ライター
中 美砂希 心配性でも世界一周

大学卒業後7年半神戸の旅館で勤めたあと、世界一周のために退職。枕が変わると寝れない・方向音痴・語学ができない・とにかく心配性の自分でも世界一周ができることを証明するため、9ヶ月の旅に出発。お気に入りの国はクロアチア。沖縄の離島とピアノが好き。

兵庫でユニークなデートをする

「明石海峡大橋ブリッジワールド」で絶叫散歩

photo by PIXTA
兵庫県と淡路島を結ぶ世界最長の吊り橋、明石海峡大橋では300mの主塔の上まで登ることができる見学ツアー「ブリッジワールド」なんて、ワクワクするような体験ができちゃいます。

まずは、橋の科学館にて建設に携わった方より橋の成り立ちについて詳しく教えてもらってから主塔に向かいます。約300mからのな360°の大パノラマは、まるで空を飛んでいるみたい!しかしながら、高所恐怖症の方は要注意かもしれないので悪しからず……。

■詳細情報
・名称:明石海峡大橋ブリッジワールド
・住所(集合場所):神戸市垂水区東舞子町4-114
・アクセス:JR神戸線「舞子駅」より徒歩約5分
・定休日:4月~11月:月曜日、12月、1月:全休、2月、3月:土・日曜日及び祝日
・電話番号:078-784-3396 (事務局)
・参加料金:大人3,000円
・所要時間:約2時間40分
・公式サイトURL:https://www.jb-honshi.co.jp/bridgeworld/index.html#

世界で唯一のコーヒー博物館「UCCコーヒー博物館」でコーヒー三昧の一日

photo by Tomoaki Eto
昔からカフェ文化が盛んだった神戸の街。ポートピア博覧会時のパビリオンを受け継いだUCCコーヒー博物館では試飲はもちろん、コーヒー党にはたまらないマニアックな展示があります。

館内のクイズに全問正解してコーヒー博士に認定されると一年間無料で入館できるシステムがとてもユニーク。

■詳細情報
・名称:UCCコーヒー博物館
・住所:兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目6-2
・アクセス:新神戸交通ポートライナー「南公園」駅徒歩1分
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌日)・年末年始
・電話番号:078-302-8880
・料金:大人300円
・公式サイトURL:https://www.ucc.co.jp/index.html

入ってびっくり。「ヒポポパパ」の○○がすごい!

海が目の前にあってデートにぴったりなカフェレストラン。お天気のいい日だとそれだけでテンション上がっちゃいそうですが、海の景色ではなくこちらのお店、ある場所があっと驚くようなことで有名なのです。

男性の方にぜひデートで使ってもらいたい場所です。サプライズにオススメですよ!なのであえてどんな場所なのか写真は載せていません。

■詳細情報
・名称:ヒポポパパ
・住所:兵庫県明石市松江57-1
・アクセス:林崎松江海岸駅から382m
・営業時間:10:00~22:00
・定休日:年中無休
・電話番号:078-923-0238
・公式サイトURL:https://tabelog.com/hyogo/A2804/A280401/28005290/

他に、兵庫でデートするならこんな体験

・ペンギンがいるカフェ「バランタイン」で笑顔になる
・トアロードで古着屋さんめぐり。お気に入りの1着を探したい
・彼氏は挑戦してみる?新年の運試しに「西宮神社」で服男を狙う!
・「太陽公園」で世界の遺跡に出会う!?
・廃墟好きにはたまらない場所「神子畑選鉱場跡
・明石海峡大橋を目の前に「絶景スタバ」デート。隣接してる観覧車にも乗りたい!
・何かパワーを感じるかも?「生石神社」で浮いている石を拝みに行く
・目の前に絶景!?「うずしおクルーズ
・「神鍋公園」でパラグライダー体験
・ランドマーク・ポートタワーの中の「メリケン食堂」でレトロなランチ
・コンバースの聖地「柿本商店」でお気に入りの一足を探す
・難易度高め!淡路島で「玉ねぎのUFOキャッチャー」に挑戦
・高架下の「エンタス」で新しい縁を作る

兵庫の夜を観光する

丹波市にある「内尾神社のヒメボタル」の美しさにため息を漏らす

photo by PIXTA
目にすることが少なくなってきたホタルですが、豊かな自然が残る兵庫県丹波市では、6月中旬から7月上旬にかけてヒメボタルの放つ儚い光を目にすることができるのです。

2秒ぐらい光って飛ぶゲンジボタルとは違い、ヒメボタルの輝きはとても弱く点滅しながら飛ぶため、儚さが際立ちます。神社を背景に飛ぶ姿も幻想的だと、全国のフォトグラファーからも人気の撮影スポットです。このような風情ある光景をずっと見ることができるように、マナーを守って鑑賞したいですね。

期間限定で鑑賞ツアーも開催されているので、大好きなあの子をデートに誘ってとっておきの夜を過ごしてみては?

■詳細情報
・名称:内尾神社
・住所:兵庫県丹波市氷上町三原13
・アクセス:石生駅からタクシーで20分
・電話番号:0795-82-0803
・オススメの時期:6月中旬〜7月上旬

これを見ずには帰れない「六甲山摩耶の夜景」

photo by PIXTA
北海道の函館山、長崎県の稲佐山と合わせて日本三大夜景の一つとして数えられている、摩耶山の夜景。空気が澄んでいる冬場であれば大阪方面や関西空港まで見渡すことができ、暖かさのある明るい光は1000万ドルの夜景と言われています。もちろんデートスポットとしても大人気です。

一番人気があるのが摩耶山の掬星台。名前には「星が手で掬(すく)えそうなほど身近に見える展望台」という意味が込められており、その名の通り、満天の星に今にも手が届きそうなぐらい煌めく世界が目の前に広がっています。

六甲山や摩耶山には掬星台以外にも夜景スポットが多く点在しているので、独自の穴場スポットを持ち合わせている人も多いです。

■詳細情報
・名称:摩耶山 掬星台
・住所:神戸市灘区摩耶山町2-2
・アクセス:まやビューライン(ケーブル・ロープウェイ)「星の駅」下車すぐ
・営業時間:<摩耶ケーブル・ロープウェー>平日10:00(始発)~17:30(終発)、土日祝10:00(始発)~20:50(終発)
・定休日:まやビューラインは火曜日 (火曜が祝日の場合、翌日定休日)
・電話番号:078-861-2998 (星の駅)
・料金:無料
・公式サイトURL:https://koberope.jp/

期間限定「白毫寺九尺ふじ」のライトアップを見逃さないで

約1300年の歴史がある白毫寺。5月になるとそれはもう見事な「九尺藤」が全長120m、幅9mに渡り咲き乱れ多くの観光客を魅了しています。藤の房は長くて150㎝ほど。

毎年見頃の時期にライトアップされており、まるで藤の花が空から降ってくるかのような光景にため息が溢れるばかりです。藤以外にも色とりどりの花が咲いているのでこちらも見応えあり。

■詳細情報
・名称:白毫寺
・住所:兵庫県丹波市市島町白毫寺709
・アクセス:JR福知山線「市島駅」下車。タクシーで8分
・営業時間:8:00〜~17:00
・定休日:無休
・電話番号:0795-85-0259
・オススメの時期:5月GWから中旬にかけて開花
・公式サイトURL:http://www.byakugouji.jp/

他に、兵庫の夜を楽しむ方法

・来年も開催してほしい!「SANDAスカイランタンプロジェクト」で祈りを込める
・ロマンチックな夜景を見るならここ「伊丹スカイパーク
・毎年テーマが違う「神戸ルミナリエ」で来年も開催されるよう募金する
・兵庫にもあった工場夜景「ダイセル化学工業」の夜景
・「万葉倶楽部」で神戸のハーバー夜景を見ながら足湯に浸かる
・ジャイアントパンダもいいけれど、「王子動物園」の夜桜も必見
・意外と穴場、「神戸フルーツフラワーパーク」のライトアップ
・神秘的な時間が楽しめる「新西宮ヨットハーバー」の夜景

兵庫の温泉でゆったりする

太閤秀吉も入った日本三古泉「有馬温泉」。美肌効果がある金泉は3回入りたい

 

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めちゃくちゃ王道ですみません。元従業員としてどうしても入れたかったので多めに見てください!有馬温泉の泉質の特徴は鉄を多く含んだ赤褐色の「金泉」と炭酸泉とラジウム泉の混合「銀泉」。金泉には保湿効果があるので女性に人気です。

働いていた「有馬グランドホテル」の自慢は9階にある展望露天風呂。大パノラマが広がる大浴苑からは時には雲海が見えることも。朝は5時半から夜は0時半まで開いておりパウダールームがとても広いのも魅力です。

木漏れ日が差し込む広場で丹波の黒豆茶を一口飲んでほっこり。あぁ、社員旅行で行けないだろうか。

■詳細情報
・名称:有馬グランドホテル
・住所:兵庫県神戸市北区有馬町1304-1
・アクセス:有馬温泉駅から無料シャトルバス
・営業時間:チェックイン:14:30〜、チェックアウト:11:00
・定休日:不定休
・電話番号:078-903-5489
・料金:平日日帰り3,650円〜
・公式サイトURL:https://www.arima-gh.jp/

「城崎温泉」で外湯めぐりをゆるりと満喫する

photo by PIXTA
城崎温泉の魅力は、何と言っても外湯巡り。7箇所の外湯を全部巡りたい方に向けて、全ての外湯巡りができるチケット「1日ぐるっと入り放題外湯めぐり券」が1,200円で販売されているので、コンプリート目指して存分に温まりましょう。

個人的にオススメの宿は「西村屋招月庭」。名前の通り「月を招く庭」がコンセプトになっているため、館内のあちこちに月やウサギが描かれていて、かぐや姫の世界にいるかのような気分になってしまいます。

冬の時期のカニ料理は、他の場所のカニは食べられないぐらい魅了されてしまいますよ!

■詳細情報
・名称:西村屋ホテル招月庭
・住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島1016-2
・アクセス:JR城崎温泉駅前から無料送迎バス利用
・営業時間:チェックイン:15:00〜、チェックアウト:10:00
・定休日:不定休
・電話番号:0796-32-4895
・公式サイトURL:http://www.nishimuraya.ne.jp/shogetsu/

有馬は高級旅館だけじゃない!オシャレなゲストハウスに宿泊する

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2018年にオープンしたばかりのゲストハウス。有馬温泉は高級なイメージが根強くあり、なかなか手が出せない人も多いとよく聞いていましたが、おしゃれなゲストハウスができたことで気軽に訪れる人が増えるといいなぁと思っています。

レトロな町内にもほど近く、昼間はカフェ、夜はバーになっています。朝食に出てくるクロワッサンがとてつもなくサクサクで美味しいので朝から幸せな気分に。有馬温泉への旅行の計画を立てるときは、ぜひ利用してください!

■詳細情報
・名称:Brücke ARIMA Kobe
・住所:兵庫県,神戸市北区有馬町405−2
・アクセス:有馬温泉駅から徒歩15分
・営業時間:チェックイン:15:00〜22:00、チェックアウト:6:00〜10:00
・電話番号:078-904-0066
・料金:ドミトリー4,000円〜
・公式サイトURL:https://www.bruecke.jp/jpn

 

その他、兵庫のおすすめ温泉

・美人の湯として名高い「湯村温泉」で熱湯でカニを茹でる光景を見たい
・秘湯を満喫できるかも?都会からのアクセスが良い「武田尾温泉」で紅葉も楽しむ
・「香住温泉」でカニ料理のフルコースを食べる
・日本最初のサイダー「有馬サイダー」をお風呂上がりに飲み干す
・3秒で溶ける!?なま炭酸せんべいを試食してみる

最後に

長時間お付き合いいただきありがとうございました。兵庫県の人なら「これ知っとー!」と思った項目がきっとあったのではないでしょうか。そして、記事制作にあたりご協力いただいたみなさま本当にありがとうございました……!

この記事を書いてるだけで一気に兵庫が恋しくなってきてしまいました。関東にいると、大阪、京都には行ったことあるけど兵庫はないな、という声をしばしば聞くのでこの記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです!

ライター
中 美砂希 心配性でも世界一周

大学卒業後7年半神戸の旅館で勤めたあと、世界一周のために退職。枕が変わると寝れない・方向音痴・語学ができない・とにかく心配性の自分でも世界一周ができることを証明するため、9ヶ月の旅に出発。お気に入りの国はクロアチア。沖縄の離島とピアノが好き。

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