半年ほどで日本縦断しようと思っていたものの、鹿児島県にどっぷりハマり込んで3週間ほど滞在していたひぐです。
6月、鹿児島県をようやく脱出してやってきたのはチキン南蛮発祥の地、宮崎県!チキン南蛮が好きすぎて、宮崎に滞在していた5日中の5日間すべてチキン南蛮を食べていました。(個人的にはクレイトンハウスがイチオシです。)
変わり種のタルタルソースが楽しめますphoto by Yuki Higuchi
宮崎の中でも今回ご紹介するのは宮崎市内から北へ車で1時間ほどの場所にある、都農町。人口はおよそ10,000人。
photo by Yuki Higuchi
生まれ故郷でもなかったこの場所に、東京でのキャリアを飛び出して新しい挑戦に向き合っている方がいます。
今回インタビューさせていただくのは、まちづくり界隈で有名なUDS代表を歴任したことのある、中川敬文さんです。
安定した東京でのキャリアを辞めて、都農に来るという選択をしたワケや、これからの都農でのチャレンジを伺いました。
見出し
photo by Yuki Higuchi
関西へ進学、就職で東京へ…都農に至るまでのキャリア
photo by Yuki Higuchi
ひぐ
中川さん
大学を卒業してからは株式会社ポーラに就職、その後はコンサルティング会社へと転職しました。その経験を経て、UDS株式会社では最終的に社長として経営もしました。
ひぐ
中川さん
ひぐ
photo by イツノマ
中川さん
煌びやかな東京、豊かな暮らしの上越市
photo by Yuki Higuchi
ひぐ
中川さん
ひぐ
中川さん
でも、新潟の上越市に商業施設をつくるというプロジェクトで行ってみると、その感覚はまったく当たり前じゃないわけです。そこに惹かれまして。
ひぐ
photo by Yuki Higuchi
中川さん
ところが、上越市に行くと、そこでは東京の話をする人はいっさいいなくて、でも豊かだなって思ったんです。
ひぐ
中川さん
でも、上越市では定時であがり、作業着を着たまま飲みに行く。給料は少ないけど、みんな楽しそうでしたね。
ひぐ
中川さん
自分のワクワクに従うだけ
photo by Yuki Higuchi
ひぐ
中川さん
ひぐ
中川さん
ワクワクしているかって本人にしか分からないことですが、強いていうなら鼓動が少し早くなる感覚でしょうか。最後にはそれを頼りにしています。
やりたいことを見つめるために
ひぐ
中川さん
今はnoteに発信の場所を移しています。photo by Yuki Higuchi
中川さん
ひぐ
中川さん
“自分がおもしろいと思うこと”はどのように見極めていますか?
ひぐ
中川さん
ひぐ
中川さん
多様な生き方を実現する町づくり
ひぐ
中川さん
今年は高卒で新卒の新入社員が入社photo by Yuki Higuchi
ひぐ
中川さん
その一環として中卒でも自分で仕事をつくることができる、起動人の育成にも力を入れています。
ひぐ
中川さん
私はいま55歳で、人生の折り返し地点だと思っています。同世代は今までの経験を活かしてコンサルをしていたり、取締役になっている人も少なくありません。でも、死ぬ時に人生のピークを迎えようと思った時に、今までの貯金の切り崩しではなく、もっと楽しさを更新していきたいんです。
ひぐ
photo by yuki higuchi
中川さん
チャレンジを続ける大人はカッコいい
photo by イツノマ
僕の”お父さん世代”である中川さん。前職での活躍に甘んじることなく、日々自分の可能性を信じながら、新しい挑戦をし続けている姿がとても印象的でした。
そんな中川さんやイツノマのメンバーが、これから挑む取り組みが「トレーラーホテルプロジェクト」です。
photo by イツノマ
使われなくなったトレーラーハウスを活用することで、都農をもっと盛り上げるキッカケとなるプライベートルームをつくろうというこの取り組み。クラウドファンディングも始まり、ホステルALAの宿泊券やBBQチケットのリターンも用意されているので、こちらをチェックしてみてください!
そして、中川さんが旅人に送ったメッセージは「Giveができる旅人であって欲しい」ということ。
photo by Yuki Higuchi
観光地に行って、現地を消費するのではなく、旅先で何を還元できるのか。そんな視点を持ちながら色んな土地を僕も巡っていきたいと思いました。
そしてこれからの時代、旅のスタイルとして”与えられる旅”から、”お互いに影響を与え合う旅”になっていく予感も肌で感じることができました。
さて、ひぐの出会い旅、引き続き色んな出会いを楽しみに巡ります!