ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

ウマワカの町に行くまでの景色が素晴らしい

私はサルタから直行バスでウマワカまで行きました。フフイを過ぎ、ウマワカ渓谷に入ったあたりから、周囲の景色がウマワカ渓谷独特のものに。バスでうとうとしていて、気づいたら壮大な景色になっていたので、思わず眠気も吹き飛びました。

サルタ-ウマワカ間はBalutというバス会社を利用したのですが、2階建てのセミカマで快適です。そしてこのバス、2階の前方はオール窓です。

私は運良く前日の予約で、この2階の一番前の席に座ることができました。小田急ロマンスカーなら発売と同時に売り切れる席ですよね。ただでさえ絶景なのに、この特等席からウマワカ渓谷を楽しむことができ、とても幸せでした。

 

手作りの民芸品がかわいい

ウマワカの町はウマワカ渓谷最大の町ですが、中心地は約500m四方の中におさまっています。メイン通りや広場には民芸品屋さんが並んでいて、アルパカやリャマのセーター等、特産品のニット製品がたくさんあります。

カラフルなニットは、見ているだけで心がウキウキしてきます。中にはおばあさんが店番をしながら手編みしているお店もありました。

標高が高いため、ウマワカ渓谷は朝晩が少し冷えます。現地で買ったセーターやポンチョをさっそく着るのも、旅の楽しみですよね。

 

ウマワカの町への行き方

All photo by ほさかまき

ウマワカに行く方法は3つあります。いずれもバスです。

1つめは、アルゼンチンのサルタからフフイを通って北上するパターン。この場合は標高約1190mから標高約2936mまで移動するため、高山病に気をつけてください。2つめにあるように、ここからボリビアに抜けることもできます。

2つめは、ボリビアから南下するパターン。ボリビアのビジャソンからアルゼンチンのラ・キアカに陸路で国境を越えて、そこから南下します。単なる移動経路としてだけでなく、ウマワカ渓谷の絶景を見ながら移動できるのがとても魅力的です。

3つめは、チリのサンペドロ・デ・アタカマから東に進むパターン。人気路線のため、夏は早めにバスを予約した方がいいそうです。

 

最後に

ウマワカ渓谷は日本人にはあまり有名ではありませんが、アルゼンチンでは有数の観光地のため、アルゼンチン人の観光客にたくさん会いました。

日本から遠く離れた南米に行く際には、是非あなたもこの素晴らしい景色を自分の目で見てみてください。

\オトナフォトジェンヌほさかまきの世界一周連載はこちらから!/

ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

RELATED

関連記事