南十字星の左上にはダイヤモンド十字、その左にはニセ十字がいます。くれぐれも、お間違えのないように!
では、もっと広い空でも南十字星はわかりますか?
Photo by Funahashi Hironori
今までと並びが違いますね。地球は天の南極を中心に自転しているので、季節や時間により並びが変わります。
これで、どんな感じに南十字星が見えるか、雰囲気をつかんでいただいたと思います。
私が所属している天文同好会「岡山アストロクラブ」(略称:OAC)の会報 第25号(PDF)のP2~P4に私が記載した少し詳しい解説がありますので、ご覧ください。
おすすめiPhone用アプリ アストロアーツ社「iステラ」
プラネタリウムみたいな写真が撮りたい!美しい星空を撮影するためのアイテム20選でご紹介したAstroArts(アストロアーツ)の「19.AstroArts iPhone・iPod touch用モバイルプラネタリウム iステラ」です。
この画面では、2016年5月14日午後11時のニュージーランドのテカポでシミレーションしてみました。(場所をテカポ周辺、時刻を日本時間+3時間に指定)南南西の上の方に南十字星が見えています。
つまり、この時刻にテカポでこのアプリを起動させて、「タイムゾーン」と「コンパス連動」を設定して、 iPhoneを南南西の空に向けると同じような画面が表示されます。
(iPhoneのGPS機能、電子コンパス機能を利用することにより、iPhoneを空に向けるとその方向の星空や星座を画面に表示してくれる便利な機能があります。)
詳細な仕様・動作条件・ダウンロードは、こちらでご確認ください。なお、このアプリは有料(2016年5月現在で1,080円)です。
まとめ
アストロアーツ社「iステラ」は、とても便利です。もちろん日本国内でも使えますので、外国への旅や世界一周の旅に使ってください。旅のお供になります。
南半球では南十字星が見えますので、記載しました南十字星探し方をご覧になって、南十字星を探してみてください。iPhoneで「iステラ」を併用すると更に分かりやすくなります。
また、日本国内でも沖縄や小笠原でも南十字星を見ることができます。