実は…「知らないって言ったら失礼。」とかいう謎理論がインド人の倫理観にはあるそうです(笑)。
そのため、道がわからなければ考えることもなくわけのわからん方向を指さすのです。考えていないゆえの即答。まぎらわしいわ!!
こっち!こっちだってば!!
インドで道に迷ったとき第二弾。
「○○どこ?」と質問した相手が詐欺師や悪人だった場合、異常なほど情熱的に「こっち!こっちだってば!!」と無理やりにどこかへ連れて行こうとします。
こっちは道を聞いているだけで、一緒に行くなんて言ってないんだけど。そこで、「いいよ。道だけ教えて。」なんて言ったら、「ああ!?俺の好意を無駄にするのか?」なんて怒られたりします。
このタイプは本当にやっかいなので、話しかけてしまったら、とっとと逃げましょう。
普段は10万円もするのが、3万円!!
「タージマハルへのチケットを手配してやる!」とか「ガンジス河へのチケットを手配してやる!」なんて言って、近づいてくる詐欺師がインドには結構いるんですが…こいつらは一発で嘘をついているとわかります(笑)。
ありえない金額を請求してきて、ありえない値引きをしてくるからです。
「普段は10万円のチケットが、今日だけ3万円!」みたいな感じで、言ってくるのですが…さすがにインドの観光地で10万円はありえませんよね。
お得感を演出したい気持ちはわかりますが、どうやら彼らの辞書に「やりすぎ」という文字はないようです(笑)それに…割引されても十分高いわ!!
まとめ
インド人の魅力の一つに「わかりやすさ」があります。あいつら、詐欺師でも悪人でも、壊滅的に嘘が下手なんです(笑)。
騙そうと必死になりすぎて逆に怪しかったり、相手が思い通りに動いてくれないといきなり怒りだしたり、とにかく極端です。
そこが、けっこうかわいらしかったりするのです。まぁ、ひげ面のおっさん共なんですけど。
インドでは、騙されることもそりゃあもう多いですが、嘘を見破ることも多いです。だから、「ああ、このインド人嘘ついてるなぁ。」と気づいたら、必死な姿を冷ややかに見守るのも、すごく楽しいですよ(ニヤリ)