(ゆっくりする)エキゾチックリゾート」をコンセプトとしたビーチリゾートです。
Photo by Mayumi
広い敷地内のゲストルーム60室は全室スイートのプライベートヴィラという贅沢設計。中にはプライベートプールやサウナ、屋外ジェットバスなどを備えたよりラグジュアリー感満載のロイヤルスイートも。
八重山のご当地食材をふんだんに使った料理が自慢のビュッフェレストランやプライベート感あふれる白砂のビーチや、BBQが楽しめるビーチカフェにプールサイドで優雅な読書時間が過ごせるブックカフェ。
八重山諸島を一望できるガジュマルツリーテラスや世界有数の美しい夜空を見上げる星空ハンモック、ゴルフ好きには嬉しいゴルフコースなども隣接し、小浜島ならではのマリンアクティビティや季節のイベントなど、充実した体験施設が揃っています。
Photo by Mayumi
そんな「星野リゾート リゾナーレ小浜島」のイチオシは夏限定開催の「絶景海上ビアガーデン」。
ホテル隣接の遠浅ビーチにカラフルで“映え”る「海上カウンター席」を設置。見渡す限りの青空と海に身を置いて、海のさざ波をBGMに美味しいビールでのどを潤す、夢のようなひとときが過ごせます。
「絶景海上ビアガーデン」の詳細については【こちら】をご参照ください。
・名称:星野リゾート リゾナーレ小浜島
・住所:沖縄県八重山郡竹富町小浜2954
・地図:
・アクセス:石垣離島ターミナルより小浜港行きフェリーにて約25分、小浜港から車で約10分
・電話番号:050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)
・公式サイトURL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonarekohamajima/
『GoPro Summer Vacation』ツアー体験:アクティビティ編
今回のGoPro撮影会で体験した、盛りだくさんのアクティビティをご紹介します。
【アクティビティ体験①】夕暮れカヌー
Photo by Mayumi
ホテルから車で6分ほど離れた「トゥマールビーチ」。ここでは、夕暮れ時をねらって「夕暮れカヌー」を体験。
カヌーに乗り込むところからパドルを漕ぐ様子、そして夕陽をバックに撮影を楽しみました。
【アクティビティ体験②】「幻の島」上陸
Photo by Mayumi
ここは小浜島から西の海上約5㎞、ボートでは約20分のところに浮かぶ三日月形の島「浜島」。
周囲500mほどの白砂でできた砂州の島は、干潮時だけに現れることから、通称「幻の島」と呼ばれています。
この天国のような光景に心奪われつつ、上陸シーンから島の風景、遠浅ビーチでシュノーケリングの練習風景など撮影を楽しみました。
余談ですが、この幻の島の近海には2023年1月以来、強風に煽られて座礁した中国の貨物船が野ざらし状態でたたずんでいます。撤去作業に難航し、全面撤去までにはもうしばらくかかる見込みとのこと。美しい島の景観を乱していますが、ある意味、今だけの景色かもしれません。
【アクティビティ体験③】「お魚畑ポイント」でシュノーケリング
Photo by Mayumi
国内最大級のサンゴ礁「石西礁湖」が広がる小浜島近海。
「幻の島」からほど近くの「お魚畑ポイント」では、GoProの防水性を活かして、ハウジング無しでシュノーケリングにトライ。浮力の高いウェットスーツに身を包み、初心者でも安全安心に、かわいらしい熱帯魚やカラフルサンゴ礁の撮影に挑戦しました。
【アクティビティ体験④】早朝の海辺で「フレッシュエアストレッチ」
Photo by Mayumi
夜明け前の早朝5時半過ぎ、少し早起きして、ビーチフロントに集合。朝日を浴び、深い深呼吸で新鮮な空気を体内に取り込みながら「フレッシュエアストレッチ」を体験。
開放感あふれるビーチで、柔らかな日の光と潮風に包まれながら琉球エナジーを注入します。
GoProはビーチに三脚立てて定点撮影などを行いました。
【アクティビティ体験⑤】夜の海辺で星空ピクニック「ティンガーラナイトディナー」
Photo by Mayumi
「ティンガーラ」とは、「天の川」や「銀河」を意味する沖縄の方言。「ティンガーラナイトディナー」とは、輝く星空の下、夜の海辺でシートを広げてピクニック気分を味わう楽しい食事イベントです。
ランチBOXならぬディナーBOXに用意された多彩な沖縄郷土料理に舌鼓を打ちつつ、こぼれ落ちそうな星空の下、GoProの「ナイトフォト」モードで撮影を楽しみました。
【アクティビティ体験⑥】夜のビーチでライトペインティング
Photo by Mayumi
そして夜のビーチでは、ライトの軌跡を撮影できる「ライトペインティング」に挑戦。
使用したのは、アイドルコンサートやライブで使用されるLEDペンライトで、赤・白・青・緑とカラーチェンジできるタイプ。なるべく短くかつシンプルな単語をチョイスして、真っ暗なビーチをキャンバスに腕を大きく動かして文字を描きます。
果たして、「I LOVE(ハートマーク)こはま」と書いたのがわかりますか?
【アクティビティ体験⑦】ホテル隣接のビーチで海上ブランコ
Photo by Mayumi
ビーチに設置された“映え”抜群のカラフルブランコ。
横から撮影したり、砂浜に置いて定点撮影したり、チェスティを装着して胸の位置から撮影したりと躍動感あふれる動画撮影に挑戦しました。
『GoPro Summer Vacation』ツアー体験:Quikを使った動画編集編
さて、素材が集まったらいよいよ「Quik」アプリを使って動画編集です。
Photo by Mayumi
「Quik」アプリでは標準機能として、撮影した動画を複数選択すると、自動でハイライトビデオを作成してくれます。オリジナル楽曲のテンポに合わせて自動AIが勝手に編集してくれて、それだけでもプロっぽい仕上がりになります。
とはいえ、より細部にこだわるならば、そのハイライトビデオをベースに手動で細かく編集することも可能。指先一つでかんたん・直感的に編集できるのはQuikのすごいところです。
ちなみに、「Quik」アプリは、筆者が使用する中華系XiaomiのAndroidスマートフォンは残念ながらうまく動作せず、結局、iPadをお借りして編集にのぞみました。 Androidスマートフォンの場合、仕様によってはこのような不具合が生じることもあるようです。念のため、ご注意ください。
いよいよお披露目!「Quik」アプリで完成したサンプル動画がこちら
「Quik」アプリで1分ほどの短いハイライトビデオを作成してみました。
完成までにかけた時間は約3時間。その割には、そもそもの素材の問題で、GoProの強みであるダイナミックな動きや躍動感を活かしきれなかった感は否めないですが、少なくともその優れた機能と手軽さは体感できました。
動画から切り出せる画像もとても解像度高く、防水性、耐久性も考えたら、これ1本で旅の記録ツールは十分では……と納得しました。
あなたもGoProを使ってワンランク上のVloggerを目指そう!
今や、誰もが動画配信者になれる時代。より多くの人の目を引き、“刺さる”コンテンツにするためにはその内容とともに映像クオリティが重要です。
一から動画編集を学ばなくても、GoProを使えば簡単にプロ並みの映像が手に入ります。
ぜひGoProを使って、ワンランク上のVloggerを目指してみてはいかがですか?