こちらから以下は「365日 日本一周 絶景の旅」に載っていないスポットです。
野反湖
野反湖(のぞりこ)は群馬・長野・新潟3県の県境にある標高1,500mのダム湖ですが、周辺は高山植物の宝庫で、秋の紅葉とも相まって自然の湖のような美しさを見せています。
長野原草津口駅から野反湖行きのバスは5月1日~10月20日の運行で、山開きは6月1日になります。6月下旬頃のレンゲツツジの群生、7月中旬頃の野反キスゲの群生が特に見どころです。
他にもシラネアオイ・エゾリンド・コマクサなど300種類以上の高山植物が見られるだけでなく、秋の紅葉も美しいです。
・名称:野反湖
・住所:群馬県吾妻郡中之条町大字入山国有林223林班
・アクセス:JR長野原草津口駅から花敷温泉・野反湖行きバス(75分)(ローズクィーン交通)※野反湖行きは5月1日~10月20日の運行
・電話番号:0279-75-8814(中之条町観光協会)
・オススメの時期:初夏から初秋(高山植物)、秋(紅葉)
・公式サイトURL:http://www.nakanojo-kanko.jp/shizen/nozoriko.shtml(中之条町観光協会)
妙義山
妙義山(みょうぎさん)は日本三奇勝の1つで荒々しい岩肌と、奇岩が林立しているので有名です。幾つもの峰を持ち、標高は1,000mくらいと高くはありませんが頂上からは関東平野が見下ろせます。
足ごしらえをきちんとしておけば、鎖場も整備されているので、石門めぐりとさくらの里なら気軽に登ることができます。自然の作った巨大な石門は見る人を圧倒します。また登山上級者用には山頂縦走コースもあり、上から見る奇岩の数々は絶景というべきでしょう。
・名称:妙義山
・住所:群馬県安中市松井田町五料
・アクセス:JR高崎駅から上信電鉄下仁田駅下車タクシー25分
・電話番号:0274-70-3070 (下仁田町産業観光課・観光振興係)
・オススメの時期:4月中旬から5月上旬(桜)、秋(紅葉)
・公式サイトURL:http://www.town.shimonita.lg.jp/m04/m01/m02/
嫗仙の滝
Photo by Pixta
嫗仙の滝(おうせんのたき)は草津白根山から噴出した火砕流によってできた落差25mの滝です。硫黄で赤茶色になった岩肌を優雅に流れ落ちる滝は女性的な美しさが見られます。
滝の近くには森の巨人たち百選に選ばれたカツラの大木があります。遊歩道入り口の駐車場からは1kmほどですが、ロープを張った急斜面もあり、クマも出没するところですからクマ避けの“スズ”や足ごしらえなど装備はきちんとして行きましょう。
・名称:嫗仙の滝
・住所:群馬県吾妻郡草津町
・アクセス:JR長野原草津口駅からJRバス、バス停「草津温泉」下車4km、遊歩道入口駐車場から1km
・電話番号:0279-88-0800(草津温泉観光協会)
・公式サイトURL:https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/hiking/detail/index.php?ccd=7
谷川岳一ノ倉沢
Photo by Pixta
谷川岳の一ノ倉沢(いちのくらさわ)といえば日本3大岩壁の1つに数えられ、登山をする人にとっては憧れではあっても、遭難者が多いことでも知られ、うかつに足を踏み入れられないところです。
そんな一ノ倉沢をハイキング気分で見下ろせるのが一ノ倉沢出合です。谷川岳ロープウェイ駅からなら3km、上越線の土合からでも4km歩けば着きます。マイカー規制があるので一般車は入れませんが駐車場もあり、トイレもあるところから、凄い絶景が見られます。
歩行困難な人や子供連れ用には乗り合いバスもあり、バスで一ノ倉沢出合まで来ることもできるのですから、残雪や紅葉の季節には訪れたいところです。
・名称:谷川岳一ノ倉沢
・住所:群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽 湯吹山国有林
・アクセス:JR上越線土合駅から徒歩約1時間/上越新幹線上毛高原駅および上越線水上駅から関越交通バス、バス停「谷川岳ロープウェイ駅」下車徒歩約40分
・電話番号:0278-62-0401(みなかみ町観光協会)
・オススメの時期:初夏(新緑・残雪)、秋(紅葉)
・公式サイトURL:http://www.enjoy-minakami.jp/
まとめ
群馬県には白根山の湯釜という絶景があるのですが、白根山は活火山のため火口周辺警報が出ると見に行くことができません。昨今は警報がずっと出ていて、早く静まって欲しいものだと思います。